広島出張〜島根県方面へ歴史の勉強旅(後編)

こんにちは、家財整理専門店リライブル株式会社の鈴木です。

さて、前回のブログの続きですが今回は知人向けの内容で現場内容ではありません。

現場のお話を知りたい方は他のブログをご覧頂けると幸いです。

ただ、意外と作業ブログよりも関係のないお話の方が好評だったりするんですよね。


山陰地方へ移動〜鳥取県・米子城

①米子城跡

前回までのお話では、広島市で2泊でしたが、3日目は7時にホテルを発ち高速道路で米子城跡に向かいます。

広島市から約3時間程度の距離です。

米子城は吉川元春の次男であり、吉川広家が築城したのが始まりとされる。

明治時代に廃城となったお城ですが石垣が残っています。

五重の天守閣と四重の副天守閣を持ち「山陰随一の名城」と称されるお城だったそうです。

標高90mの湊山に築かれ、急こう配の山道を登ると眺めの良い頂上に着きます。

NHKの「日本最強の城スペシャル」で1位に選ばれたそうですが、確かにこの城を攻めるのは大変そうです。

天守などが再建されれば観光客も増えると思うのですが・・・。

歴史好きではないとわざわざ訪れることのないお城だと思うので、是非再建計画を立てて欲しいものです。


②山陰歴史館

すぐ近くの「山陰歴史館」はあまり見るべきものもなく、展示方法も地味で少し残念な資料館となっています。

吉川広家を深堀すると結構面白い人物だと思うのですが、関ヶ原の戦いのときの身の処し方が地元では嫌われているのかもしれません。


足立美術館へ

米子城から島根県方面に移動をします。

観光旅行では必ずルートに入る「19年連続・庭園日本一」の足立美術館です。

確かに庭は綺麗でした。

訪問前にこの庭は6名の庭師で管理されていることもTVで見ました。

でも、「どうだ凄いだろ〜」という感じと人工的すぎてあまり感動しませんでした。

人それぞれの感性ですので、素晴らしいと思う人は素晴らしいで良いと思います。

日本画の大家、横山大観の作品が多く展示されています。


月山富田城へ

足立美術館から車で数分の場所にありますが、普通の観光客は殆ど見向きもされません。

これまた歴史好き以外からすると超マイナーなお城だと思います。

「尼子対大内」、「尼子対毛利」と中国地方の覇者を決める重要な戦いの場になったお城です。

岐阜城や松山城も山城ですがロープウェイがあったので問題なかったのですが、この城は階段のみで頂上まで自力で登らないといけないので覚悟しないといけません・・・。

杖は1本よりは2本の方がオススメです。


①尼子十勇士筆頭・山中鹿介

頂上にいく途中で「我に七難八苦を与えたまえ」と月に願ったM男・山中鹿介の像がひっそりと建っています。

地元の人はNHK大河ドラマの主役に推したいようですが、さすがに史実の話がそれほどないので1年もドラマとして持たないでしょう。

話も地味ですし、かなり厳しいでしょう・・・。

せいぜい2時間スペシャルドラマくらいなら持つかもしれませんが、視聴率が厳しそうです。


②月山富田城、めちゃきつい!

月山富田城は規模、高さが想像以上!

更に山を登って40〜50分(真っ直ぐ登るだけならもっと早いでしょう)かけて頂上に辿り着きました。

久しぶりに山登りしました。

敷地的にはかなり広く写真では分かりにくいので現地に行ってみないとなかなか理解できない広さと高さだと思います。

下の地図で見ると山の一部が要塞化していることがわかるのではないでしょうか?

それにしてもこんな山中まで重機もトラックもなく石垣や屋敷を築いたといつも感心してしまいます。


③安木市立歴史資料館

麓には「安木市立歴史資料館」がありこの城の当時の様子の模型や城主の歴史が学べます。

展示物は少なめです。


歴史好きには堪らないですが、一般の方からするとただの山に見えてしまうのでもっとPRや天守再建がなされるといいのですが。

米子城もそうですが、日本の城は非常に大切な観光資源です。

城の見学者が増えれば宿泊、飲食など周囲に経済効果が波及されるのです。


④山陰の覇者・尼子経久

歴史資料館の川を渡って向かい側に尼子経久の銅像があります。

北条早雲(伊勢新九郎)と並んで下剋上の典型で、尼子勢力の拡大に努めた名将です。

「謀聖」、「謀将」と言われ毛利元就、宇喜田直家と並んで「中国三大謀将」と称されるほど頭の切れる人でした。

あまりPRしていないので勿体ないです。

戦国時代初期の巨頭で11か国を制覇した大大名なんです。

なんか不憫です。

2つの山城と足立美術館を巡ってかなり足腰に疲れが生じてきたので少し早めにホテルにチェックインしました・・・。


4日目〜松江城と出雲大社

①松江城

松江市に宿泊したので8時半には国宝・松江城に到着。

開城一番に天守に登りました。

想定していたよりも城の規模が大きく驚きました。

国宝のお城の中では姫路城に次いで2番目に広いそうです。


②堀尾吉晴

豊臣秀吉の股肱之臣・堀尾茂助吉晴が築城。

誰?

と思うかもしれませんが、「豊臣三中老」の一人(後世の創作)と称されるので有能だったことは間違いありません!

この像は松江城駐車場前にあります。


③松江歴史館

天守を巡った後は「松江歴史館」を見学。

ここは旧家老の自宅を改造したそうですが大変綺麗で展示方法も良かったです。

私も全国各地の歴史館を巡っていますがこの松江歴史館はあらゆる面でトップクラスの資料館だと思います!

歴史館と併設されている休憩所はお庭が整備されていてお茶(有料)を頂くことが出来ます。

ぜんざい(松江藩7代藩主・松平不昧公が発明)と抹茶が美味でした。

 

雅な気分になります。

お陰様で今回の松江城訪問で「国宝5天守」をコンプリートすることが出来ました。

他の四城は彦根城、犬山城、松本城、姫路城(見学順)です。

次の目標は「現存12天守」のコンプリートです。


④ぐるっと松江 堀川めぐり

松江歴史館を出て、外堀を船に乗って回る回覧船に乗りました。

50分ほどかけて船頭さんの案内で外堀を回ります。

途中二箇所で途中下船、途中乗船が可能となっています。

料金も乗り放題で移動方法としても便利です。

やはりお城がある地域は風情があっていいですね。


出雲大社

最後は、出雲大社です。

10月は旧暦で「神無月」といいますが、島根県では全国の神様が出雲大社に集まるので「神在月」と言われています。

やはり見学客は多いです。

大しめ縄が有名です。

出雲大社の近くで育つと悪いことが出来ない人間に育ちそうですが、この地方の犯罪率ってどうなんでしょう?

生まれ育った環境って大事ですから「出雲生まれ、出雲育ち」というだけで信頼できる人間のような気がしてしまいます。


稲佐の浜

本来は全国各地から神様が一番最初に上陸する場所と言われている「稲佐の浜」に行ってから出雲大社に行くのがルールなのですが、逆のルートで来てしまいました。

砂がさらさらでまるで沖縄のサンゴ礁の砂のようでした。

これで予定通りの観光地を回ることが出来、レンタカーを返却し、出雲空港に向かいました。

最後の最後に空港内に「出雲阿国」の像がありました。


かぶき踊りを創始し、これが様々な変遷を経て歌舞伎ができたと言われております。

天候にも恵まれ、事故もトラブルもなく良かったです。

10月も残り僅かですが頑張リマス!


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