弊社が経験する過去最大級のごみ屋敷!!

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

今日は札幌市豊平区の「THE・ごみ屋敷」の片づけ初日でした!!

7月1日に3か所の部屋の片付けのご依頼を頂き弊社ブログにも載せていたところの本丸に突入!
ゴミ部屋の特殊清掃、女性スタッフも参加しました」をご覧ください。

1軒家中、すべてゴミ、ゴミ、ゴミです。

ゴミがないスペースは一切ありません!!

何部屋あるのか実は間取りをすべて正確に把握していません・・・というのも見積もり時にはごみで埋もれていて見えていなかった扉が今回の作業中に4か所発見、更にその扉を開けてもゴミという状態!

不用品の総物量が正直読めません。
たくさんの現場を経験していますが、今回は大まかな予測でしかありません。

因みにお片づけ料金は約200万円(追加金額はなし)、片付け日程は8月末までに片づけるということでご依頼を受けました。

清掃や消臭はなく、片付け後は家屋解体予定となっています。

夏休みの自由研究

前の写真にも写っていますが今日は愚息の夏休みの自由研究と職業体験を兼ねて現場に連れていき一緒に作業をしました。

自分の部屋を片付けられない傾向があるので、「ショック療法」というやつです。

他人のふりみて我がふり直せというやつです。

まぁ、昔から「アスペルガー症候群」の疑いもあったので、片付けが苦手なのではないかと思っています。
少しでもごみを片づけないとこうなってしまうという実例と父親の仕事現場を見せておきたかったのです。

愚息と私で玄関から片付けを開始し、残りのスタッフ3名は車庫を攻めるという2方面作戦です。

車庫の片づけ

こちらが作業前の車庫です。
ごみで奥までよく見えません。

途中経過の様子ですが、かなりの物量(汗)で一日では終わりませんでした。

これは見積もり時に発見できなかった扉の奥の部屋です。

玄関フード、玄関の片づけ

写真は入ってすぐの玄関の一部です。

※各所ごみが多すぎて引きの写真がなかなか撮れない状況でした。

猫を飼っていたようで猫砂や糞なども見つかって、ごみが減ると共に臭いも多少出てきました。

大きなネズミが5~6匹発見されて大騒ぎとなりました

よくごみ屋敷やゴミ部屋にお住いの方で、コンセントをネズミにかじられて発火して火事になってしまうことがあります。
ホコリがコンセント部にたまっていれば少しの火花でも着火し、周囲に燃えやすい物も多いですから一気に大火事になります。

自宅や自室だけが燃えるならいざしらず、周囲の人の生命、財産を奪いかねない行為ですので絶対に放置してはいけません!

現代っ子は野生のネズミ(ハムスターなどの愛玩動物ではないもの)が居ることを知らないので良い経験になったと思います。

ごみ屋敷からはお金がよく発見される!

玄関が片付いてリビングに突入!
これでも少し片付いた状況で写真を撮りました。

リビングでは紙袋や香典袋に入った旧紙幣や金券なども大量に見つかりました。

ごみが多いとどこに何を置いたのかわからなくなってしまいます。

愚息はお金が見つかるたびに興奮しており、宝さがしのような感覚でごみの片付けをやっていました(笑)

整理整頓の大切さが身に染みたのではないでしょうか?

当然ですが、これらは作業完了後にまとめてご依頼者に返却いたします。

いつも通り一般廃棄物収集運搬事業許可を持つ札幌市環境事業公社さんのパッカー車で不用品を回収してもらいます。

その後、段ボールや紙、本などが大量にあるのでリサイクル業者さんに引き取りに来てもらいました。


これらを数回行う予定です。

職場体験の大切さ

今回初めて朝から最後まで愚息と一緒に片づけをしましたが、多くの気付きがあったようで、意外にも元気にしており、私の方が疲れてしまいました。

最近ではごみ屋敷、ゴミ部屋、汚部屋は社会問題化しておりテレビでも取り上げられるようになってきております。

「簡単に欲しい物が手に入りやすい環境にあり、捨てるのに分別が必要、更に仕事で時間がない」というのがごみがたまる要因のようです。

ただテレビで見ても現実にはなかなか現場体験という物は出来ないものです。

画面からは伝わらないホコリやニオイ、暑さなど実体験に勝る物はありません。

今までは「特殊清掃」というのはニッチな職業で人がやりたがらない影の仕事というイメージがありましたが、「人に感謝される上にお金も貰える。」というべきか「お金も貰えるのに感謝される。」という仕事ということで注目されてきています。

さすがに他人の子供に現場体験をさせるには色々な弊害があるので難しいですが、同業他社さんでこれから起業したいという方がいましたらご相談下さい。

「真剣」という想いが伝われば現場体験は可能です。
※私の趣旨に反する方、非常識な方はお断りいたします。

その際、現地集合、現地解散ですし、作業着や軍手などは自前です。
万が一怪我をしたとしても自前の保険対応でお願いします。
現場体験なので作業代はお支払いしません。

報酬としては昼ごはん代は弊社でお支払いします。

そういった条件で構わないなら下記までご連絡下さい。

因みに遺品整理士認定協会主催の現場セミナーに参加する場合は95000円かかります。

それを考えると物凄くお得だと思いますよ。

【2018年5月2日追記】

電話にて現場体験に関するご相談を頂きましたが”直接お会いしたことのある方”以外は現在は行っておりません。
大変申し訳ございません。

社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

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