AI全盛期に特殊清掃や遺品整理はアナログな仕事です

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

金曜日~日曜日は東京国際仏教塾の「曹洞宗体験コース」で東京へ行ってきました。

町田市の東向山 簗田寺という寛永6年(1629年)に建立された歴史あるお寺です。

お寺にはクーラーが設置されていないということで当日は35℃と熱中症の心配もありましたが、水分補給をしっかりしながら扇風機と自然の風で過ごしました。

普段クーラーに慣れた身体も座禅中に「暑いときに吹く風がありがたい」と思える自然環境が「本来の人間のあるべき姿なのだろう」などと感じながらの1泊2日の修行体験をさせていただきました。

町田市のなかでも林に囲まれているので清涼な空気感で過ごしやすい印象でした


AI全盛期にアナログへ

改めて「僧侶」は仏教はもちろん幅広く様々な勉強が必要で、暗記、記憶、習得しないといけないことが膨大なかなり大変な職業です。

AIの発達により「記憶はしなくてはいい」という時代になってきていますが、仏教では儀式や儀礼など(AI任せには出来ないので)身体で覚えていかないといけない”実践の哲学”です。

最近特に思いますが、AI革命によって人間はどんどん退化(バカに)させられている気がします。

なんでも便利性や効率性を求めているといつか人間は大きな”しっぺ返し”を食らうことになるでしょう。

とはいえ「進んだ文明を退化させることは無理」なことは過去の人類の歴史を見てもお分かりの事と思います。

AIを全否定することは出来ませんし、しませんがそういった「正解を求める時代」には「より人間らしく生きるためには?」という「正解のない問いを哲学的思考することが必要になってきているのではないかと思っています。

わかりにくい言葉で申し訳ないです。

そういった”人間らしさが必要な職業”が生き残っていくのではないかと考えております。

簗田寺の正面の門(山門ではないそうです)


日本はグローバル化が進んでも良いことはない

グローバル化によって「地球を均一化したい」と考えているごく一部の支配者階級が文化破壊をしているのだと最近は感じるようになりました。

世界が画一化すると商売がしやすくなるからです。

しかし、言語や文化や慣習があると画一化が難しくなります。

その破壊したい最たるものは日本では「仏教」や「神道」などの「宗教」「宗教観」です。

仏教伝来から日本は文化も技術も学問も医学も・・・様々なことがが飛躍的に向上しました。

現在の日本人の根底にある精神性も仏教が育んできました。

ところが、戦後80年経ち、良き伝統が破壊されグローバル化してきたことによってどうなりましたか?

「自分さえ、今だけ良ければいい」

「ご先祖様のことは顧みない」

「子孫のことはどうでもいい」

という考えの政治家、経済人、一般人が増え、目先のことしか考えない日本人が増えてきました。

現状は哀しいことに言うまでもありませんね・・・。

今回は腰痛のため椅子に座っての「椅子禅」でした。一般の方は体調に配慮して坐禅することも可能だそうです


高幡不動尊と円仁

話は前後しますが修行前の金曜日は町田市の隣の日野市見学をしてきました。

まずは「関東三大不動」の高幡山 明王院 金剛寺に参拝。

立派な五重の塔、維持するのも大変ですね

草庵は大宝年間(701年)以前ともいわれております。

慈覚大師 円仁が清和天皇の勅願によって東関鎮護の霊場として定めて不動明王を安置したそうです。

「丈六不動三尊」~古来日本一の不動三尊も拝観


「円仁(えんにん)」って聞いたことありますか?

天台宗開祖・最澄の弟子で天台宗の基礎を固め日本で初めて「大師」号を贈られた凄い高僧です。

遣唐使(短期留学生)として入唐してから約九年間(帰国期間を過ぎても結果として不法滞在していたそうです)、本場の仏教や密教を学びその時の命懸けの旅の様子を記した日記は「入唐求法巡礼行記」で『世界三大旅行記』の一つに数えられています。(一言で終わらせてはいけないのですが興味があれば調べてみてください。)

参考までに他の2つは「大唐西域記:玄奘三蔵」、「東方見聞録:マルコポーロ」ですが「入唐求法巡礼行記」は他の二著に比べると圧倒的に知名度が低いと思います。

命懸けで仏教を学ぶ、伝えるという過去の高僧たちを知ると胸が熱くなります。

そして「なんでこんな大切なことを知らなかったのか!」と過去の自分を殴りたくなります。

仏教の教えの象徴で「法輪」または「輪宝」(サンスクリット語でダーマチャクラ)で八本のスポークは「八正道」を表す


仏足石

「御佛足石」↑と言って古代インドでは仏像を直接作らない習慣があり、身代わりとして大切に拝まれていた時代がありました。

現代でもインド仏教徒は僧侶の足元にひれ伏して「あなたが歩んできた足(人生)を敬います」という意味で挨拶をします。


高幡不動院は土方歳三の菩提寺

こちらの寺院の敷地内に新選組副長・土方歳三の銅像が立っています。

日野市は「土方歳三が生まれ育った街」ということで新撰組関連の観光地として盛り上がっているのかと思っていましたが、それほどでもなかったですw

新選組や土方歳三について詳細は記載しませんが実際イケメンとして有名ですが、この銅像もイケメンですね。


「新選組ふるさと歴史館」と「日野宿本陣」

高幡不動駅から電車で移動して、日野駅から徒歩10分ほどで「新選組ふるさと歴史館」に到着しますが、坂道だったのでタクシーに乗れば良かったと後悔。

こちらも資料数はそれほど多くはないですし、内部の写真撮影NGでした。

NGにするほどの展示物も残念ながらありません。

わざわざ足を運ばないといけない場所にあるので、も~う少し展示物など頑張っていただきたいものです。

土方歳三は北海道函館市とも縁がありますよね

「日野宿本陣」は歴史館から徒歩10分ほどの位置にあり共通入場券を買えば100円お得です。

江戸時代、参勤交代のときに大名が泊まる宿として利用されていたので建物は立派です。

土方歳三の義兄・従兄・支援者として知られる佐藤彦五郎の旧宅です。

無料のボランティアガイドさんの説明もよかったです


8月の予定

8月は中旬までぼちぼちを予定が埋まってきましたが下旬はまだ予定に若干の余裕がございます。

お早目にご相談いただければ幸いですが、急なことも当然ございますがお気軽にご連絡ください。

相談自体は無料です。

リライブルでは珍しく今年のお盆休みは8日~11日の4日間しか取っていませんがこの時は動けませんので予めご了承ください。

今回も特殊清掃のお話ではありませんがお付き合いいただきありがとうございました。

皆さまの今日がおだやかでやさしき時間と共にありますように

合掌


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