こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
10月もあっという間に過ぎ去り11月です。
リライブルでは連日、孤独死現場の施工が続いております。
冬に向け、孤独死現場は少しずつ落ち着くとは思いますが、実は11月も予約が埋まってきております。
12月のご予約も少しずつ入ってきている状態です。
もし、弊社へのご依頼をお考えの場合は早目にご相談頂けると幸いです。
希望日時に余裕がないと残念ながら業務内容や地域によってはご期待に沿えずに、ご依頼をお断りさせて頂く場合もございます。
予めご了承下さい。
札幌市豊平区の戸建て孤独死の特殊清掃
札幌市豊平区の戸建てで弟さんが孤独死で発見されたことで特殊清掃業者を探していたお兄様からご連絡を頂きました。
弊社の前に別の業者に見積もりを依頼したそうですが「2トントラック6~8台」と言われた金額も「大体〇十万円~〇十万円」と適当に言われたそうです。
どこの業者かまでは聞きませんでしたが、特殊清掃の出来ないトラックパックの違法業者であることは間違いなさそうです。
その業者は見積内容の説明も見積書もなかったため、不信感を抱いて「他の業者にも連絡を・・・」ということでリライブルにメール連絡をして頂きました。
ここでその業者に依頼せずに弊社に連絡して頂いたことは正しかったと思います!
実際に私が現地見積もりに伺い、作業内容や見積書を提示したことで安心してくださり、その場で依頼を即決して頂きました。
鍵はその場で預からせて頂き、弊社スタッフのみで作業を行う段取りに致しました。
最終的には解体するが一年後くらいはこのまま放置する可能性があるということで、ハエが寄ってきたり、カビが生えるかもしれないので簡易消臭と清掃もご提案し行うことにしました。
【作業前の様子】
1階は全体的に荒れている状態でした。
特殊清掃は知識と技術と専門道具が必要
少し現場の話から反れますが・・・
過去の当ブログでも記載していますが遺品整理(不用品処分)と特殊清掃は「似て非なる業種」です。
特殊清掃ができる業者は当然、遺品整理も出来ます。
遺品整理が出来るからと言って特殊清掃ができるとは限りません。
HPで「特殊清掃も行います!」と記載している業者でも実際は全然実績が無い業者なんてたくさん存在しています。
特殊清掃のレベルも保有している機械や所属している団体、過去の実績などは一般の人には分かり難くなっています。
もし特殊清掃業者を探す際の基準に「日本除菌脱臭サービス協会」に加入しているかどうかは気にしてみて下さい。
ある程度、本気で特殊清掃に取り組む姿勢があるのであればこの団体に加入しているはずです。
また、業者の評判が気になるようであれば「遺品整理士認定協会」にも連絡してみて「〇〇って会社に依頼をしようと思うですが評判ってどうですか?」と聞いてみても良いかもしれません。
あくまでも参考ですが、悪い会社は紹介しないはずです。
WEBに氾濫している「口コミ」もあまりあてにならない時代ですから、きちんと自社で情報発信をしている業者さんを見つけるのは大変なことです。
作業は2回に分けて行いました
初回については一階の作業をメインに亡くなられていた場所のソファを廃棄。
べったりと体液を吸っています。
業務用のラップで包んで搬出作業中も他の場所を汚さないようにいたします。
↓ソファーを避けた状態の床です。
一階の遺品整理を行い、体液が漏れた床の周辺を薬剤を使用し清掃を行いました。
写真だけ見ると少し汚れている程度かな?と思うかも知れませんが、フローリングの隙間に染み込んでいたり、板自体にニオイが浸透していることが多々ございます。
約一週間後に2回目の作業です。
2回目の訪問〜床処理
前回に大本の臭いの源は除去したのですが、やはり室内全体的に死臭がします。
もう一度、床の洗浄を行います。
その後、床を電気丸鋸で切り取りを行い、体液を吸った床板を廃棄します。
幸にして床下の柱や根太までは体液が滲出していませんでした。
床下まで体液が漏れていた場合は、消臭、防臭処理を行いますが、今回は新しいベニア板を貼って応急処置完了です。
場合によってはこの上からクッションフロアを貼ってお金をあまりかけずにリフォームする手もございます。
その後の利用方法やご予算により作業のご提案をさせて頂きますので、何が何でも完全消臭で高額な請求を行うようなことは致しません。
水回りと床の清掃も行ったので作業前とは雲泥の差です。
2階の家財も搬出して、札幌市環境事業公社さんに事前予約していたごみ収集車(パッカー車)で廃棄です。
安過ぎる業者に依頼するのはやめましょう!
法令遵守の廃棄方法ですので不法投棄の心配もございません。
真っ当に物を廃棄するにもお金がかかる時代です。
①不用品を自宅から搬出するための人件費、消耗品
②廃棄物を運搬するための車両代や人件費
③最終処分場の燃料費、維持費、人件費など
少し考えればいかにお金がかかることか理解いただけると思います。
あまりにも安価過ぎる業者はどうやって利益を残すと思いますか?
私の口からは言えませんがとても真っ当な廃棄方法や経営方法ではないでしょうね。
人間はいつ死ぬかなんてわからない・・・
今回、ご遺族様から亡くなった故人の話を伺うと、私と同い年でした。
最近、弊社にご依頼頂く孤独死現場は40代~50代が多い傾向です。
日本人の2023年の平均寿命(男性81.05歳、女性87.09歳)より若くして亡くなると「若くして・・・」なんてことが言われますが、あくまでも平均値なので人はいつどこでどのように亡くなるかなんてわからないものです。
特に戦後は「死」をタブー視する傾向が強くなり、核家族化やコロナ禍の影響により親族の葬式や看取りなども減ってきています。
自分がまるで死なないかのような生き方をしている方が大勢いることに昔から疑問を感じていました。
私自身は、仕事柄いつ死んでもいいように、残された会社や家族のための生命保険やその後の生活の保障のための保険に加入していますし、「日本尊厳死協会」に加入し、意味のない延命処置は拒否するように署名しています。
当然、家族にも説明をしています。
死後の臓器提供も自動車免許の裏にOKにしていますし、後悔の無い人生を送るために「やりたいことはやる」ようにしています。
皆さんも、自分の死後のことを考えたり、日頃から後悔の無い人生を送るために何かしていますか?
人生を振り返ったり、将来を想ったりする時間を時折持つことも大事なことだと、私は思います・・・。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で対応可能です。
・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。