こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
今月も家財整理系のお仕事が続いておりますが、久しぶりに特殊清掃の話題をしようと思います。
R社の消臭特許問題もあり、あまりブログもあげていませんでした。
気温が上がると臭いや害虫などの苦情で「孤独死」や「ごみ部屋」に関するご相談が増えてくる時期です。
今回はオーナー様や管理会社・不動産会社向けの内容となります。
孤独死の特殊清掃について一言
いつもお世話になっている方から、孤独死の件で相談があり、「ハウスクリーニングは他の業者に依頼して消臭だけって頼めますか?」と問い合わせがありました。
結論から申しますと・・・
「それだったら最初からハウスクリーニングも消臭も弊社に依頼した方が絶対にいいです。」
・・・という話をしました。
なぜか?
他の業者が見た目だけ綺麗にした場合に、逆に汚染箇所・臭気の発生源が分からず消臭作業がやりにくくなるからです。
※わからないことは無いが調査に無駄に時間がかかってしまいます。
「孤独死」と言っても故人の年齢、性別、病歴、体格、生活スタイルによって臭いが違いますし、生活空間がどのようになっていたのかによっても交じり合う臭いが変わります。
認知症の場合は尿臭や生ごみ臭い、ペットが居たら動物臭いなど・・・。
ここに箪笥があって、ベッドがあって、じゅうたんがあって・・・などそういった家具の配置も重要になってきます。
消臭作業も”空気の流れのシュミレーション”が必要なんです。
部屋の状況を我々が把握し、自分たちで家財整理と清掃を行えばどこをどうやって清掃したかがわかりやすい≒作業効率が良い。
出来たら家財整理から特殊清掃と一貫の流れでご依頼して頂くと助かります。
体液がどのように流れていたか?
もしかすると床下に滲出していることも清掃してしまってはわからなくなってしまいます。
↓の写真はクッションフロア(以下CF)の表面を清掃しただけで脂が浮いてきているパターンです。
こういう症状が出ている場合はすぐにわかりますが、これが数日経って乾燥してしまった場合はわからないかもしれません。
※鼻を近づけるとわかりますが、複数部屋がある場合は時間がかかります。
結局このCFも剥いでしまった方が早いですし、床下にどの程度体液が流れているのか調査しなくてはなりません。
そうすると原状回復(リフォーム)が必要となるので、もしかすると最初から清掃はしなくても良い状況だったかもしれません。
つまり、清掃会社には本当はしなくても良い無駄な作業代を支払うというわけです・・・。
微妙な臭いが取れていないケースも多い
仮に清掃会社さんが頑張ってある程度まで臭いを落としたとしましょう。
そこで無臭になれば問題は無いのですが一番問題になるのが微妙な臭い(なんか臭う?というレベル)の場合は厄介です。
どこで亡くなって、どういった清掃をして、どこを行ったのかを想像しながらの消臭作業は時間が余計にかかってしまいます。
天井や壁、建具はどこまで掃除したのか?していないのか?
100人中100人が臭いという激しい臭いを軽減するのはハッキリ言って簡単です。
そこから100人中2~3人が臭いって感じるレベルの消臭は結構難しいと思います。
※芳香剤や香水などで誤魔化すマスキング法は使用しません。
玄関に入ったら少し臭くて、室内に入ると問題ないというパターンが多く、外に出るとなんとなく服に臭いが付着しているという場合は何かしら原因があります。
消臭の出来ないハウスクリーニング業者には手を出して欲しくない!
↑これが本音です。
よく管理会社さんや不動産屋さんで多いのが、「しがらみが・・・」とか「関係性が・・・」とか言って既存の清掃会社に依頼しなくてはならないパターン。
もしくは相当「作業代が安い業者・・・」
こうなると結局、「臭いが取れてないのでやっぱり手直しをお願いしたい・・・」となります。
ハウスクリーニング業者も出来ないなら出来ないって断って欲しいものです。
そして、プロの言うことは最初から聞いた方がいいですよ?
経験値が違いますからね。
最初から依頼してって言ったよね?
基本的にそういった現場は時間と手間がかかりトラブルを抱えることになるケースが多かったので断らせて頂いております。
なぜか?
申し訳ないのですが最初から「リライブルさんにお願いしたい」という方を優先しているからです。
あとで困って泣きついてくる方よりも最初から頼ってくれる方を優先する。
これってひどいことですか?
作業員数も限られていてホワイト企業(休日、残業などをしない)として運営するなかで無理は出来ないのが現状です。
そして、無理をすると何か歪が生じるのが世の常です。
一昔前なら休日返上、残業上等で無理すればやれたかもしれませんが”世間が許さない時代”となっています。
出来る限りは「ご依頼を断らない!」というべきなのでしょうが、それって難しいんです。
※特殊清掃や家財整理に関わる人が全て善人とは限りませんし、慈愛に溢れた人たちばかりでもありません。
あまり、トラブルを抱えると時間を取られてしまって本来の業務が疎かになっては「本末転倒」です。
更に裏話をすると手直しは時間をかけた割に作業代をあまり頂けないのも”やりたくないのが本音”です。
だから、最初に言ったよね?
・・・となるわけです。
7月は例年、孤独死案件とごみ部屋案件が増える月
6月もまだ中旬ではありますが、おかげ様でご予約をたくさん頂いております。
孤独死に関しては非常性、緊急性・突発性が高いので「早めにご予約を・・・」とは言えませんが、出来る限り対処出来るように努力致します。
ごみ屋敷・ごみ部屋系は早目にご相談下さい。
特に最近は不用品だけは捨てるけど清掃や消臭までは出来ない(やらない)というところが増えてきたようです。
北海道では片付け系の業種に比して真の特殊清掃業者が増えているとは言えず、「どこに依頼していいかわからない」という方も増えてきました。
もしお時間があるようでしたら数記事ブログを読んで頂き、同業他社さんと比べてみて下さい。
その後、電話やLINE、メール等でご相談頂けると話がスムーズかもしれません。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で対応可能です。
・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。
・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。
数年前からSEO関連の営業メールが届きますが、そういったご案内は一切不要です!