こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社の鈴木です。
今日は2022年2月22日とスーパーにゃんにゃんDAYらしいです。
コロナ禍もあって散歩が不要な「猫ブーム」が続いています。
人間の勝手な都合で癒しを求められても猫も甚だ迷惑だと思いますけどね・・・。
普通の方はきちんと大切に飼育されているのでしょうが、私どもが関わるペット関連の話しは非常識な方が多いので性格も捻くれてしまうようです。
きちんと楽しく飼育している方で不快に思ったのならご容赦下さい。
ペット不可現場の特殊清掃に関して
先日、「ペット不可の物件でペットを飼ってしまって引越しをしないといけないので消臭について相談したい」という電話を頂きました。
私としては「ルールを破ったのであれば大家なり管理会社なりに正直に話して対応を協議した方がいいです。下手に誤魔化そうとするのは得策ではない」というお話をして終了しました。
なにやら電話口で憤慨していましたが、そんなこと私は知りません。
ペット可の物件ならいざしらず、「ペット不可」と前置きをされている物件の場合はどうしようもありません。
弊社は嘘や誤魔化しが嫌いなので、誤魔化したりすることは苦手です!
借主側にとっては得する話かもしれませんが、貸主側からすると損をする話かもしれません。
どちらか一方だけが得をするようなことは致しません!
貸主側(大家さん側)がなぜペット不可にしているのか?
・ニオイが取れない
・家具や建具の傷を直すための復旧にお金がかかる
・清掃が大変
・騒音や臭いで住民間トラブルが多くなる
・・・など共同住宅でペットを飼うには大変です。
ですから、ペット不可にしている賃貸物件は資産価値が下がりますし、復旧にも時間とお金がかかり、トラブルも多いので敬遠されます。
そこを想像できない、守れない人は社会人としてダメです。
誤魔化してもどうしようもない
基本的に消臭するにしても、簡単な消臭ならプロには依頼しないレベルだと思います。
市販品だけで消えるレベルの臭いならホームセンターにご相談下さい<(_ _)>
ネットでも色々情報公開しています。
弊社のペット消臭というのは下記の通り、解体後の消臭作業までするレベルとなります。
※全ての現場ではありませんがこういった現場の方が多いです。
自分で消せないから依頼してくるレベルだと壁紙や石膏ボード、床材、建具などを交換した方が早く確実な場合がありますので貸主側とも打合せが必要となり、勝手に施工することは出来ません。
ですから、貸主様に正直に伝えて、どのようにしたら良いのか指示を仰ぐしかないのです。
酷い現場になると柱やスラブなど躯体まで糞尿臭で侵されていることもあります。
そういった場所は「脱臭」と「防臭」作業は必要となります。
時折、電話でリフォーム業者さん(知らない業者)から「リフォームしたけどなんか臭いんだよね」という相談を頂くことがありますがやり直しになることが大半です。
見た目は綺麗になっていても裏側が臭いままだとニオイが生じることが多いです。
リフォーム専門業者さんは見た目の修繕は出来ますが、消臭までは契約外ですし専門外ですからトラブルになりやすいのでご注意下さい。
弊社の場合は、ずっと業務提携して共同作業をしている㈱アイウィルさんと解体⇒消臭⇒原状回復が行えますのでご相談下さい。
金額に関しては本当にそれぞれですが、写真の内容で数万円の作業ではないことはご理解頂けると思います。
生命を預かる覚悟はあるのか?
多頭飼育崩壊現場なども数多く経験しております。
ペットを可愛いだけで飼い、きちんとした環境で育て、愛さない人は許せません!
本当にペットに関わるトラブルは多く、日本は気軽に飼える環境が怖いです。
毎回ブログで言っていますが、「ペットを飼うための基礎知識を勉強し許認可制」にする。
車のように車検証ではないが「飼育状態を確認する制度」、そのために必要な経費は「ペット税の導入」をするなどもっと具体的に法整備していかないとダメだと思っています。
資本主義とは言えども商業主義に走ったペットショップの在り方も、もっと深く討議しても良いと思っています。
ペットもお金で買う商品ですから、買った人がどうしようが勝手だと言われてしまえばそれまでになってしまいます。
大半の心優しい飼い主さんは大丈夫でしょうが、一部の心ない人のせいで白い目で見られてしまうのは哀しいことです。
冒頭の話に戻りますが、一時的に誤魔化せたとしても、次の物件でもペット不可でも誤魔化してしまう可能性もあるので個人的にはそういった案件は受けません。
ですから、筋を通してしかるべき依頼ルートであれば、きちんと対応させて頂きます。
特殊清掃人もダメージを受ける
我々も多頭飼育崩壊現場の特殊清掃になると本当に精神的にも肉体的にもダメージを受けるんです・・・。
人間であればある程度のことは対応出来ますし、どうにか出来ます。
でもペットは飼い主によって幸せにも不幸にもなります。
時には現場に遺骸があったり、骨があったり・・・。
そういった意味では孤独死現場よりも、実は精神的ダメージを受けます。
察して頂けると幸いです。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。
・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。