
こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
6回目のインドブログで最終回です。
「佐々井秀嶺上人」のこと、「アンベードカル博士」のこと、「南天会(佐々井上人の後援団体)」のことをもっと皆様に知っていただきたいと思ってブログを書いています。
佐々井上人は「仏教の聖地であるブッダガヤをヒンドゥー教徒から仏教徒の手に取り戻す」という裁判を行っています。
※南天会で説明しているリンクを掲載します(↑)
もっと日本で関心をもって知られてもいいことですし、日本仏教界ももっとバックアップするべきなんでしょうが、色々としがらみがあるのでしょうね・・・。
微力ですが、そういったことを今後も時折発信していきたいと思います!
10月20日(火)~7日目
朝5時起床、6時にホテルを出発して、袈裟を着て7時にインドラ寺に参ります。
昨夜もお疲れでしょうに佐々井上人にご挨拶です。
演説の時には鋭い眼光になるお姿とは別に、リラックスしているときは優しいお顔になります。
いつまでもお元気でいていただきたいと心から願います。

お疲れのところ対応していただきありがとうございました!
まだこれから改宗式場でパレードがあるのですが、きちんと帰国の挨拶が出来る時間が確保できるのが早朝のみのためです。
カースト制度打破に尽力したアンベードカル博士を称えて
10月20日はアンベードカル博士がヒンドゥー教から仏教に50万人ともいう人達が改宗したという日から70年の節目の記念大会です。
9時に昨夜も国際仏教徒大会を行った会場に向かいます。
まさに70年前の9時にアンベードカル博士が改宗式を行った同じ場所・同じ時間に佐々井上人が式典の責任者として壇上に上がりました。
「ジャイビーム!」と会場一体で声をあげます。

会場の最前列を埋め尽くすSSDの皆さん、目の前だけで100人くらいいたのでしょうか?
前列に並ぶ青と白の服はアンベードカル博士の平等親衛隊「サマタ・サニイク・ダル(略してSSD)」
ダリットの人々の権利を守り、カースト制度を打破し社会の「平等(サマタ)」を実現することが目的です。
1時間ほどパレードがあるらしいのですが、私たちは残念ながら不参加です。

朝からすごい人だかり
ここでも何度もインド人から「写真を一緒に撮って欲しい」と列が出来るくらいでした。
その中の一人からお布施で100ルピー(日本円で約160円)いただきました。

お布施はお金があるからするのではなく、お金が無い中から出すのが尊いのです。明らかに日本人である私より裕福とは思えませんが信仰心が凄いです
これは私が凄いとか尊いとかではなく佐々井上人のお力です。
一人の名もなき日本人僧侶・佐々井秀嶺上人が「インドを変えた」ということをもっと知って欲しいです。
マハトマ・ガンディー像
予定にはなかったのですがたまたま寄ったトイレ休憩でガンディー像を発見。

時代とともに偉人の評価・価値・見方がが変わるのは致し方ないことですが・・・。
以前のブログにも書きましたが現在のインドではあまり好意的に見られていないガンディー師。
インドのお札は全部ガンディーですが、これも「廃止しよう!」という声があるそうです。
ガンディ―はバラモン出身でイギリス派、カースト制度維持派だったため、「実際はどうだったんだい?」ということがわかってきて最近はダリット出身のアンベードカル博士の方が人気が上がっているようです。
こちらの本でもガンディーの嫌がらせにあうアンベードカル博士のことが載っています。
「インド社会と新仏教~アンベードカルの人と思想」(山崎元一)

「アンベードカルの人と思想」山崎元一
世界遺産・ラージキル(赤い城)
さて、空港に向かうまでの間、しばし観光です。
今回訪れたのはイスラム系の城塞だそうです。
意外にあっさりした装飾ですが、再建していないのか元々こういう物なのかはわかりません。
敷地が広く、疲労のピークか最終日ということもあって足が重いです。
午前中だったので28℃くらいでしたが太陽の下にいると自然と体力を奪われてしまいます。
インド国立博物館
こちらも入場に手荷物検査、身体検査があります。
物騒な国ですが、日本もいずれこうなるのかと思うと嫌な世の中ですね。
建物自体はイギリス統治時代の古い建物らしく老朽化が進んでいるようです。
最新の展示法ではないですが、貴重な仏教関係の物が収納されています。
やはり日本の仏像とは系統が全然違いますね。
仏舎利(サーリラ)
「仏舎利」とは「釈尊の遺骨」のことです。
1898年、イギリス人・ペッペによって最初の発掘が行われ骨片や灰、宝石、金箔などが発見されたそうです。
1971年~1977年にインド考古調査局(ASI)スリヴァスタヴァ博士よる追加発掘が行われ、さらに別の石箱から仏舎利が発見されました。
佐伯先生から『佐々井上人がASIに「もっと下にあるはずだ」という強い提言をした』ので新たな発見につながったと聞きました。
神通力というべきか、古文書の解読のせいなのか凄いことです。

タイでお寺を新しく造る場合は仏舎利がないとダメなので分骨して米粒よりも小さい骨が祀られるそうです。

真ん中の三角形の入れ物に入っているのがお骨ですがかなり大きい方です。
「仏陀(ブッダ)」とは「目覚めた人」であって神ではない
某一神教やカルト教団のように教祖様である自分を「神だ!」と言わないのが釈尊の良いところだと思います。
●自分の死後、私を神格化してはいけない
●私の教えも不要になったら捨てていけ
●葬式に関わってはいけない
原始仏教では「あれ?」と思うような普通の宗教家なら言わないであろうことを釈尊は言っていました。
釈尊の弟子たちが教団を護るために組織化したり神格化したことは理解できますが、釈尊は哲学家・思想家だったことを思うと現代の日本の仏教の見方も少し変わって見えませんか?
今の科学の時代に「念仏を唱えたら極楽浄土に行ける」と心の底から本気で思っている人はいないでしょう。(いたらごめんなさい)
「宗教家=金銭欲と自己顕示欲、名誉欲」
これが最近の宗教の問題であり嫌悪感なんですよね・・・。
因みにこの仏像(↓)も佐々井上人が発掘に携わっていると聞きました。
どんだけ凄いんでしょうか?

まだ展示されていない仏像も多数あるらしい
国際空港でビックマック
さて、インド国立博物館を経ってインディラ・ガンジー国際空港に向かいました。
いよいよインドともお別れです。
さすがに出国審査はすんなり進みました。

この空港は仏教徒よりヒンドゥー教の色が強い
少しフライトまでの時間が有ったので「ビックマックは世界の基準」ということでインドでも食べてみました。
最後の最後にコーラに氷が入っていました。
氷も水が汚いとお腹を壊す原因になるので要注意!
店員さんに「氷を抜いて!」というのを忘れていたので一口だけ飲んで終了。
(なにせ、歯磨き後のうがいも水道水は使わずペットボトルの水を使用したくらい注意していました。)
思ったよりスパイシーではないビックマックで安心しました。

日本のビックマックよりはデカいかもしれません
10月21日(水)~日本へ無事帰国
帰りの国際線もJALでした。
CAさんが日本人だったので安心します。
インドと違って入国審査などで特に問題なく無事に帰国することが出来ました。
本当に一瞬でした。
なんなんですかね、インドの入国審査・・・。
帰国してすぐに羽田空港内でそばと天丼をいただきました。

普通なら美味しいと思うレベルでは無いのですが(失礼)、インド帰国後は凄く美味しく感じました!
帰国後に・・・
やっぱり日本食は最高ですし、「これ食べて大丈夫かな?お腹壊さなかな?」と思って食べなくてもいいですし、トイレも綺麗で最高です!
インドのトイレってどこも臭いのはスパイスを大量にとっているから尿も臭く、水の質も日本とは違うのでそれらが混ざって臭いのかな?とか考えていました。
特にインド人は今のところは「臭い」に関してはお金をかける雰囲気はなさそうですが、今後どのようになっていくのかはわかりません。
経済成長と民度と文化成熟度がもっと平均的に上がれば消臭や除菌などの需要があるかもしれません。
今までのわざわざ海外旅行に行かなくても、いかに日本って素晴らしい国かは知っていましたが、改めて実感、体感しました。

学校に通えず大道芸で小銭を稼ぐしかない子どもたち
日本が素晴らしい国にいきなりなったわけではない!
そして、日本が素晴らしいのは聖徳太子が「国教として仏教を選択した」ことで文明度が飛躍的に向上したんです。
途中端折りますが、江戸時代は寺子屋で僧侶が文字や算盤を女子供も含めて庶民に教えていた歴史があるから凄い向上心をもった民族なんです。(ヨーロッパでも読み書き算盤は上流階級のほぼ男性しか習わないですからね)
識字率の高さは世界最高峰でしたから、明治維新後の近代化にも大成功して西欧列強に肩を並べたアジア唯一の先進国でした。
これは資源とかではなく、学問・道徳の力なんですよ。
そんな偉そうなことを書きましたが日本が発展しているのは実は”日本だけの実力ではない”のです。
仏教が生まれた国であるインド(お釈迦様はネパール出身だという話もありますが広義の意味ではインド)に感謝して日本は「親孝行」「恩返し」をするべきだと言う人もいますがそれには賛成です。
(中国や朝鮮半島も仏教経由しているので感謝したいところですがあちらが拒否していますから)
日本車のSUZUKIもHONDAもインドでは有名ですし、比較的親日派が多いのでインドとは仲良くしていきたいものです。
ブログでは書ききれない、伝えきれないことも多々ありましたがもし何かの機会でお話する機会がありましたら是非お話したいものです。
余談ですが羽田空港から新千歳空港に到着時は8℃でした(寒い)

いつまでもお元気で活躍されることを祈念しております!
南天会ツアーでインドに!
最後に、このブログを読んだ方で佐々井上人やアンベードカル博士に興味をもってくださり「来年はインドに行ってみたい!」と行動してくださる方がいることを期待しています。
お金は個人旅行よりは若干かかりますが「南天会ツアー」は佐々井上人とも会えますし特典も色々あり最高です!
今回は日本人ガイドの方が日本の出国から帰国までずっと添乗員として同行しますし、現地ガイドも2名という贅沢さ。
移動も全て手配してくれて本来なら歩いたり自分でリキシャやタクシーを金額交渉して移動しなくてはならないところを改宗式会場の近場まで特別にバスで移動したり、空港やホテルなどでも海外旅行に慣れていなくても安心です。
私も英語やヒンドゥー語は全くと言っていいほど話せませんが大丈夫でした。
更に南天会の責任者である佐伯隆快先生が佐々井上人の支援を永年していますので隠れたエピソードを教えてくれたり、真言宗の僧侶でもあるのでインド各地で”お勤め(読経)”をされたりなかなか個人旅行ではとても経験できないことが経験できちゃいます。
出来れば体力のある若いうちにインドに行った方がいいと思いますが、ある程度高齢の方でも南天会ツアーは至れり尽くせりで安心です。
何より旅行中に仲間とのご縁が深まります。
宣伝みたいになってしまいましたが、本当にツアーに参加して良かったと思っています。

それでは、このブログを読んでいただいた皆様の今日がおだやかでやさしき時間と共にありますように。
合掌
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
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