高齢者のゴミ部屋化はなぜ起きる?〜孤独死率も上がる危険性

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

ここ最近は雪が降らずに比較的晴天が続き、「自宅の除雪が不要な日ってこんなに楽なんだ」と思う今日この頃です。

しかし、身近な人の話を聞いていると車の事故の話しが絶え間ないです。

高齢者の事故も増えていて、“大変申し訳ない“のですが、「免許返納してくれ!」って思うレベル方が多いです。

道幅も狭く、路面も凍結しているので普段以上に慎重なハンドルさばきとアクセルワークが必要となりますし、譲り合いの道でも判断力が問われます。

車の物損事故だけなら百歩譲って仕方ない(人間なので誰でも事故はしょうがない)ですが、人身事故で死亡もしくは障害が残るほどの車両事故はちょっと怒りの行き場がないですよね?

そして、事故で亡くなってしまった方のご遺族も、事故を起こしてしまったご家族も哀しく大変な想いをします。

北海道という土地柄、車が無いと困るというのは十分わかりますが、せめて危ないと言われている期間は車に乗らないほうがお互いの為かと思います。

車の運転は高度な判断能力と運動能力が必要ですし、まだまだ自分は大丈夫と思うのでしょうが、傍から見ると「無理でしょ・・・」と思う方はいますよね・・・。

誰もが年を取るので致し方ないのですが「超高齢化社会日本の弊害」が目に見えて酷くなってきていると感じるのは私だけでしょうか?

高齢者のゴミ部屋化について

リライブルは特殊清掃、遺品整理専門店として営業をしていますので高齢者のお宅に伺う機会が多いです。

昨年は孤独死現場の特殊清掃、遺品整理も多かったのですが、ゴミ部屋化して孤独死現場というケースも多々ございました。

なぜ、そのような部屋になってしまうのかお話していきたいと思います。

身体が若い時のように動かない

若いうちはなんてことない動作も、腰痛や肩痛などで重たい物が持てなくなったりして部屋が片付けられなくなります。

私も四十肩になっただけでも不便だと思うのですが、これが全身となると辛いですね。

そうすると、気分的にも片付けが億劫、面倒になってきます。

部屋が片付かないうちに、探したい物が見つからないので、新しく物を買ってきてしまうので更に部屋が狭くなります。

部屋が狭くなると、尚更整理整頓が出来なくなります。

それが日常化し、乱雑な部屋を見ても何とも思わない、何とも出来ないという諦めに達し、ゴミ部屋化します。

これが短期間でそうなるのか、長期間でなるのかは人それぞれですが、周囲に面倒を見てくれたり、世話を焼いてくれる人がいない方だとゴミ部屋化しやすくなります。

また「ゴミ部屋化すると他人を呼びたくない」、「家族も行きたくない」ということで更に悪影響になることは言うまでもありません。

整理整頓は脳の高度なトレーニング

実は整理整頓という作業はかなり頭(脳)を使う作業と言われております。

ですから、昔は清潔好きだった人が整理整頓が出来なくなってきたら「脳の病気を疑って下さい」と言われています。

冷蔵庫の中身のお話を例にすると、

・賞味期限切れの物がたくさんある
・同じものがたくさん購入されている
・食べない物もそのままになっている
・冷蔵庫はパンパンで手前の物しか出し入れしない(出来ない)
・冷凍庫はガチガチに霜がついて取れない
・魚や肉が腐っていてニオイを発しているのに気にしない(嗅覚も弱っている)

こういう冷蔵庫もたくさん見てきました。

ゴミ部屋化して孤独死してしまったお宅はこの傾向が強いです。

ですから、冷蔵庫一つ見ても注意が必要です!

水回りの清掃

ごみの片付けや不用品の片付けがおざなりになるのと同時に清掃もおざなりになってきます。

基本的にゴミ部屋化すると水回りも汚くなるのが約9割ほどです。

残りの1割の方で部屋はめちゃくちゃ汚いのに「水回りだけは綺麗」という人はいました。

ただ、これは例外中の例外でしょう。

キッチン、洗面所、お風呂、トイレは人が衛生的に健康に暮らすためには綺麗にしておいた方が絶対に良い場所です。

汚くても良いという意見があったら、お伺いしますが、全てに反論することが出来ます。

汚くても良いと思っている人も、綺麗な水回りを見れば「やっぱり綺麗な方がいいね」という方が100%です。

もしそうじゃない人は精神病を疑った方が良いでしょう。

片付けについて

まずはゴミを片付けます。

本人は「ゴミではない!」と言うかもしれませんが、第三者の目で見てゴミならゴミです。

ここでいうゴミとは生ごみとか、使用済みのティッシュ、飲みかけのペットボトルなどの「THE・ゴミ」です。

部屋の空きスペースにも寄りますが、優先順位をつけて処分していかないとなんでもかんでも残したいとなってしまいます。

ある程度はこちらも強い意志を持ってやらないと終わりません。

弱気な態度では片付けが進みません。

とはいえども「買い換えることが出来る様な物かそうじゃないのか?」で判断します。(これポイント!)

代替えが効かない記念の品やアルバムなどの思い出の品は残してもいいと思います。

あとは趣味の物(ゴミ集めが趣味の人の話は置いておいて)は無理に捨てる必要はないと思います。

片付ける機会に売ってしまうと言うのもアリだと思いますが、これは本人の許可なく第三者が強制的に売るのは本人のためになりません。

結局空きスペースに新しい趣味のものが増える可能性が高いからです。

捨てるものと残すものが決まったら、次に使いやすいように、発見できるように収納していきます。

整理収納アドバイザーの意見を聞きながら作業するのもいいでしょう。

・高いところに重たい物を入れない
・使う頻度に合わせて収納する
・収納する場所に名札や色分けをするなど誰が見てもわかりやすいように工夫する
・見た目が綺麗に揃うような収納グッズを購入する

自分では無理だと思ったら、専門家に依頼することも視野に入れてみては如何でしょう?

せっかくお金をかけて整理整頓ができたのなら、それを維持するように「清掃」を行い、「清潔」を心がけましょう。

そしてそれが習慣化する「しつけ」が大切です。(整理整頓、清掃清潔、しつけで5Sと言います)

もしこれらも苦手なら定期的にハウスクリーニングを行ってくれる家事代行業の方や美装会社さんに依頼しましょう。

いずれにしてもゴミで部屋がいっぱいなら、廃棄をすることを優先しましょう。

ものが溢れている状態では作業効率が悪すぎます。

リライブルでは廃棄、片付け、清掃、消臭が一貫して作業可能です。

過去のブログでの実績を読んでみてください。

見積がハードルが高いようでしたらまずは、無料相談から如何でしょうか?

社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。



遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業

ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。

・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。

関連記事