リライブル、仏教を本格的に学ぶために東京国際仏教塾へ入塾す

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

特殊清掃や遺品整理は「死後」に携わる仕事です。

私どもも常に「生死(仏教的にはしょうじ)」に関して考えさせられることが多い仕事です。

なにかこの問題に関して明確な答えや形が欲しく、特殊清掃、遺品整理に関わる者の”背骨”を入れるべく、このたび本格的に「仏教」を学ぶために「東京国際仏教塾」に入塾させていただきました。

また「直葬」の場合に別途僧侶を呼んで読経してもらうのもお金がかかります。

もし私が得度して読経供養することが出来れば遺品整理の際に少しでもお役に立てるのではないかとも考えております。


宗教=ヤバい?

日本人にとって「仏教」はなじみ深く、皆様にとってもわかりやすい”教え”であります。

仏教は日常生活で意識しなくても、何気ない会話の中にも実は仏教用語がたくさん使われていますし、冠婚葬祭や初詣、盆祭りなど生活に根付いているものです。

また芸能に関しても仏教由来の物も多く茶道、華道、歌舞伎などもそうですし日本文化や日本の歴史とは切っても切れない関係性があります。

「仏教=宗教」と聞くと「ヤバい奴の集団」とイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、人間が永きにわたって苦しんでいることに関するこたえや心構えを教えてくれる「学問」、「哲学」です。

今回は東京国際仏教塾の入塾式に参加し、翌日、第一回目の修行の様子を”簡単”にお伝えしようと思います。

とはいえど5000文字近くありますw


4月24日 東京国際仏教塾・入塾式

東京都文京区にある「東京大学青年仏教会館」で入塾式は行われました。

同時に37期生の卒塾式も行われました。

そもそも東京国際仏教塾(以下、「仏教塾」)とは何か?」ということですが、歴史を語ると長くなってしまうのでかなり端折らせていただきます。(詳しくはHPをご覧ください)

「本郷3丁目駅」から道路をはさんですぐのところにあります

現代の仏教界は世襲制の傾向が強く一般の方にとっては敷居が大変高くなっています。

「それではいけない」ということで1988年(昭和63年)に光明寺住職・大洞龍明師が塾をはじめたのがきっかけで、今回私は38期生となります。

最初の半年は「仏教とは何か?」という基本的なことを学び、各宗派のお寺で自分にあった宗派を探していきます。

その半年後は「専門コース」に移行し7大宗派(天台、真言、浄土、浄土真宗、臨済、曹洞、日蓮)の中から浄土真宗なら浄土真宗、曹洞宗なら曹洞宗の修行道場で専門的に学び「得度」(仏門に入り釈迦の弟子になること)を目指します。(※目指さなくても自由)

「自分の檀家が浄土真宗だから浄土真宗を学ぶ」でも良いですし、「自分の考えは〇〇宗の方が合っている」とか、「〇〇宗で出会った和尚様に惹かれてこの宗派で学びたい」など強制されることは一切なく自由に選ぶことが出来ます。

入塾式の前の様子


一般の方が仏教を手軽に始めるにはお奨め

また、働きながら学びたい、定年退職後に学びたいなど現在の環境に合わせて学べるので「なにがなんでも僧侶にならねばならないっ!」というような”ガチ”ではないことも魅力です。

最終的に「専門コース」から僧侶になりたい場合の修行は”ガチ”になると思いますが入口は広く、嫌ならやめれば良いだけで一度入ったら抜けられないように洗脳されるようなカルト集団では決してありません。

本来、仏教は「哲学」ですが、いつのころからカルト教団が増えてお金や組織票集めの集団が目立ってしまい「宗教=悪」「宗教=金」のような負のイメージがついてしまいました。

また現在では「葬式仏教」と言われるように名ばかり僧侶が高い戒名やお布施の強要など一部の悪い評判のお寺のせいで仏教業界全体が悪く見られてしまう傾向にあります。

日本は物質的に豊かになった一方で精神、心の面の豊かさはどうでしょうか?

今一度、本来の仏教の精神に立ち返り、心の充足も見直す時期に来ていると私は思っています。

元東洋大学学長・竹村牧男先生の講演「仏になるということ」


四弘誓願(しぐせいがん)

衆生無辺誓願度(しゅうじょうむへんせいがんど)

煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)

法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいがんがく)

仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)

を唱えました。

これは仏教各宗派共通で「これから仏教を信ずるものとして、この言葉を誓います」というような言葉です。

訳すると・・・

生命あるものは限りなけれども、誓って導かんことを願う。

悩みは尽きる事ないけれども、誓って断ち切らんことを願う。

教えの数は量りなけれども、誓って成し遂げんことを願う。

悟りの道は遥かなれども、誓って成し遂げんことを願う。

※この約についても個別に解釈は様々ありますが文章量的に今回はご容赦ください
m(__)m


4月25日~4月27日の2泊3日の修行

日蓮宗 法受山 妙厳寺

入塾式のあと千葉県に移動しホテルで一泊し、翌日に五井駅に集合しそこからバスで約1時間、千葉県大多喜町にある「日蓮宗・法受山 妙厳寺」様で2泊3日の修行に参加させていただきました。

お寺に向かう途中に大多喜城を道路から見ることが出来ました。

妙厳寺は10万石の寺社格を与えられた由緒正しき名刹です。

徳川四天王・本多忠勝ゆかりのお城です。残念ながらコンクリートで再建された観光用のお城です。

お寺の山門をくぐるとそこから修行は開始します。

「山門」は俗世と仏道の境界となる建物です。「神社」でいう鳥居と同じ役割です。

お地蔵様(地蔵菩薩)が「みんな修行頑張れ~」といってくれているようでほっこり

お寺で寝泊まりをすることは初めての体験でしたので全ての行動が新鮮でした。

食事作法、読経、作務、講習などどれも学びになりましたが、仏教は知るだけではなく「実践」が大切ですので今後の生活に取り組みたいと思います。

特にお食事は時間がないという理由で「TVをみながら」や「スマホをみながら」などの「ながら食べ」はせず”生命に感謝”していただくようにします。

イノチの大切さを再確認


塾生の様々な考え

38期生は48名で今回はA班とB班に分かれて参加なのですが私のA班は19名。

2日目に自己紹介の時間があるのですが皆さんそれぞれ「なぜ入塾することにしたのか?」という話をしました。

「お寺を継ぐため」という方もいましたが、「自己研鑽」であったり、「精神的な支えが欲しい」「大病を患って自分の死を考えた」「子育てが一段落し今後何をしたらよいのだろう?」などここでは細かいことは書きませんが、結構皆さんの一人一人の「想い」というものを感じましたし「人生」や「ご縁」について考えさせられました。

「人生80年時代」から今や「人生100年時代」となっています。

「仕事だけをしていればよい時代」から「仕事を辞めた後に何をすればよいのだろう」と迷っている方は多いのだということもわかりました。

18時に鐘を衝かせていただきました


日蓮宗について

日蓮宗については事前の勉強はせずほぼノーガードで臨みました。

私は日蓮宗=創価学会(公明党)のイメージが強過ぎて「あまり好きでは無い」と思っていたのですが、日蓮宗から破門されていたことを知りました。

実は私どもが行う遺品整理でも創価学会の方の部屋を片付けることがあるのですが、生活の割には大きく立派な仏壇や故・池田大作氏の著書などにお金をかけて、自分の生活は貧しかったのかな?なんて思うお部屋をたくさん見てきたからです。

公明党が自民党と連立政権を組んだことにより「失われた30年間」になったと思っていますし、故・石原慎太郎都知事も生前言っていたように「公明党は将来自民党の足をひっぱることになる」ということが合っていたと思います。

今回の衆議院選挙でも「中道連合」という国民のためにならない政党をつくったことも好きではない理由にひとつです。

日蓮宗とは袂をわかったとは知らず、無知ですみませんでした。

「作務」では雑草取りや掃除を行います。


ご住職 野坂法行師

余談ですが、妙厳寺住職である野坂法行師は日蓮宗大本山池上本門寺のNo.2とのこと。

簡単にいえば素人の修行者と一緒の席にいるなんてとんでもないくらい”お偉い方”ということです。

※以下の写真は妙厳寺パンフレットより~

寺院関係者さんからは「普段は絶対に会うことが出来ない方」との話をききました

逆に妙厳寺は副業(?)みたいな感じで大変多忙にも関わらず我々塾生のために来ていただいたとあって背筋が伸びる思いでした。

私のようなぺーぺーにはまだピンと来ていませんが1年後、「とんでもない方とお会いしたんだな」と実感する日がくるかもしれません。

温かい眼差しが印象的でした

普段は会えないような一流の方にお会いできるご縁をいただけるのも「仏教塾ならでは」とのことです。

妙厳寺のHPもリンク貼っておきますね。


日蓮宗の教義は?

鎌倉時代に日蓮聖人が開いた「法華経」を根本経典とする宗派。

「南無妙法蓮華経」と唱える「題目」を重視、すべての人が成仏できる「一切衆生成仏」を説く。

【日蓮の代表的な言葉】

1.先ず臨終の事を習うて後に他事を習うべし

〇意味:人の命は無常であるため、まずは「死」というものにどう向き合うかを学んでから、他のことを学ぶべきであるという生死観。

2.水のごとくたゆみなき信心

〇意味:一時的な熱狂ではなく、水が流れるように絶え間なく続く信仰の姿勢が大切であると説く。

3.蔵の財(たから)よりも身の財、身の財よりも心の財が第一なり

〇意味:蔵にある財宝やモノよりも身体の健康や技能が大切であり、それ以上に「心の財(豊かな心)」が最も価値がある。

どれも納得です。

送迎バスを用意してくれるなんて至れり尽くせりです


本当の贅沢とは?

2泊3日の修行後は帰りもバスに乗り妙厳寺から五井駅まで送ってくれます。

帰路は羽田空港まで高速バスに乗りました。

修行中はお寺で獲れた山菜を中心にした精進料理のみでしたので肉や魚は出ません。

駅近くのコンビニでお肉とコロッケを買って食べました。

摂生後なので「さぞ美味しいだろう」と思っていたのですが、妙な脂や強い味に違和感を覚えました。

「飽食」の時代に敢えて「粗食」(とはいえども山菜は貴重な食材)をいただくことで普段の有難みを感じることが出来ると思ったのですが、今回は逆に自然の恵みをいただく精進料理の有難みを知ることが出来ました。

現代社会において、山菜をはじめ自然由来の食べ物を摂取することが逆に贅沢なことなのか・・・。

化学添加物まみれの食材が手頃であるが人間の営みに悪影響を与えるのではなかろうか?

これまた考えさせられることでした。

献立の一部

あと、個人的には修行をおこなうにあたって坐禅や作務を行うには体力、筋力をもっとつけないといけないこと。

喉が弱いので声帯を鍛えたり、喉を傷めない発声法を習得することなど課題もみえてきました。

自らを鍛えることを課し、学び続けたいと思います。

この体験を与えて下さった仏教塾に携わる方、皆さんに感謝いたします

合掌 m(__)m


リライブルの5月予定

4月ももう終わりに差し迫っていますが、5月もすでに何件かの作業予定が入って空き日は僅かになってきています。

お見積りに関してはまずはお気軽にご相談下さい。

緊急の際は、近場であれば動けることもあると思いますがGW期間中は基本的にはお休みとさせていただいております。

※フリーダイヤルは繋がります。

予めご了承ください。

「ちょっと休みすぎじゃね?」と思わないでくださいね


社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920 (スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

家財整理10年以上の実績があります!

・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で24時間対応可能です。

・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。


遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業 ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。

・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。 ・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。

関連記事