
こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
インドブログ第三回目となりました。
いよいよインド旅行の本番に近づいてまいりました!
そもそものインドへ行く理由は佐々井上人からお名前をいただくことです。
「得度」して仏弟子となり精進するための入り口となることですが、お釈迦様もアンベードカル博士も大事ですが、個人的には佐々井秀嶺上人という唯一無二の「生ける伝説」にお会いするためにインドにきました。
10月18日(日)〜5日目
今日は5時15分起床、6時朝食、7時にオーランガーバードを出発して、佐々井上人の本拠地であるナグプールにバスで陸路向かいます。

道程は約500km、6時間です。
ムンバイから高速道路ができたそうで舗装の道路で移動時間も大幅に短縮されたそうです。

途中、三回ほどトイレ休憩をしてセンターポイントホテルに到着。
ガソリンスタンドと最低限のトイレと小さなお店があるくらいで日本の高速道路のパーキングエリアとは全く違いますが、今後整備・発展していくことでしょう。
センターポイントホテル
ホテルに一旦チェックインして14時到着で遅めの昼食を食べます。

ここは比較的インド料理以外の物もあり、デザートもオシャンティな物が置いてありました。

昼食を急いで食べて、得度改修式の会場に向かいます。

佐々井秀嶺上人に会えた!
今回の南天会ツアーの日本人全員で揃ってご挨拶。

小野龍光さんのX投稿写真より
もう佐々井上人のご尊顔を見ただけ感動で涙が止まりませんでした。
御歳91歳、お元気に見えますが身体は過去の断食や暗殺未遂や怪我などでボロボロでしょう。
それでも姿勢を正し、声を張り、民衆のために祈る姿は「これが生き菩薩」と言われるに相応しいでしょう。
お元気な姿が見られて感無量です。

改修式の最中だったので挨拶もそこそこにし明日しっかりと面会時間と得度式がありますので・・・緊張してきました。
改宗式会場

ディークシャーブーミ(改宗の地)の会場
祭典中は仏教徒の方々が「ジャイビーム」という挨拶と合掌をしてきます。
ジャイは万歳、ビームはアンベードカル博士の名前です。
そして「写真に一緒に写って欲しい」と声をかけられます。
まだ得度もしていないのですが日本人で作務衣を着て剃髪していると毎回そういうものらしいです。
特に「子どもと一緒に写ってくれ」という希望が多いです。
実は前日も何人かそういった方がいたのですが、今日は更に増えました。
インドでは僧侶が身近な存在なのでしょう。
しかし、それだけではないでしょう。
佐々井上人が民衆のために尽くした影響で日本人である我々にも親しみを込めて接してくれるのでしょう。
※佐々井上人は日本人ですが、インド国籍を取得しているため正確には元・日本人です。
でなければただの一般日本人に対してこれほどの敬意や親しみを持つことは考えにくいです。
一人の人間が社会を変えている証左です。

時には順番待ちが出来たり、大勢に囲まれたりすごいです。
インドの僧侶と日本の僧侶の違い
日本もそうなって欲しいのですが、カルト宗教が蔓延って「宗教=やばいやつ」という図式が日本人の中にも育ってしまったので、これを払拭するのは並大抵のことでは難しいことでしょう。
更に悪いことに日本仏教は戒名の高額化や墓終い、檀家離れの離断料問題などで檀那寺と檀家で高額なお金の件でトラブルが増えてきているようです・・・。
日本仏教界も人口減少で寺院の維持のためには仕方ないこととはいえ、民衆に寄り添った僧侶の在り方としては如何なモノかと考えさせられることが多すぎます。
今後、一般の方はますます葬式の簡略化などで「仏教離れ」が進むことになるでしょう。
お金に清く、人間的魅力のあるお坊さんが増えることが一番なんでしょうが、二世、三世と寺を継がなくてはならない人達にとっては寺の継続が第一で現実問題、難しいのでしょうね。
品行方正な僧侶よりも破天荒で型破りな方が人生に深みがあって人生相談などもしやすいのでしょうが子のコンプラ重視の世の中でそれもまた無理な話なのかも知れずメビウスの輪のように堂々巡りになってしまいます。

菩提樹の下で集合写真
10月19日(月)〜6日目
4時起床、5時朝食、6時に佐々井上人が住まわれているインドラ寺へ。

ちなみに朝食はこれだけです。お腹を壊したくないのと緊張で食欲がありません〜
日本人得度式参加者と接する時間帯を設けていただきました。
何せ7時にはまた改宗式典に参加しないといけません。
それぞれお土産とお布施を渡して一言二言交わしますが恐れ多くて私は声になりませんでした。

応接間も10人も入ればギチギチになってしまう位の狭さです
別に人見知りというわけでもありませんし、あまり緊張するタイプではないのですが佐々井上人だけは特別なんです。
これは文字にして表せない感情なのでうまく伝えられず難しいです。

真の仏道の実践者
DVDやYouTube、本で見たことがある佐々井上人のお部屋です。
インド仏教界最高指導者であっても豪華な家や寺を持たず、質素な部屋に住んでいらっしゃいます。
真の仏道を歩む者として自ら「実践」しているお姿をみると尊敬の念しかありません。
学校や老健施設、病院などを建てるお金を集められる方なのでもっと望めば良い生活は簡単に出来るのですがそれを望まず、あえて質素に暮らす、執着しない・・・。
お年も召していますし、腰だって悪いのでベッドやベッドマットももっと良い物で寝ても良いでしょうがそれを是としません。
「できない」のではなくて「しない」のです。
もし、佐々井上人がキンキラキンの装飾品で飾り立てた部屋に住んでいたとしても誰も咎めないでしょうがやはりインドの下層民の解放や仏教再興のためにお金を使う「利他」の精神の表れだと思います。

インドラ寺
ご挨拶をさせていただいた後は一階で朝のお勤めに参加。

このあとは右側も人で埋まります
入り口にはアンベードカル博士の銅像が立っています。

アンベードカル菩薩の像
ナマンタル殉教者記念碑
インドラ寺から徒歩5分くらいの場所にある公園です。
1978年に当時「マラータワーダ大学」という名前だった大学を不可触民(ダリット)の権利拡大や仏教改宗運動に尽力したアンベードカル博士の名を冠することを求める「ナマンタル改称運動」が起こりました。
カースト上位者を中心とする反対派からの強い反発が起こり激しい対立と暴動があり迫害、攻撃など凄惨な暴力が起こり死傷者も出ます。
そして殉死してしまった方達を祀っています。

中央にはアンベードカル博士のパネル
改称の実現には16年と20〜27名(資料や地域のよって違いあり)以上の命が失われましたが「ドクター・バーバーサーヘブ・アンベードカル・マラータワーダ大学」へと正式に改称されました。
インドでは日本では考えられないような戦いの連続なのです。
そんな厳しい環境の中で佐々井上人は特別な政治力や財力があったわけではないにも関わらず闘ってきたのですね。
さて、次回のブログでは遂に得度式をお話しします。
それでは、このブログを読んでいただいた皆様の今日がおだやかでやさしき時間と共にありますように。
合掌
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リライブル株式会社
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