小平町で起きた火災現場の消臭作業に行って参りました!

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

ここ最近は火事のニュースをよく耳にする季節になった感じがします。

特に高齢者が亡くなるケースが多いように感じますが「ただの偶発的な火災なのかなぁ・・・」なんて思ったりします。

仕事柄、よく他人さまのお宅にお邪魔させてもらっていますが、高齢者のお宅はごちゃごちゃと物が多く、電気製品もたこ足配線や数十年掃除をしていないような場所にコンセントを刺していることを見かけます。

「トラッキング現象」といって、コンセントに積もった埃から火災に生じることがよくあります。

高齢者のみの生活になると片付けも出来なくなりますし、清掃も行き渡らなくなります。

周囲に燃えやすい物があれば一気に火の手が広がりますし、住宅内部も難燃性の素材を使用していることも少ないでしょう。

これから火災が増えやすい時期ですので皆さんも気を付けてください。


小平町の火災現場消臭

タイトルにある通り、小平町に2泊3日で火災現場消臭に行ってきました。

町営の1Lアパートのため入札制度で落札した地元建設会社様からのご依頼です。

宿泊は留萌市のビジネスホテルでしたが・・・。

全部で10日間の予定ですが、人手と時間がかかるケレン作業(削る作業のこと)を3名で行ってきました。


因みに小平町は最盛期には3万人近く住んでいたのですが、現在では1/10の3千人ほどの街となってしまいました。

上記写真は北海道の名付け親である松浦武四郎の銅像が立っています。


火災現場の消臭方法には2種類ある

1日目の作業

大雑把に説明すると1つは「薬剤を使って躯体を削らない方法」です。

もう一つがスス自体を物理的に剥ぎ取る「ケレン作業」という方法です。

その施工する躯体によって方法は変わります。

今回はケレン作業ということで時間がかかるわりには、地味な作業ですのであまり写真も説明もありません。

あまりススの濃くないところの作業中です

ひたすらコンクリートカンナとグラインダーでススが付着した天井や壁を削っていく作業です。

注意点としては、粉塵が凄いのでフルフェイスマスクと防護服を使用しております。

機械による振動も身体に良くないので定期的に休憩を挟みながら行います。

やはり道具の良し悪しで作業効率は変わります。

研磨用の刃を通常の研磨用の物からダイヤモンドカッターに交換することで飛躍的に作業効率が上がりました。


2日目の作業

2日目は午前中は前日と同じケレン作業を行い、午後からは粉塵の清掃と片付け、次の日の準備をして終了。

壁に付着した粉塵をブロアーで吹き飛ばし、自在箒で更に落とします。

これは後程、薬剤を塗布するために必要な作業です。


床に落ちた粉塵は粉塵用の掃除機を使用し回収します。

通常の掃除機だとすぐに壊れますし、排気口から粉塵が出てくるので使えません。

やはり、こういった作業には専門の道具が必要となります。

全ての特殊清掃業者が火災現場の消臭作業を行えるとは限りません。

北海道でもそう多くはありませんので、依頼の際には過去の実績・経験や装備品などを確認してからご依頼ください。


留萌市のビジネスホテルに戻りニュースを見ていると、暴風雨が凄くて夕方のニュースでも怪我人が出たと報じられていました。

日本海側は確かに風が強いとさえぎる物がないので大変ですね・・・。


作業3日目

3日目は天井と壁のコンクリートに「アルカリ付与・下地強化剤」という薬剤を1名が塗布していきます。

火災による熱でコンクリートが物質的に弱ってしまうため、その補助や強化のために塗布していきます。

因みにこの方法はスーパーゼネコン・清〇建設さんからお仕事を依頼されたときに教えてもらいました。

特殊清掃業者さんでも知らない人は多いのではないでしょうか?

他の2名は共用部の天井と壁のふき取り清掃です。

ほぼスス汚れはない状態でしたので作業はスムーズに進みました。

こういったところは、ケレン作業よりは薬剤でのスス落としが有効となります。

引き続き、若干の手直しやオゾン脱臭、臭気確認などを行う予定になっております。


一番高いところで4mくらいあるのでしょうか?

足場を作ってもらって作業を行っています。


火災現場の原状回復は膨大なお金がかかる

今回は作業スペース自体も広くなく、人手が少なて済む現場だったので最少人数で施工しましたが、大規模倉庫や店舗となるともっと人手が必要となることは言うまでもありません。

一般の方の場合は、火災保険が適用されないと原状回復までに多額の費用がかかるため、火災保険の期限が切れていないか見直しをお奨め致します。

※無保険で火災を起こした後に弊社のブログを読んでいる方はもう時すでに遅しですが・・・。

「少しの掛け金で大きな保証!」とどこかの保険会社のCMではありませんが、「保険さえ加入していれば・・・」という案件は過去に多くみられました。


リライブルは北海道全域に伺います!

11月は旭川市出張、積丹町、占冠村、東京出張、小平町出張とあちこちに伺いさせて頂きました。

予算と日程さえ合えばどこでも伺います!

特に遠方の場合は、無料見積もりとはいきませんので、LINEかメールで写真を送って頂き『概算見積』を行わせて頂きます。

概算見積が想定内であれば次に『現地見積もり&打合せ』に伺います。

スマホで依頼

ガソリン代も高騰中ですね

写真を撮るのが難しい場合や、直接現地を確認しなくてはならない場合は出張料として3〜5万円(函館市や釧路市など)を頂戴します。

しかし、お金は成約した場合はお返しいたしますのでご安心下さい。

「冷やかし」や「無料」だからといって気軽に遠方に呼ばれてはこちらも「経費がかかるのでご遠慮下さい」という意味で頂いております。

実際に移動にかかるガソリン代や高速道路代、人件費などがかかりますので、半日以上拘束されるような場所に見積もりに伺うにはリスクが大きすぎます。

ご理解のほど宜しくお願い致します。

特に冬季間になれば雪道移動となれば更に時間がかかってしまうことはご承知の通りかと思います。

LINEやEメールなら無料見積可能

しかし、最近ではLINEやEメールでのやりとりも簡単になりました。

文明の機器を利用して済むのであれば、遠方でも当然無料です。

過去には「ゴミ部屋で恥ずかしいので・・・」という理由で一度も直接顔も合わさず、声も聴かず作業を完了させたこともございます。

その場合の条件は、着手金、もしくは全額を作業前に振り込んで頂くことが必要となります。

函館市や帯広市でそのような流れで作業した実績がございます。


師走は片付けのシーズン!

12月になりましたが、「年内に片付けたい」という駆け込み依頼が例年ありますが、焦ると良いことがありません。

なるべく早目にお声がけ頂くとこちらとしてもスケジュール組みが楽になります。

アドバイスですが、「今日の今日に作業して欲しい」とか「今日の明日に作業して欲しい」と言われて作業できる業者というのは「人気が無い業者」ですのでご注意下さい。

なぜ人気が無いのかは言わずもがなですが・・・。

社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。



遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業

ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。

・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。

関連記事