遺品整理で出てくる「大島紬」など着物の買取は可能ですか?

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

突然ですが、管理会社さんの支払いって月末締め翌月末支払いということがよくありますが、今月は30日が金曜日で31日が土曜日なので社会一般的に考えると30日に入金ですよね?

当然常識のある他の企業さんは30日に入金していました。

30日に入金がなかった管理会社に念のため確認するとそれを「そういう場合は月初支払いになります」って勝手に11月2日(月曜日)支払いにする会社って経営者がアホだと思います。

支払はきちんと支払い期日と金額を守りましょう(勝手に振込金額を減額して入金する失礼な会社もあります)

あ、一応、そういう会社もあるということです(笑)

一体何を管理してやがるなんて思ってしまいますよね〜www

そんな企業体質のところとは永くお付き合いする気はありませんのでご注意下さい。


遺品整理で出てくる着物について

先日、札幌市中央区の3LDKマンションの遺品整理のご依頼を受け訪問させて頂きました。

ご依頼者様は関東にお住いの親戚のW様。

お話を伺うと自分でご遺品の片付けに何度も来道したり、お墓の手配をしたりと大変な時間と労力を要していたそうです。

今回、弊社で2日間にかけて遺品整理作業を行い、部屋の片づけが完了し「ようやく肩の荷が下りました」と安堵されていた様子が印象的でした。

永い間、お疲れ様でした。

いつも通りパッカー車を予約して不法投棄の心配は無用です

弊社では本州在住の方からのご遺品整理の相談も多数頂いております。

もともと北海道は他県と陸続きではないこともあり、離れて住んでいる方にとっては往来だけでも大変な労力を要します。

鍵を郵送して頂いて弊社でお見積りを実施し、見積書をご提出して立ち合いなしで作業ということも可能です。

その際に「貴重品の探索」や「思い出の品を郵送して欲しい」などご要望があればお受け致します。

現金が出てきた場合は銀行にて振込代行も行います。

いずれにしても立ち合いなしでの作業の場合は「信用、信頼」して頂くことが大前提ですので過去のブログなどを読んで頂き判断して頂ければ幸いです。

どんな仕事もそうですが信頼を失うことはお金を失うことよりも重大な事だと思います。


大島紬は買取れる?

さて、今回作業中に「大島紬」がご遺品としてありました。

奄美大島のビーチ

大島紬とは、鹿児島県奄美大島が発祥地で約1300年の歴史を誇る伝統工芸品です。

着物愛好家の中では『いつか大島紬を所有したい!』という方も多いことでしょう。

全く着物について知らない人でも名前は聞いた事があるのではないでしょうか?

反物の切れ端(ブランド証明書みたいなモノ)で本場大島紬の証明がありました。

これは『鹿児島県本場大島紬協同組合連合会』が粗悪品や偽物を排除し、品質保証の為に発行しています。

(※実はこれ以外にも違う団体の証明書があるのですがここでは割愛します)

手織りの証紙は必ず一緒に保管しましょう!

これがあるかないかで本物かどうかがわかるので買取価格も変わるのですが・・・実はそもそも中古品の買取金額は高くないのです。

実際に着物屋さんから購入する場合は数百万円するものも珍しくありません。

ただ、この大島紬なるモノは”着物の格”でいうと”普段着”(一部例外ありますが)で黒留袖や振袖など特別な時に着るような着物ではありません。

伝統文化保存的な意味合いが強く、生産者が少ない=絶対数が少ない(希少性)ということで価格が高くなっています。

大島紬自体の商品価値も当然ありますが、それ以上に販売方法・ブランディングが優れているということも高い理由の一つでしょう。

また、着物という性質上、オーダーメイドですので身長や腕の長さなど人それぞれですので中古品は嫌だという方も多いですし、大島紬を買われる層の方はお金が無いわけではないので何よりも中古である必要がないのです。

中古市場で見るとヤフーオークションなどで落札相場価格を見て頂ければわかるのですが数千円〜数万円です。

では、実際にそれを業者が買取するとなるとそれ以下の金額での買取になってしまいます。

さすがに購入時に数百万円した着物が数千円で買い取りとなると落ち込む方が多いので弊社では積極的には買取を行っておりません。

そんな理由で弊社では無理に手放すことを薦めることはありません。

今回の場合は、弊社で買っても数千円の買取金額になってしまうので、ご依頼者様に「せっかくなので手元に持っていただき数年後、数十年後にもっと市場に出回る数が少なくなってから手放してもよいのでは?」ということでお返ししました。

着物文化の担い手である職人さんも、世間では日常的に着物をほぼ着ないこともあり数が少なくなっています。

いくら志が高くても、収入が少なく生活出来ないようでは続けていくことは難しいでしょう。

文化が途切れるのは哀しく感じますが、時代の流れもあり大変嘆かわしいことであります・・・。

大変な手間と労力を要して織る大島紬ですがただのゴミとして処分するには惜しいですし、弊社では買取金額もそれほど高く付けることが出来ません。

ただ、不誠実な業者だと安く買い、高く売るルートに流して差額をせしめることも可能なのでしょうがお金だけでは無い何かあると思うのです。

私も着物業界に籍を置いていたことがあるので忌々しきことと感じております。

ただし、帯や帯締め、帯揚げ、草履セットなどは買取可能です!


進化を続けて行かねば、どの業界でも同じ路を辿る

遺品整理業者も超高齢化社会、核家族化という時代の流れで生まれてきた業種なので、未来永劫ある職種ではなく、今後の法改正や社会変化によってどのような路を辿るのかはわかりませんが、常に柔軟に進化を続けていかねば自然淘汰されてしまいます。

弊社も遺品整理業と同時に特殊清掃業が本業でありますが、こちらは特殊な薬剤や機械などを使用しより効率よく、より早くニオイを消せるようにと努力をしております。

10月28日〜29日にアクセスサッポロで開催されていた展示会に足を運び、情報収集に出かけました。

今回は三和サービスさんのブースに展示されていたバッテリー式の噴霧器を購入することにしました。

噴霧器に関しては色々な場面を想定して複数台所有しておりますが、バッテリー式のハンディータイプが無かったので気軽に噴霧する場面や床下など狭所での使用を想定しております。

掃除の世界でもコードレス化は進んでいてどんどんバッテリー式が主流となってきています。

電気が通っていないという現場もありますからね。


11月の予定

来月には社員たちが東京のビックサイトで行われる展示会に行く予定になっています。

最新機器は時が経てば最新ではなくなってしまうので常に更新していくことが必要です。

11月上旬は家財整理のお仕事予約と消臭系のお仕事で埋まっていますが中旬以降であればまだ余裕がございます。

見積に関しては随時承っておりますのでお気軽にご連絡下さい。

これから寒くなってくると室内の暖房をつけ今まで以上にニオイが気になったり、ゴミ屋敷の場合は空気が乾燥しているので依り火災に繋がることもありますのでゴミ部屋の片づけや消臭作業についてのご相談はお早めにして下さい。

弊社では見積もり後にしつこい営業や強引な営業は一切行っておりませんので一度連絡すると契約するまでしつこいということはありません。

お陰様で健全経営させて頂いておりますので、悪いことをしなくても良いのが自慢です!

社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

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