こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
お陰様で令和3年の営業も無事に終了致します。
新年は1月5日から通常営業となります。
電話やメールは対応可能ですのでご相談下さい。
今日は本年度最後のブログとなりますが、振り返りをすると新型コロナ関連のお話ばかりになってしまって、恨みつらみしか出てこないので止めておきます(笑)
しかしながら、特に大きな出来事もなく無事に終了することが出来て一安心です。
来年度はもう少しやりたいことや変化していくことを考えておりますので乞うご期待下さい。
「北海道の特殊清掃はリライブル株式会社」にお任せください!
北海道の歴史を知る
「令和3年の最後のブログはどうしようかな?」と考えていたのですが、実は昨夜にようやく読了した本があるので紹介させて頂きます。
札幌を開府した島義勇 解任と梟首の謎 (著・河原崎 暢)
400ページ以上あることと、幕末の知識をある程度以上のレベルでない方は読めないと思います。
細かい説明などは無いのと、歴史上の人物や事件、流れなどがサッと頭に浮かぶレベル以上の方が読む本なので、初心者には難しすぎて途中で脱落してしまうことでしょう。
8月に購入したのですが、寝る前に少しずつ読みながら、ようやく読み終わりました(;´Д`)
北海道に住んでいる以上、成り立ちの歴史を知ることは一般教養として把握しておくべきと考えます。
郷土のことを知らないのは、大人として恥ずかしいことです。
さすがに、この本の内容を全て紹介するわけにはいかないのですが、北海道を積極的に開拓したい方針の佐賀藩主・鍋島閑叟と北海道よりも内政に力を入れたい薩摩藩士・大久保利通が北海道開拓に深く関わっていることがわかりました。
最終的には政争に大久保利通が勝って佐賀藩や佐賀藩士は日本史の主流から外されてしまいます。
(歴史のIFはご法度ですが、もし鍋島閑叟が長生きしていたら・・・歴史が変わっていたかもしれません)
現在の地味な扱いの佐賀県になってしまったいきさつが書いてあります。
島義勇像の建立
私は、札幌市の礎を築いた島義勇をあるきっかけで知ったことにより、ふるさと納税で島義勇像建立にあたり寄付をしました。
※そのいきさつは「島義勇像除幕式に行ってきた!」のブログを読んでください。
その時に、島義勇の上司であり佐賀藩主である鍋島直大(閑叟)というお殿様が大変優秀な方だったと知りました。
幕末四賢公と言えば・・・
・松平 春嶽(福井藩主・親藩)
・伊達 宗城(宇和島藩主・外様)
・山内 容堂(土佐藩主・外様)
・島津 斉彬(薩摩藩主・外様)
・・・と言われていますが、なぜここに鍋島閑叟が入らないのか大変不思議です。
藩主としても大変優秀で財政が傾いていた佐賀藩を立て直し、藩校を復活させ、「佐賀七賢人」と言われる優秀な人材を輩出。
国産の反射炉を作り大砲や国産の蒸気船なども日本で初めて佐賀藩が作り一大科学立国を作りました。
今の日本の基礎を作った多くの政策は実は佐賀県人が多く関わっています。
もっと佐賀県は評価されても良い県なのです!(佐賀県ってどこっていう人も多いので一応九州の位置関係を↓)
北海道神宮の島義勇像
個人的に”佐賀贔屓”になったのも、札幌市開府の魁になった島義勇を知ってからです。
幕末期、明治期の北海道は地政学的に”不凍結港を確保し太平洋ににらみを利かせたいロシアが狙っていた土地”であり、ロシアに侵略されないために”重要な防衛拠点”だったこと。
北海道がもしロシアの手に渡っていたら現在の世界情勢はどのように変わっていたのか?
ロシアの領土拡大を危険視していたイギリスの思惑と南北戦争を行っていたアメリカの思惑は?
・・・など当時の日本が置かれていた世界情勢も同時に知ると、北海道の重要性や奇跡的なラッキーの連続で今があるということが解ることでしょう。
自分が生まれた国や土地はアイデンティティーを構成するうえで重要なことです。
もし、幕末期の北海道に興味がありましたら是非読んでみてください。
上記の通り、佐賀藩のことや佐賀藩士のこともある程度は知らないと読み続けるのは難しいと思いますが。
自分のルーツを知る良い期間
コロナ全盛の頃には実家帰省が出来なかった方も、今年は帰省者が増えているそうですね。
お正月期間中に家族や親戚と集まる機会があることでしょう。
そこで、自分の祖先やルーツを知ることは損にはならないと思います。
「自分が生きている」、「存在している」ということは数千年、数億年前から”命のたすき”を繋いできているからです。
人類の歴史を振り返れば、もっと悲惨でもっと凄惨な時代がいくつもありました。
「人権」という言葉もない、意味もなく命や財産を奪われる、理不尽な人種差別・・・など現在よりももっともっと悲惨です。
そんなわけで、祖先に感謝する少しの時間を設けることも良いのではないでしょうか?
特殊清掃・遺品整理に関わる者として常に「生と死について考える機会が多い」為、こんなお話をさせて頂きました。
それでは良い年越しをお過ごしください。
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・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
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