【出張兼勉強】武田信玄公ゆかりの山梨県に行ってきました!

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役・鈴木です。

先日、東京の某セミナーに参加しました。

内容はここでは公開できないのでセミナーの内容は一切ありません。

悪しからず。

今回は2泊3日で出張予定を組んでいたので、翌日に山梨県に行ってきました。

私の趣味と知人向けのブログ内容なので作業内容等を知りたい方は別のブログをご覧ください。


武田家関連史跡巡り 1日目

山梨県と言えば「武田信玄公」(以下、敬称である”公”は省略しますが山梨県民の皆さんお許し下さい)と言っても過言ではありません。

武田家関連の史跡、寺社を見て回るのが目的です。

今回、巡った場所も多いので一件一件詳しい歴史話等は掲載しておりませんのでご了承下さい。

東京(新宿)から特急かいじに乗って甲府市まで約1時間25分ほど。

滅多にJRを利用しませんし、せっかくなのでグリーン車に人生で初めて乗ってみました。

もう二度と乗ることは無いと思うので奮発してみました。

乗客は私ともう一人くらいしかいなくてほぼ貸し切り状態で快適でした。


武田信玄公 銅像

甲府駅を降りるとすぐに有名な武田信玄の銅像がバーンとあります。

「甲斐の虎」と呼ばれ恐れられた戦国大名ですね。

詳細は省きますが、父親を国外追放(クーデータ)し、子どもを殺し(お家騒動)、当時は肉親同士で殺しあうという時代とは言え、現代人なら鬱になりそうな人生です。

「信玄が長生きしていたら天下を取れたのでは・・・」なんてよく言われますが、今思えば立地的にも経済的にも厳しかったでしょう。

やはり「天の時、地の利、人の和」とは言ったもので、この3点がそろわないと事が成らないものです。

四方を山に囲まれた痩せた土地では(いくら金山があったとはいえ)車もない時代は厳しかったことが想像されます。

武田家が滅んだ遠因と言われている「長篠の戦い」も「織田・徳川連合軍の鉄砲隊」対「武田騎馬隊」の新旧兵器対決のような話が一般的でしたが、近年では兵力差すなわち経済力の差で勝負がついたという話になっています。

ここから徒歩で5分もかからないトヨタレンタカーで車を借りて見学です。


武田神社

まずは武田神社に向かいます。

ここは武田氏三代(信虎、信玄、勝頼)の本拠地だった「躑躅ヶ崎館跡」です。

皆さんなんて読むかわかりましたか?

「つつじがさきやたか」と読めますが、私はこれを書けと言われたら書けませんw

神社内の資料館(宝物館)にも立ち寄りましたが、昭和から進歩していない展示内容で残念でした。

写真撮影不可なので内容は記載できませんが、リニューアルが必要でしょう・・・。


しかし、周囲の復元工事も行っているようで今後に期待です。


武田ミュージアム

武田神社の道路を挟んで向い側に立つ建物です。

ここは比較的新しいようで展示方法が新しいです。

しかしながら国宝や重要文化財などの古い物もないので展示物が薄っぺらい印象です。

NHK大河ドラマの「どうする家康」のパネルが置いてありました。

武田信玄役は阿部寛さん!

めっちゃ目力強すぎで強そうです。

もしかしたら先ほどの武田神社の宝物館のリニューアル版なのかもしれません。

甲斐善光寺に向かいます。


甲斐・善光寺

武田信玄が川中島合戦の時に信濃・善光寺の焼失を恐れてご本尊や諸仏寺宝類を甲斐に移したと言われています。

武田家滅亡後は紆余曲折がありましたが、現在に至っています。

「日本一の鳴き龍」「お戒壇巡り」は体験型アトラクションとして面白いと思います・・・撮影禁止ですけどね。


乾徳山 恵林寺(臨済宗妙心寺派)

少し離れて、甲州市の恵林寺に向かいます。

ここは「心頭滅却すれば火も自ら涼し」で織田軍に焼き殺されたことで有名な快川紹喜が住職を務めたこともあるお寺です。

これ語りたいのですが、長くなるので割愛します。興味がある方はぜひ恵林寺のHPで調べてみてください。

「武田不動尊」もありましたがこれまた写真撮影不可です。

すぐ迎えにお土産屋さんがあり、ここには黄金の武田信玄像があります。

お土産は・・・特に欲しいものがありませんでした。


山梨県立博物館

笛吹市に移動し、本来は善光寺に収められている源頼朝像が公開されているということで博物館に行ってきました。

本来は上記の甲斐善光寺に安置されている像です

これまた写真撮影禁止です。

凄く間近で見れたので満足です♪

山梨県の歴史が分かりやすく展示されています。

ここで学んだのですが明治40年起きた山梨県で大水害

このとき羊蹄山を中心にニセコ町・京極町・倶知安町・豊浦町・喜茂別町に約3千人近くが移住したという話です。

羊蹄山(蝦夷富士)が富士山によく似ているというものこの地域に移住する決定打になったようです、

今でもこの街には山梨県由来の地名が残っているのはその影響とのこと。

しかしながらせっかく移住した方達も離農したり、地元に戻ったりで北海道には定住しなかったそうです。

北海道に住んでいて知りませんでした。

ここの博物館は面白かったです、お奨めです!


甲州寿司

甲府市内のホテルに向かう前に甲州寿司を食べに行きました。

甲州寿司はシャリが通常の1.5倍で甘ダレで食すそうです。

シャリが大きいのでネタと一緒に半分に切られているので食べやすいです。

これはこれで美味しいお寿司でした。

干し柿の天ぷらは食べたことがなかったので食べてみました。

おかずとしてではなくお酒のつまみで食すそうです。

1日目はこれで終了。


武田家関連史跡巡り 2日目

甲府五山

早朝より甲府五山をめぐります。

武田信玄公が京五山、鎌倉五山に倣って命名したお寺で各地に武田氏と所縁の墓があったりします。

1.金剛福聚山 法泉禅寺(法泉寺)

武田勝頼(信玄4男)と武田信武(南北朝時代の武将で甲斐源氏10代当主)が眠っています。

2.瑞巌山 圓光禅院(円光院)

武田信玄の正室・三条夫人が眠っています。

梅の開花日宣言がなされた日だったようで梅が咲いていました。

3.法蓋山 東光興国禅寺(東光寺)

信玄嫡男だった武田義信と隣国の滅ぼされた諏訪頼重のお墓があります。

両名ともこの寺で幽閉後に亡くなっています。

4.定林山 能成寺(のうじょうじ)

武田信守(信虎の曽祖父)の菩提寺。

5.長禅寺

五山筆頭にあげられるお寺。

長禅寺が開かれた時の住職・岐秀元伯は学問の師であり、「機山信玄」という法号を与えた高僧でした。

山門や五重塔など建物は立派でしたが・・・が、肝心の墓地は少し荒れていました。

信玄の母親である大井夫人が眠っていますが・・・ここも残念ながら荒れています。

季節柄まだお手入れする前だったのかもしれません。


舞鶴城公園(甲府城跡)

甲府23万石のお城です。

石垣が当時のままの物と補修した物とがありますが立派で大きめのお城でびっくりしました。

当時の権勢ぶり、重要度がわかります。

櫓などは当時の手法で再現されているようです。

これまたあまり観光に力を入れていないのか残念です。

もっと知られても良いと思うんですけどね。


信玄堤

信玄と言えば戦いもそうですが、治水事業を行ったことが有名です。

「歴史好き」を言うなら抑えておかないといけない場所ですが、優先順位はかなり低いでしょう。

見学に言った日は水量も少なかったですが川幅の広さを見ると大きな川なんでしょう。

甲府盆地は洪水が起きると大被害を受けますから、治水工事は地元の人にとっては生き死にの歴史です。

特に資料館的なものは何もないです。

下の写真は左側、中央、右側と同じ場所から撮影しています。


武田信虎 像

甲府駅の北口(信玄公銅像とは逆側)に父親である武田信虎公の銅像があります。

武田信玄公の功績が目立つため父親は日陰の存在でしたが、最近では父・信虎の実績があっての武田家の繁栄だということで見直されております。

駅で吉田うどんを食べました。

麺が硬いのが特徴で、それにも理由があると知りました。

当時、富士吉田市近郊は富士山の爆発で火山灰がふり稲作がダメだったため、代わりに養蚕が盛んでした。

その仕事は女性が主にしていて、男性が代わりにうどんを作っていたためコシの強い麺が出来上がったそうです。

食に歴史ありですね!


最後に

甲府市を中心に観光して思ったのは「撮影禁止」の場所が多かった点です。

今の時代は逆にSNSで知ってもらって、興味をもってもらい現地に来てもらうことの方が良いと思います。

「緊急事態宣言中?」っていうくらい人がいなかったです。

それはそれで見学しやすいのですけど、あまりにも寂れている感がすごかったですし説明書や掲示板なども昭和?という感じで古かったです。

今回でほぼ武田家関連の見たい史跡は巡ったので、余程のことが無い限り山梨県にはもう一回行くことはないでしょう。

知られていないことは、存在して無いことと同じ

そういった意味では企業も知名度が大事だと改めて思いました。

では長くなりましたがこれで終了します、来週から通常運営です。


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