においのトラブルは施工業者側の説明不足によることが多い?

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

早いもので10月!

あともう少しで私もインドに行って佐々井秀嶺上人のもとで得度(仏弟子になる儀式)です!

天候が心配ですが楽しみです♪


遺品整理会社が特殊清掃が出来るわけではない!

先週末、『遺品整理士認定協会』の集会に久しぶりに参加してきました。

こちらの団体はこれから遺品整理を始める、始めたばかりの人が多いのが特徴です。

あとは不用品処分会社、便利屋、リサイクルショップの人が多く、忖度なしにいうと「初心者コース」の団体です。

特殊清掃を本格的に学ぶのであれば『日本除菌脱臭サービス協会』、更に上の段階だと特殊清掃業者でもベテラン、上級者がそろっていて入会資格に制限がある『家財整理相談窓口』に加盟しています。

国土交通省と連携している団体なのでトラックパックをやっている違法業者は加盟できません。

余談ですがリライブルは家財整理相談窓口で北海道唯一の正会員です。

今回の遺品整理士認定協会の参加者の会話を聞いていると「特殊清掃なんて床切り取って、(安い)オゾン脱臭機まわしておけばとれるっしょ♪」のようなノリの人もいるぐらいです。

こんなタイプの小さくて安い低スペックオゾン発生器です

それは軽度の現場であればそれでもよいかもしれませんし、こういった低レベルの業者に依頼してしまう人のレベルも残念ながら・・・です。

ハッキリ言ってまだ経験値が低い人も混じっていますし、何年経っても変わらない人もいますので「遺品整理士がいるので安心」というキャッチフレーズはもう通用しなくているのが業界内の暗黙の了解となっています。

遺品整理士認定協会の加盟者の構成上、急激なレベルアップを図るのは難しいかもしれません。

金儲けではなく「業界の健全化」に尽力していただきたいと思います。

遺品整理士資格をもっていてもクズはクズだし、脱退した人で立派な人も大勢います。


臭いに関するトラブル

先日、他社さんが手掛けた特殊清掃現場のことで相談の電話が私の元にきました。

2社が関わっているのですが、2社とも私が知っている業者さんでした。

お風呂場で息子さんが死後2~3週間で発見された現場をA社に特殊清掃を依頼した。

「見積時に名刺も見積書ももらっていなくて説明不足だと感じたが急いでいたので依頼してしまった」

作業完了後に現場確認をすると玄関が生臭い臭いがしてA社だと不安になったのでB社に相談、依頼した。

B社も(もろもろクレームを言っていたが)結局臭いがとれず、「壁紙を貼り変えるということになったが本当に臭いがとれるのだろうか?」

「追加、追加でお金がかかり、信じられない」

とのことでした。

今後、同様のトラブルは増えるでしょう


臭いの感じ方はひとそれぞれ

これは作業開始前の説明不足だったり、現場の引き渡し条件のすり合わせが徹底されていなかったことで起きるトラブルだと思います。

「臭い」に関しては本当に難しくて、当ブログでも何度も掲載していますが臭いの感じ方は千差万別です。

老若男女、経験、体調、空気の流れ、嗅覚の鋭さ、病気の有無、臭いの好み・・・などによって臭いの感じ方が全く違います。

臭気判定士の勉強をするとものすごい勉強になります。

そもそも日本人は「無臭には価値がある」と思っている人が多い国民性ですが、日本人以外は案外それほど気にしていない人が多いそうです。

これは時代や国家の生活様式、文化とともに変化していることで日本だって昭和時代に現代ほど”無臭が価値がある”なんてこともなかったですよね?

こういった話をすると延々と長くなってしまうので省略させていただきますが、勉強すればするほど難しいと感じるのがこの臭気、嗅覚の世界です。

ですから「消臭は簡単だ!」と言っている経験不足な業者ほど身の程知らずとも言えます。

※この業界のレジェンド級になると「簡単だ!」と言えます。

においの種類は40万種以上といわれています。


消臭作業は無臭になる?

また、「消臭」と言ってもどの程度のレベルまで臭いを落とし、どれくらいの予算感なのかによっても作業工程や作業内容は変わります。

予算が莫大にあって完璧を求めるなら、室内をフルスケルトンにして、消臭&防臭施工をして、原状回復するのが一番問題なくトラブルなく引き渡しが出来ます。

しかし、そんなに「お金」も「時間」もかけられないという場合のほうが多いです。

であれば、オーナーと依頼者双方の落としどころをみつけて「ここまでは出来ますよ」という提案をするのが特殊清掃業者の役目ではないでしょうか?

特殊清掃はお金に関する悩みが大部分なので全ての現場で保険対応できる世の中になればいいと思います。


日本語は難しい!

「消臭」は読んで字のごとく「臭いを消す」なので「無臭」をイメージされると思いますが、この「無臭の状態」についてもよく説明をしなくては最後の引き渡し時にトラブルになってしまいます。

日本語は難しく、これまた消臭のイメージについてもよく説明しなくてはいけません。

なにせ日本語は「臭い」、「匂い」、「におい」、「ニオイ」、「かおり」、「香り」、「薫り」、「馨り」などこれだけでもイメージが違いますし意味もそれぞれ違います。

言葉が与えるイメージも受け取り方も人それぞれ。

「香道」という芸道があるように日本人のにおいに関するこだわりも強い民族性です。

特殊清掃業者は消臭技術を磨くのも大切なことですが、嗅覚や臭気物質の勉強、そしてこれらをご依頼者様へ伝えることも大切です。

年々、消臭道具や消臭剤の性能、消臭方法の技術はあがっているかもしれませんが、作業員の質はどうでしょうか?

見積内容、臭気のことなどちゃんと説明出来ますか?


今回の臭気トラブルの場合は・・・

再び話は戻りますが・・・

(1)お風呂場(浴槽内)で亡くなった

(2)玄関が生臭い、リビングは臭いがしない

この2点です。

まず(1)ですがお風呂場で亡くなった場合の多くは、交換以外に「完璧に”無臭”は難しい」と思っています。

お風呂の素材の多くはFRP(強化プラスチック)ですが、これに臭いが”沈着している場合”に臭いを落とすには時間がかかります。

※「時間をかける=作業代が余計にかかる」のであればその金額で新品に交換したほうが早くて確実な場合もあります。

見た目は綺麗になっても臭いが残っていることの方が多いのが浴槽で亡くなった場合です。


無償アフターフォローはあるか?

また、清掃後は臭いがしないと思っていても「臭い戻り」が徐々にすることが多いのがお風呂で亡くなったケースです。

作業後に「臭いがしないのでこれで引き渡しですね、その後は知りません。」と完了した後に全く対応しなくなる業者もいますので要注意です。

きちんと「臭い戻りがしないか確認までする業者」を選ぶようにしてください。

もしくは施工後も追加料金なしで「手直し保証」(各社で名称が異なる)などのアフターサービスがあるかも確認してください。

ですから、経験豊富な業者であれば浴槽内の特殊清掃は・・・

①消臭作業に長時間かかること(=費用がかかること)

②完全な無臭は難しいこと(表面を削る、コーティングする方法はその後の使用を考えるとお奨めしません)

これを伝えなくてはいけません。

弊社の場合は、交換をお勧めしますがこれも費用がオーナー持ちなのか保険対応なのかご遺族持ちなのか確認しないと100万円レベルの話なのできちんと伝えないとトラブルの元となります。

最終的に話がまとまらない場合は弁護士に依頼して裁判ですね。


玄関に臭いが籠るのはなぜ?

これは部屋のどこかに臭気源がまだ残っていることは間違いありません。

そして部屋の空気の流れで玄関に臭いが溜まることはよくあることです。

その臭気溜まった状態で玄関に入ると一発目で「なんか臭いがする」という状態になります。

その後リビングに入っても最初の臭いが残っているためリビングの臭いはあまり気になりません。

実際にリビングには臭気源が無いため問題ないことも多いです。

ただ臭気の強度にもよりますが、リフォームしたり他の人が引越ししてきて家具を入れて生活すれば気にならなくなるレベルなのか?にもよります。

鼻を塞ぎたくなるような臭気では絶対に引き渡し出来ません

 


嗅覚は脳が記憶する

10人中9人が「大丈夫」という場合でも残りの1人が依頼者だった場合に延々と引き渡しが出来なくなるという事例もあります。

この場合は元の状態を知っていて、より敏感に脳に記憶が残ってしまっている場合もあります。

嗅覚は鼻ではなく脳が感じるのでそういった医学的、心理的な面でも事前説明がないと「いつまでも臭いが消えない」ということになっていまいます。

ニオイは脳が覚えている

お部屋の消臭作業後の引き渡しをどのくらいのレベルで行うのかも事前に伝えないといけません。

また、臭気測定器もあるのですが、数値は作業前後で気温や湿度が全く同条件なら比較対象になるのですがなかなかそういった環境を作ることは現実的ではありません。

あくまでも参考程度で使用することも説明が必要であり、そのことで逆に不信感を持たれては意味がありません。

臭気測定器 ポルファ


AIの普及のゼロクリックでトラブルも増?

昨今の特殊清掃業者検索方法はChatGTPやGeminiなどを利用したり、グーグル検索でもAIオープンビューで探す人も多いのではないでしょうか?

以前と違ってホームページをよく見ないで電話相談や見積依頼をしてしまうことが増えそうです。

まだAIがどのような思考で上位表示させるのかは憶測の域で正確にはわかっていません。

そうすると何が問題かというと検索の仕方によっては実績がない業者 もポンと上位検索されてしまうことです。

あとポータルサイトのような他社の情報をかき集めただけのサイトも検索順位が軒並み落ちているそうです。

時代が変わると手法も一気に変わってしまいますね。

膨大なデーターをベースに最適な解を教えてくれるAI・・・信じる?


自分の頭でも考えて!

AIを盲目的に信じて、自分で考える、選ぶということをしないで失敗するというケースも増えそうです。

人間の判断力、思考力などを低下させ愚民を増やすためにAIは開発されたのかもしれません・・・。

当ブログはここまで約4000文字ありますのできちんと読んでいる方は稀だと思います。

でも、失敗したくないと思う人は最後まで少数派ですが読んでくれるのです。

そんなわけでこんな文章すらもAIにとっては邪魔な文章と判断されてしまうのでほどほどにしておこうと思います。

もし興味がございましたら他の記事も2、3個付き合っていただけると幸いです。

長文を読める人はそれだけで「特殊能力」の域だそうです。

それでは、このブログを読んでいただいた皆様の今日がおだやかでやさしき時間と共にありますように

合掌


社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920 (スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

家財整理10年以上の実績があります!

・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で24時間対応可能です。

・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。


・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業 ・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。

・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。

・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。

 

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