不用品のトラック積み放題パックで逮捕者!〜安い業者は大丈夫!?

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

ここ最近は「消臭に関するブログを読んで連絡しました」とか「トラックパックではない業者さんできちんとした遺品整理会社さんを探していました」など嬉しいお言葉を頂きます。

また、見積依頼後に改めて弊社のブログを読んでくれる方も多く、「他社さんより若干金額は高いけど、ブログを読んてしっかりしていることが分かったので御社にお任せしたい」と言って頂くこともあり大変ありがたく感じております。

つたない文章ですが、今年の1月1日から毎日更新するようにしていますので、お時間があればお付き合いください。


「トラック積み放題パック」や「無料不用品回収」に注意!

先日のブログでも少し記載しましたが、東海地方の「トラック積み放題パック」の業者が恐喝の容疑で逮捕されました。

【令和4年1月13日/Yahooニュースより】

「ネット広告と違う」不用品回収トラブルの相談増加、逮捕者も 40万円支払った女性は(メ〜テレ(名古屋テレビ)) – Yahoo!ニュース


不用品処分、不用品回収は違法業者の温床

なぜこんなにも不用品回収業者が増えたのかというと、「特に許認可が不要、資格が不要、資本金も少なくても独立起業OK」ということで行う人が増えました。

実際には集客力、営業力が無いと続けて行くことは難しいので、起業は簡単ですがすぐに廃業(倒産する規模でもない)する人は多いです。

参入が簡単ということは、ライバルも多いということです。

この業界あるあるですが、「安易に考えて起業している人が多い」ので正直、経営者・個人事業主としての「質」も良くはないです。

だから、「格安」とか「他社の見積より安くします」という無謀な経営手法に走り、違法業者が現れては消えていくのです・・・。

集客サイト(くらしのマーケットに代表されるポータルサイト)に依存している業者も紹介料が20%取られるので、少ない利益から更に取られるのでジリ貧になります。

悪いことでもしないと割が合わない業者が大半だと思いますよ。

モノ余り日本

また業者が増えた背景には、日本ではモノが溢れ、不要なモノでも購入し、すぐに捨てるのに抵抗がなくなりました。

「ダイソー」などの100均や「ユニクロ」に代表されるファストファッションが隆盛したせいもあり、「安いから捨てても勿体なくない」という風潮になりました。

「Amazon」や「楽天」などのネット通販や、「ヤフオク」、「メルカリ」などの中古市場が隆盛したことも重なって、日本中に不用品が溢れる状況となっています。

小さいモノであれば、簡単に捨てることが出来ますが、大きい物や重たい物は捨てるのに一苦労します。

そこで、便利に回収してくれる不用品回収業者が増えだしたのです。

でもその業者、大丈夫?

しかし、法律的には家庭から搬出される不用品は一般廃棄物収集運搬許可(一廃許可)が必要です。

ですからこの一廃許可を持たない業者がお金を貰って自社の車に積んでいく方式の「不用品回収業者」と名乗る自体が違法となります。

一廃許可を取れば問題ない?

過疎地では、取得条件を満たし、申請を出せば取得できる自治体もありますが、大都市では既存の業者意外には取らせない、取りにくいという地域があります。

札幌市では絶対に民間業者にこの許可を出すつもりはないと聞いています。

誰でも彼でも許可を出すと統率が取れないということも考えられますから致し方ない面がありますが、時代のニーズにあっていないと思います。

福岡市など「遺品整理限定」で一廃許可を出している地域もありますが、全国的に見ても限定的でそれほど多くはありません。

また、一廃許可は地方自治体ごとに取得する必要があるため、北海道で言うと札幌市、江別市、石狩市、小樽市・・・と全ての市町村から許可を受けるのは、大変過ぎて現実的ではありません。

地元への貢献度が高い、資本が充実している、社歴が長い、知名度が高いなど信用度が高い場合は許可が下りやすくなるでしょうが、小規模の民間業者には一廃許可取得のハードルは相当高いでしょう。

北海道では十勝方面は比較的取得しやすいようですが、道央圏を商圏とする弊社の場合はあまり意味がありません。

一廃許可を持つ業者さんと連携して廃棄!

リライブルの場合は、各市町村の一廃許可業者さんと連携し、各地方自体の収集ルールに則って梱包、搬出、廃棄を行っておりますのでご安心下さい。

基本的には車両に「〇〇市 一廃許可 〇号」などが記載されていない車に廃棄品を積んではいけないのです。

以下の写真は一部ですが、各地方自治体の業者さんと連携している証拠です。

※買取品を自社トラックに積むことは違法ではありません。(あくまでも不用品の場合です)

「トラック積み放題パック」を行っている業者ではこの許可ナンバーはないはずです。

余談ですが、似たような許可に産業廃棄物収集運搬事業許可(サンパイ)がありますが、これは経済活動で排出されるゴミなので、基本的には家庭ごみとは許可が違います。

また、産廃は北海道知事が承認するので一カ所で申請すれば道内で使用出来ます。

ですから、北海道全域トラック積み放題パックをうたっている業者は、産廃を口実にして回収する”100%違法業者”です。

そして、法律を知らない無知ということをさらしている恐ろしい業者です。


経営者の顔写真がホームページで掲載されているか?

大抵、こういった運営会社は代表者名、顔写真は掲載していないことが大半です。

皆さんも不用品回収を依頼しようと思った時は、最低でも会社概要欄で代表者の顔写真が掲載されているかどうかを判断基準の一つにしてみてください。

ホームページ自体はおしゃれで誠実そうに見えても、怪しい会社はたくさんあります!

もし顔写真が掲載されていたとしても、胡散臭い顔の経営者はやっぱり胡散臭いという直感は信じていいと思います。


・制服が揃っていない
・社名が入っていない
・総じて身だしなみに気を配っていない
・言葉遣いが悪い
・初見でタメ口、敬語が使えない
・車がボロボロで汚い、車内が汚い
・見積書がない、契約書がない、書類がない
・名刺がない

・・・質の悪い業者の例です。

消費生活センターに訴えて!

遺品整理にしても、ゴミ部屋の片づけにしても、残置物撤去でも「安いから」、「早いから」という理由でトラックパックを行っている業者さんに依頼するのは止めてください。

トラブルになっても泣き寝入りすることのほうが多く、今回のように悪徳な場合はニュースで報じられますが、裁判をしたり弁護士を雇うには微妙な金額を突いてきます。

弊社でも時折、「騙された」「ブログで啓蒙して下さい」というお声も多数頂きます。

もし、被害に遭われた方は消費生活センター経由で警察に訴えられるように必ず名刺や見積書、領収書など証拠になる物をもらいましょう。

名刺もないような業者は社名だけでも最低覚えておきましょうね!

社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。



遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業

ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。

・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。

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