【5話】北海道の特殊清掃会社社長、佐々井秀嶺上人の元で得度する

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

前回のブログの続きで5回目です。

現場のお話ではないのですがお付き合い下さい。

ついに「得度式」に臨みます!


10月19日(月)〜6日目(後編)

得度式に臨む!

日本人向け得度式は10時開始予定だったのですが、個人参加の方の到着が遅れているということで10時30分からに変更。

若干のトラブルがありましたがインドではよくある事です。

得度式会場にも人が増えてきました

さて、「得度」とは?

改めて南天会のパンフから一部抜粋してご説明いたします。

得度について
得度とは本来出家者になることです。剃髪して袈裟をいただき、三帰戒、出家戒を授かり、法名を受けます。 得度後は、俗世間を出離して仏道を歩み一切衆生のために奉仕します。出家戒を受けても、その後具足戒を受けるまでは正式な僧侶ではありません。出家修行の始まりと考えていただければよいと思います。師である佐々井上人、また先達のお弟子方の指導に従って自らの仏道を歩んでください。

そんなわけで特別すごい修行をしなくても「得度」はできます。

私の場合は「在家得度」という形です。


在家得度

「出家だから偉い!」とか「在家だからダメなんだ」ということはありません。

因みに「維摩経」という経典の元になった「維摩居士」は在家の身でありながら「寺でお経や坐禅で民衆を救えるか⁉」と言って釈迦十大弟子や菩薩様を相手に立ちまわるという話もあります。

聖徳太子は「法華経」、「勝経」、「維摩経」の3つを解説した「三経義疏」を書いています。

日本が在家者のために説いた仏教が流行った原因の一つです。

みんなが出家してしまうと経済・社会活動が成り立ちませんから当然のことです。

凄くわかりやすく平易に解説してくれている本です


日本人用特別得度式

インド人の仏教徒以外(主にヒンドゥー教)からの改宗式の場合は10分くらいで終わりますが、我々は約1時間半くらいだったと思います。

佐々井上人をはじめ得度には10人の僧侶が必要となります。     

今回は15名の日本人得度希望者。前日までに剃髪し白い服を着てきます。

細かい形式の説明は省きますが以前に参加された方からあとでお話を聞くといつも以上に大変丁寧に行われていたそうです。

70回の節目ということも関係しているのかもしれません。

三帰五戒を佐々井上人に次いでパーリ語で唱えます。

因みに「三帰五戒」ですが・・・興味があったらネットで調べてみてください。

三帰五戒を唱えている間、菩提樹の葉、蝋燭、線香を合掌したまま持ちその後壇上に供えます。


「袈裟」と「戒名」をいただく

袈裟をいただく儀式もしっかり行われました。

袈裟をいただくのも感動的な作法がありました

袈裟をいただいた後は先輩僧侶にほぼ着せてもらって再度会場に入ります。

右肩を出す偏袒右肩(へんだんうけん)という着方です。

佐々井上人から順番に呼ばれて「戒名」をいただきます。

佐々井上人からお名前をいただくと基本的に「龍」の文字が与えられ「龍一族」と呼ばれています。

「龍〇」とか「〇龍」です。

「ナーガ・サンガ」と言いなさい!というシーン

私は「ナーガ・サンガ」という名をいただきました。

「ナーガ(Naga)」は龍神、蛇神、長いという意味もあります。

「サンガ」はサンスクリット語で「samgha:僧伽」という言葉で「僧」の略です。

漢字にすると「龍僧(りゅうそう)」という立派な名前です。

因みに仏教では「三宝」と言って「仏法僧」が最も大切とされるものです。

この名前に恥じない生き方をしなくてはと改めて誓いました。

佐々井上人と龍僧です


「佐々井秀嶺、インドに笑う」

得度式を終えたあと、白石あづささんが会場にいらっしゃったので一緒に写真をとっていただきました。

白石さんは「龍笑」という名前を佐々井上人からいただき可愛がられているようです。

「佐々井秀嶺、インドに笑う」の著者です。

この本は凄く読みやすく佐々井上人のお人柄も知れて物凄く好きな本です。

「続編は書かないのですか?」と聞いたところ、「取材が大変すぎてもう嫌だ~w」と言っていました。

しかし、今回も佐々井上人に呼ばれて来たそうなので何かしら書き物が発表されるかもしれないのでは?と密かに楽しみにしています。

近々、絶版になってしまうそうで早目にご注文を!


南天鉄塔へ

得度式を終えたあとは一旦ホテルに戻り、着替えてバスで1時間ほどの「マンセル遺跡」に向かいます。

ここは佐々井上人が龍樹菩薩から天啓をうけ「汝、南天鉄塔へ行け!」という夢をみたという重要な場所です。

この地下を掘る許可がインド政府から出れば「世紀の発見」になるかも?

南天鉄塔のことは簡単に説明しますが「遺跡を発見する」ってちょっと普通じゃないですよね・・・。

南天会ホームページの『佐々井秀嶺師が発掘した仏教遺跡』のリンクを貼りますのでご覧ください。

「神通力」というものが本当にあるのならそういうことなのかもしれません。

佐々井上人を語る上で不思議なことがたくさん起こり過ぎるのでただただビックリします。

現代科学では信じられないことが佐々井上人の周囲には起こります


国際仏教徒大会

その後、またホテルに戻り「国際仏教徒大会」に参加するために会場に向かいます。

先ほど、得度式でいただいた袈裟を着ます。

人が凄く多くなり長蛇の列でした。

壇上の最後方ではありますが、末席に加えさせていただき壇上から参加です。。

ゲストの方達のお話などがあり、会の最後に佐々井上人のパワフルな声が響きます。

御年91歳、朝から晩まで動きっぱなしでスタミナお化けです。「インド民衆のために自分の身はどうなっても良い」というスタイルで尊敬の念しかありません。

長いようで短い一日が終了しました。

大会自体は21時に終了、ホテルに戻り遅い夕食をいただきました。

さて、次回でインド編は最後になりますがもうしばらくお付き合いください。

カレー味の物は食べたくない

それでは、このブログを読んでいただいた皆様の今日がおだやかでやさしき時間と共にありますように。

合掌


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