ごみ屋敷片付け違法業者だろうがマスメディアで紹介されれば勝ち組?

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

昨夜、テレビ東京で放映されている『家について行ってイイですか?2022年新春SP』を見ていました。

「伝説の納豆仙人」というゴミ屋敷住人を2017年に一度片付けていた模様を放送していました。

2020年に納豆仙人を再訪問したら元に戻っていました。そして火事になる恐れがありそうな状況でとても怖かったです。

ゴミ屋敷が元で大規模な火災になる恐れがあるので行政が指導しないと、周囲の方に被害が及んでからでは遅いでしょう。

スス臭やスス汚れを隣家が喰らうだけでも大被害です。

本人は身から出た錆ですから、しょうがないとしても、周囲の方が泣くのは切ないです・・・。


テレビに映る業者は違法業者が多い!?

テレビの話に戻りますが、そこで「七福神」という業者が不用品(明らかなゴミ、リサイクル品とは言えない物ばかり)をトラックに積んでいました。

「はい!それ違法行為です!」

同社のホームページの会社概要欄を見ると和歌山県では一般廃棄物収集運搬事業許可をとっているようですが東京都の表示はありませんでした。

トラックにも本来であれば掲載しなくてはいけない許可番号もついていませんでした。

札幌市であれば赤丸で囲ったような許可番号です。↓


そして、『トラックパック』もやってます!

一般廃棄物収集運搬事業許可(イッパイ許可)を持たない業者の場合は、その許可を持っている業者と連携して廃棄を行わないといけないのですが、自社トラック(レンタカーであれなんであれ他人のお宅のゴミを業者が積むだけでダメです。まして廃棄代として料金も請求しているシーンがあったので言い訳出来ません。)に積んでいました・・・。

テレビ作成側ではこういったことは全くノーマークなのですが、テレビで違法業者の宣伝をしてしまっています。

無知ですね〜。

ホームページを見ると、とても感じがよく人様の役に立っているように見えますが、法令を守らず一般人をダマしている、もしくは騙していると思われる表記をしている時点で”悪い会社認定”です。

もっと許せないのはゴミ屋敷清掃士なる民間資格をつくり、団体をつくっているようで、そういった法令順守していない業者が旗頭の団体ってどうなんでしょう?

テレビや新聞などのマスメディアはネットを利用しない世代には多大な影響を及ぼしてしまいます。

メディア側にとっては、面白ければ、視聴率が取れれば、スポンサーが喜べば、法律なんてのはどーでもいい話なのでしょう。

一昔前は「ビジネス汚部屋」とか「ビジネス汚部屋アイドル」とかやらせ感満載の企画もありましたね。


「〇〇で取材されました」「テレビで紹介されました」という文句を使って違法業者が人気になる・・・

そして、それが宣伝効果となり、違法業者が人気になってしまう場合もあります。

最悪の場合は、「料金が安ければ違法でもいい」という人がいるから、価格破壊になりまともな業者が生き残れない業界になっていくのです。

適正価格に落ち着くのはどの業界でも同様ですが、価格が異常に安くなるのもおかしいんですよ。

あと、違法業者がなぜ悪いのか?

・・・というと、ルールを守って商売をしない人はあらゆることを自分勝手に解釈してグレーゾーンに走りがちです。

不法投棄、ゴミの未分別、高額追加請求、脱税、労働基準法違反、社員への福利厚生がいい加減など・・・。


ゴミ屋敷住人に告ぐ

ゴミ屋敷の火災の話に戻りますが、火が燃え広がる状況があり、こたつやストーブ、たばこなど発火する原因となる物を使用している場合はすぐに火事になります。

ゴミ屋敷住人は一般人には理解しがたい生活スタイルと感覚のズレを感じることが多々あり、ゴミ山の中でガスコロンを使って調理したりストーブを使っていることもあります。

普通のお宅であれば、ボヤで済むものが、ゴミ屋敷の場合は一気に燃え広がってしまうでしょう。

消火器が見つからない、警報機が作動しないなど通常の家とも状況が違います・・・。

ゴミ屋敷だけが燃えるのであれば、百歩譲って良しとしますが、もし周囲の住人の方の生命、財産を奪ってしまうことになるのが恐ろしいです。

そして、火災保険などに加入していない場合はもっと悲惨です。

そう考えると、ゴミ屋敷は放置してはいけないのです。絶対に!

ゴミ屋敷に住んでいる本人はそれでも良いのかもしれませんが、こころの病気の場合は精神病棟に入院させる、治療を受ける。

身体が悪い場合はゴミ出しや家事代行などのサポートが必要ですし、何らかの対処をしない場合、他の方が不幸です。

そういったゴミ屋敷や汚部屋が原因で火事になってしまった現場を私どもも見てきました。

ゴミ屋敷に限らず集合住宅内のゴミ部屋や汚部屋も同様です。

迷惑をこうむるのは、何も罪のない周囲の住人です・・・。

本当に悲惨です・・・。

「人権」と言う言葉で片付けてしまうのは簡単でしょうが、一人のために周囲の人が我慢しなくてはならないのもおかしな話だと思いませんか?

周囲の方にも「健康的に暮らす権利」があるのですからね。

そういった罪もない、普通の暮らしをしていた方の生活や財産、生命を奪う可能性があることをゴミ屋敷住人には知っておいてもらいたいものです。


ゴミ屋敷の火災事故の例

今は便利な世の中です。

YouTubeでもグーグルでも「ゴミ屋敷 火災」と調べれば、沢山事例が出てきます。

全国各地のニュースも出てきますので地方名を入力すれば検索可能です。

ここではリンク等は貼りませんが、いずれにしても腹立たしい事件ばかりです。

ゴミを溜めてしまう理由や精神状態も話を聞けばわかりますし、そういった自宅に住んでいる方が思い切って「片付けたい!」という場合は喜んで協力させて頂きますが、精神病に近い人は強制力を持ってどうにかしないと、その他大勢のまともな人に迷惑がかかってしまいます。

もし、ご自宅の片づけを考えていてこのブログを読んだ方は思い切って連絡してみてください。

なお、過去のゴミ屋敷等の片付け実績も弊社ブログに沢山記載していますのでお時間があれば読んでみてください。

リライブルでは片付けだけじゃなく、清掃、消臭まで一貫して行えるので便利ですよ♪


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・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

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ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

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火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

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・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

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