遺品整理を「低価格」だけではなく「信頼」で選ぶ人が多くなっています

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

ここ最近・・・というわけではないのですが、特に「信頼できそうなので遺品整理はリライブルさんに決めました!」と依頼されるケースが多いです。

別に特別なことをしているわけではなく、法令順守の当たり前なことをしているだけです。

未だに「産廃許可があるから家庭ごみもトラックに積める」と説明するおバカな業者が多いようですが、「それって違法ですよね?」とその業者に直接言える一般の方も増えているようです。

やはり、ビジネスとして永く続けるつもりならいつまでも違法行為は続けていけませんよ?


トラックパックはダメだと浸透してきた?

遺品整理業者を検索しているご依頼者様の多くは「トラック積み放題パックを行っている会社は胡散臭い」ということを知り、ネットで色々調べて弊社のHPに辿り付き、ブログを読んでみて「ここなら大丈夫そうだ」ということでご連絡をして頂いています。

一昔前ならいざしらず、最近ではネット情報も増えていて違法行為や違法業者が何たるかを知る機会が増えました。

自分のゴミを自分の車に搭載することは問題ありませんが、遺品整理を第三者に依頼するは場合は”法律順守”で廃棄を行う業者に依頼することが一番トラブル防止になります。

弊社も事あるごとにブログで啓発していたこともあり、少なからず家庭から排出される廃棄方法の何たるかを広めている気がします。

実は道外の同業他社さんからもトラックパックに疑問を頂いていて「ブログを見ました!これからも頑張って下さい」と連絡を頂く方がいるほどです。

2トントラックで〇万円、軽トラで〇万円と表示されているのは、ほぼ違法業者です


一廃許可取得は難しい?

家財整理の仕事に携わっている業者が簡単に一廃許可を取得できれば良いのでしょうが、行政側も民間業者に「出せる地域」と「そうではない地域」とがありますから「各地方自治体の地域性」も確かにあります。

行政側も今後の遺品整理(廃棄物)の増加を考えると頭が痛いところだとは思いますが・・・。

この話は法律&政治的な話も含まれて長くなってしまうので今回は割愛します。

ただ、トラック積み放題パックをうたっている業者さんがたとえ”いい人”であっても違法行為をしていますので、それって本当に”いい人と言える?”と個人的には思います。

日本人が大好きな「みんなやっているから大丈夫だろう?」と思っていると「正しい商売」としては永くは続かない


札幌市中央区の3階建て戸建ての片づけ

先日も札幌市中央区のT様のお宅の片づけのご依頼を頂きました。

T様から「産廃関連の仕事に携わっているので変な会社に依頼して不法投棄されたら困るんです」というお話を聞きました。

2階と3階が住居部分、1階が水回りと物置になっていたので1日1階を片付けるペースで合計3日間の作業でした。

戸建ての片づけの場合、10年くらい前だと100~200万円くらいはかかったでしょうし、実際に見積時にご依頼者様もそれくらいを想定していたようですが、実際には約50万円(税抜価格・約45万円)とご提示し成約となりました。

居室内は片付けられても物置や車庫の片づけは大変な場合が多いですよね?


札幌市の廃棄代

総廃棄物量は27㎥(買取品、再資源化可能品は除く)

6,380円/㎥が札幌市の廃棄単価です。

計算方法は6,380円×27㎥=172,260円となります。

※リサイクル家電法対象物や消火器、耐火金庫、廃タイヤなどがある場合は別途追加料金となります。

トラックパックを行っている代表的な2トントラックは積載量がMAXで7~15㎥くらい差はありますが、もし15㎥満載に搭載した場合は廃棄代だけで95,700円となります。

清掃工場に自分で持ち込んだ場合は200円/10kgになりますが、これは”業として継続して行っている業者が持ち込むと違法”になります。

ご参考までに。

家庭ごみの収集運搬は赤枠の許可が必要になります。


作業代は作業困難度や会社の規模で差異があります

3日間、4人で作業を行ったので延べ人工は12人工という計算です。

実際に諸経費や人件費等は各会社さんで違いますから確保したい利益率も違います。

一概に高い安いとは言えないと思いますが、大変な思いをするわりには皆さんが思うほど儲からないんですよ。

一廃業者さんと連携してパッカー車に廃棄品を搭載して清掃工場に持って行ってもらいます。


家庭ごみを第三者が積めるのは一廃許可!

札幌市の場合は札幌市環境事業公社さんが一般廃棄物収集運搬事業許可を唯一持っているのでここ以外の車に廃棄物を積むのは違法行為となってしまいます。

ただし、有価物、買取品を自社トラックに積むのはOKです。

それをいいことに「不用品回収を前提」とするごみも同梱するような無許可車輛への廃棄物の積み込みはダメです。

「うちは古物商があるので大丈夫です!」というフレーズもごみを積むのはダメということです。

リサイクルショップさんは特に買取品しか積めなくても困るシーンは多々あると思います。


廃棄物についての知識はあるか?

一廃、産廃、古物商について遺品整理業者が「それぞれ説明できるかどうか?」がその会社の見積者の能力≒会社の誠実さにつながると思います。

部下が無知なのは経営者が教育をしない(出来ない)ので全体的に質が悪いです。

過去に「産廃に絡む仕事をしていた」、「現在もしている」という方からの見積依頼も実際に多いものです。

そういった方達に変な説明をする業者は恥ずかしいです。

弊社も「産廃」と「古物商」は保有しています。

産廃講習を受けていれば一廃と産廃の違いはわかるはずですが・・・?


買取やリユースで廃棄代削減

買取で値引きが出来るようになったのも作業代が安くなる理由の一つです。

起業仕立ての頃は正直、中古品の買取も弱かったですし、販路も少なかったのですが最近では徐々に買い取れる品も増えてきました。

基本的にはすぐに現金化出来る物は既存店に持っていき、日本市場で再販出来る物はヤフオクに出品することが多いのです。

また、日本市場では再販が難しくても海外輸出が可能な物も引き取りさせて頂くのでその分廃棄代を削減することが可能です。

明らかに「現金化できそうな物」や「価値のある物」はご依頼者様側でもわかっているのでそういった物はご自身で持ち帰るか、得意なリサイクルショップを紹介しますので直接持ち込んでもらった方がお互いに良いと思います。

そういったことも、見積時にお話しさせて頂くと「目先の利益優先ではない会社だ」と思って頂けるようです。

こういった昭和レトロ品も買取再販可能です

5月下旬~6月上旬は少しずつ作業予定が埋まってきています。

6月中に家財整理をお考えの方はお早めにご連絡頂けると助かりますm(__)m


社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

・営業時間は9時〜17時が基本です。
・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。



遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業

ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。

・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。

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