こんにちは、家財整理専門店リライブル株式会社の鈴木です。
4月頃から予定を立てていた愛知・静岡旅行に3泊4日で行ってきました!
今までは家族4人旅行だったのですが、高校生になる長男は部活とバイトが忙しく留守番。
妻と長女と3人家族旅行となりました。
今回のブログは知人向けの内容で、作業内容ではないので、ご依頼を考えている方や歴史に興味がない方は別の記事をご覧くださいね。
悪しからず・・・。
徳川家康公に関連する旅行
来年の大河ドラマは元・嵐の松本潤さん主演の「どうする家康」が放映されるということで観光客が増えると予想して「年内に行ってみよう!」ということでコロナ感染者も減ってきていた4月ごろから旅程を考えておりました。
新千歳空港から中部国際空港に向かい、レンタカーを借りて観光地を巡り、最終的に車は静岡富士空港で返し、北海道に戻るという予定です。
愛知県から北上していくイメージです。
今回の旅行プランは基本的に「徳川家康公に所縁の場所に行く」のが目的です。
各地の詳しいことを書くととんでもない長文になってしまうので省略させて頂きますが、現地で知れることが多く、やはり書籍やTVだけではわからないことや知れないことがあると痛感します。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」と言われている通り、過去の歴史を学ぶことは意味のないように思われますが、人の営みは過去から大した変わりはありません。
徳川(江戸)幕府は世界でも稀な275年間という長期政権と内戦以外は大きな戦争がほぼなく平和な時代を構築した徳川家康公から生き方を学ぶことは現代にも通ずるモノがあるはずです。
日本人として世界に誇るべき偉人がいたということをもっと積極的に学ぶべきでしょう!
1日目〜愛知県岡崎市に
セントレア空港に降り立ち、一番最初に向かうのは岡崎市。
松平家、徳川将軍家の菩提寺である大樹寺に向かいました。
家康公の遺命で「位牌は三河大樹寺に祀るべきこと」と伝えられ歴代将軍の等身大の位牌が安置されているお寺です。
有料で拝観可能なのですが位牌は写真撮影禁止のため掲示できません。
旅行のガイドブックではそれほど大きく取り上げられていないのですが見どころ満載です。
相当の歴史好きではないと足が向かわないのかもしれませんが、見学できて良かったです。
その後、家康公も戦いのたびに戦勝祈願をされたといわれる伊賀八幡宮へ参拝。
ここも松平・徳川家と深いご縁がある祈願所です。
家運隆盛、事業発展、出世開運の神様として崇敬を集めているそうです。
「岡崎城」と「三河武士のやかた 家康館」がある岡崎公園へ
徳川家康公が生まれた城として有名です。
岡崎城は旅程を組む前は発表されていなかったのですが、大改修をするということで天守の中は入れませんでした。
「家康館」は子ども向けの展示内容でしたが、槍や刀、火縄銃などを持って重量を感じることが出来たり興味を持たせるような内容となっています。
以前は鎧着用体験などもやっていたようですがコロナ禍になりそういったことを体験する場所も少なくなりました。
日本の伝統や歴史を伝えることは民族の誇りを育む大切なことであり、一刻も早い日常生活に戻ることを願っています。
岡崎駅前の銅像
その後、岡崎駅前に新しく建てられた徳川家康公騎馬像を見に行きました。
25歳頃で松平元康から徳川家康へ改名した頃の姿をモデルにしたようで、予想よりも大きくてカッコ良い銅像でした。
徳川家康公の身長は159cmだったようですし、馬も昔はロバのような大きさだったのでもっとこじんまりとした銅像になるのが本当なのでしょうが、しょうがないです。
映画や時代劇ではサラブレットが使われることが多いので現代人は勘違いしている方が多いですが、戦国時代の馬は相当小さかったんです。
1日目の観光はこれで終了し、豊川市へ移動しビジネスホテルに宿泊。
2日目は浜松市を中心に観光
2日目はホテルから車で10分ほどの豊川稲荷へ向かいます。
「いなり寿司 発祥の地」と言われております。
「稲荷」と聞くと宗教関連に詳しくない方からするとここは神社なのかお寺なのかはっきりとしないでしょうが、正確には曹洞宗円福山豊川閣妙厳寺と言う「お寺」なんです。
豊川稲荷神社だと思いませんでした?
「神仏習合」って言葉はご存知でしょうか?
学校の教科書でも明治維新後に「神仏離合」、「廃仏毀釈」とか習いましたよね?
そういったことにも関連があるのですが、まぁ、そこについても文字が多くなるので語りませんが宗教感におおらかな日本人らしい場所だと思いました。
商売繁盛・豊川稲荷
一応、私も会社経営をしているので「商売繁盛の神様」を無視出来ません。
さらにいうと我が家は曹洞宗ですし、お焚き上げでいつもお願いしている清田稲荷神社さんも稲荷信仰ですから「日本三大稲荷」は無視出来ないのです。
ところが今回、このブログを書くにあたり「日本三大稲荷」について調べると諸説あり、京都の伏見稲荷大社は確定として、残り2つは確定していないようです。
もし興味があればググってみて下さい。
当初は「お参りしてすぐ終了」の予定だったのですが、結果として1時間以上ここで滞在しました。
のぼりも奉納させて頂き、リライブル株式会社も「社運隆盛」を祈願!
代筆を頼むことも出来ますが、自分で書けるなら書いた方がご利益がありそうです。
当然、神頼みだけではダメですが、経営者になってから寺社仏閣に行くことが増えたような気がします。
今の自分があるのは自分だけの力ではなく、ご先祖様への感謝だったり、皆様への感謝だったりを振り返る場所として寺社仏閣に詣るという行為が大切なのでしょう。
豊橋市 吉田城へ
元々は今川氏が治め、徳川四天王の酒井忠次が治めたと言われます。
豊臣政権時は池田輝政が治めていたこともあり、その後姫路城を築城するにあたり吉田城が参考になったのではないかと考えられています。
ちなみに池田輝政は徳川家康の娘・督姫を娶り、親戚となっています。
再建天守(模擬櫓)ですが、中は資料館になっていて意外に立派でびっくりしました。
石垣の復元工事をしていたようですが、上記写真の模型のような規模に修復されれば更に観光地として有名になるとは思いますが、どうなんでしょうね?
浜松市へ移動し浜松城へ
家康公が29歳〜45歳頃まで中心地としていた場所です。
「出世城」と言われる浜松城は歴代城主になると幕閣の重役(老中5人、大坂城代2人、京都所司代2人、寺社奉行4人)に選ばれることが多かったようです。
逆に言うとそれだけ重要な土地だったので優秀な城主が選ばれていたということでしょう。
ここは結構観光客が来ていたのですが、来年は大河ドラマ館も出来て、更に観光客が増えることでしょう。
2日目は浜松湖近辺のホテルに宿泊して次の日に備えます。
3日目〜静岡市方面へ
3日目は「東海の名城」と言われる掛川城へ向かいます。
大河ドラマ「功名が辻」で有名になった山内一豊と千代が土佐23万石を得る前に城主だったお城です。
残念ながらここも天主は改修中でしたが、御殿の方(二の丸)は資料館となっていて見学することが出来ます。
展示物は寄贈品が多く、この建物自体も貴重なもので「現存する数少ない城郭御殿」だそうです。
吉田町の小山城に寄ってみる
ここは家康公にゆかりというよりは武田信玄にゆかりがあるのかもしれませんが、模擬天守があるということで寄ってみました。
武田氏が治めていたこの城を徳川軍が攻めたことがあるようなので全く関連がないわけでは無いようです。
歴史好きなら知っている馬場美濃守信春が築城したそうですが、知らない人は知らないでしょう。
これまた意外に立派なお城で内部は資料館でした。
余談ですが、前日に浜松市近郊で有名なウナギを食べたかったのですが、どこも完売だったり、電話が繋がらないなどで食べることが出来なかったのですが、小山城の駐車場に鰻直売所があり、リーズナブルに鰻を頂けることになりました!
炭焼きで美味しく、ラッキーでした♪
久能山東照宮へ
家康公の遺体が祀られていると言われている久能山東照宮へ詣ります。
3日目に宿泊する日本平ホテルがロープウェイ山頂側にあることもあって、先に山を登り、それからロープウェイで久能山東照宮へ向かうという流れでした。
いつも思うのですが、こういった山道を登り昔の人は車も重機も無しに「よく建築したなぁ〜」と思います。
すごい体力と財力です。
久能山東照宮博物館は撮影禁止なのですが、展示物はほぼ重要文化財で素晴らしい物でした。
日本の工芸技術の高さは勿論のこと、美術品としても価値が高く、400年以上前のものが大切に保管されていることがありがたいと思います。
日本平ホテル
ホテルは富士山と駿河湾を一度にみることが出来ると言われている美術館のようなホテルを選んだのですが、あいにく雲が多く富士山はほんの一瞬の雲間から少ししか見ることが出来ませんでした・・・。
あと、私は富士山の雪は永久凍土のようにいつでも有ると思っていたのですが、夏場は消えてしまうということも恥ずかしながら初めて知りました。
TVや雑誌、絵画などでいつも登頂に雪があるので錯覚してしまったのでしょう。
流石に頭頂部に雪がない富士山は絵にならないですもんね。
4日目最終日〜駿府城
最終日は家康公が引退後に晩年を過ごした駿府城(公園)へ向かいます。
現在は発掘作業が行われており、新しい発見が歴史好きの注目を集めている場所です。
公園になっていますが、櫓は再建されており内堀、外堀を巡ると相当巨大な城構えだったことに驚きます。
江戸城、名古屋城、熊本城など現在でも観光地として人気が高い城と比肩するほどでしょう。
こういった広さや高さなどは実際に現地に赴かないと分からないことが多いので良かったです。
最後に有名な遺訓を掲載しておきます。
現代訳や意味は自分で調べてみてくださいネ。
徳川家康公 遺訓
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くることを知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
最後に
当初は台風5号が発生し、進路が旅先から反れたので飛行機も問題なく飛びました。
旅行中は31〜37℃くらいと気温が大変暑かったですが、熱中症にならずに、またゲリラ豪雨などにも合わずに無事に予定通りに済みました。
こうして定期的に旅行に行けるのもご依頼をして下さる方や社員スタッフをはじめ皆様のおかげと思っております。
ありがとうございます。
8月はお盆休み(8/13〜8/16)を挟みますが、休み中でも見積や電話相談については対応可能ですのでご連絡下さい。
次回からは現場関連のブログに戻ります!
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