ゴミ部屋の片づけあとは消臭もやったほうがいいですよ

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

お陰様で3月上旬の作業予約がほぼ埋まりつつあります。

特に最近はゴミ部屋、汚部屋の片づけと清掃依頼が多いです。

そして清掃だけでは取りきれない「生ごみ臭」や「酸化臭」をとるには消臭作業が必要です。

実はごみが無くなった後って作業前よりも臭くなることも多々あるのです。

ごみが良い意味でも悪い意味でもフタの役割を果たしていたのでそれが無くなるとこみ上げてきたり、壁紙や天井が匂っていたり・・・。

ご予算が許すのであれば消臭作業までご依頼頂けると心機一転することでしょう。

消臭作業ってどんなことやるの?

・・・と思う方も多いと思います。

一般的には市販の消臭剤を散布したり芳香剤を置くだけと思っている方も多いと思います。

それでは臭いは一時的には「変わった!」と思うのですが、においの源を除去出来ていないので時間が経つとまた前の臭いが出てきます。

これらは「マスキング法」といわれる消臭方法ですが、「ニオイを消す」というよりは「ニオイを変える」作業なので根本的な解決にならないことが多いです。

あくまでも一時的です。

そしてこれを使用し続けると嗅覚が慣れてしまうので本来の臭いがわからなくなってしまう恐れがあります。

本人は慣れてしまっているのでわかりませんが、来客があったときに「くさっ」となりかねません。

それが好きな人だったらショックですよね?

オゾンショックトリートメント法(OST法)

弊社ではイスラエルのエコゾン社製、オゾン脱臭機を使用して消臭作業を行います。

オゾンは自然物質なので残留しませんし、使い方を間違えなければ安全で有用な物質です。

ただしこの機械を使用するとオゾンが高濃度になり「副作用」があるのできちんと勉強をした人が使用しなくてはいけません。

この方法は一般社団法人・日本除菌脱臭サービス協会の公式消臭方法として認められていますので詳しい作業方法を確認したい場合は下記リンクへどうぞ。

更にこの日本脱臭サービス協会の加盟店は全国で実績のある企業が参加していますので最新の消臭方法です。

全国各地で同様の作業を行っているのでデーターが蓄積されたり施工方法が確立されてきています。

真の消臭業社はまだまだ少ない!

北海道でもこの黄色い機械だけは持っているところは数年前に比べて若干増えました。

ただ、場数を踏まないとわからないこともありますから、経験値・技術力の差が現れます。

「作業実績がどれくらいあるのか?」ということは事前にブログなどで調べたり、料金を聞いたりしてみて自分に合う会社を探してみてください。

傾向としては経験がない、設備投資をしていない、勉強をしていないところの価格は安めです。

同業者目線で見ると物凄くわかりますので、「この会社に依頼しようと思うけどどうなの?」という疑問がありましたらご相談下さい。

別に弊社に依頼しなくても構いませんし、誘導する気もありませんがまだ玉石混交な業界です。

中には「ここでは消臭無理だよな~」という残念な会社HPもあります・・・。

オゾン発生量が少ない機械はオゾンがたまる時間もかかりますし、その日数分作業代を高くとるところもありますし、機械の性能が悪いので消臭効果が悪いのでご注意下さい。

どこの会社かはここでは書けませんが、案外老舗の企業だったり、集客サイトに登録しているような企業はあんまりお奨め致しません。

ある程度の経験を積み自信があるところはそれなりの金額になります。

経験、装備、知識が違うのでそれらを含めた「技術力の差」です。

弊社も数万円の仕事からコツコツと実績を積み重ね、今では数百万円の大型案件を受けるまでになっています。

自動車に例えると高級車を選ぶのか、軽自動車を選ぶのかはライフスタイルや考え方も違うのでどちらを選ぶかはご依頼者自身です。

清掃技術の差も料金に現れる

肝心なことですが、消臭作業をする前に「臭いの源を除去する」という作業があります。

清掃だけで済むのか、リフォームが必要なのかという判断が必要です。

出来るだけ安価に済ますにはリフォームをしないように済めばいいのですが、どうしても必要な場合もあり、これをしないと臭いが消えないという現場も多々あります。

孤独死しかり、ペットの尿臭しかり、灯油漏洩しかりです。

液体がにおいの源の場合はどこかに流れている場合があり、まったく想定していた場所とは違うところで臭うという事例もたくさんありました。

ですから、消臭作業を依頼したけど臭いが全然消えないというのは、「においの源」を除去出来ていない場合が大半です。

あとキッチンが臭くてここを消臭したら、今度は玄関が臭くなったという場合もあります。

空気が滞留する場所、出入りが多いところなども臭気確認をして原因を取り除かないといけません。

「それなら最初からちゃんと徹底的にやってもらえば良かった」と言われないようにしないと信用を失います。

嗅覚は個人差が大きいので難しい

ニオイに関しては個人差が大きい分野なので難しいです。

老若男女、国籍、文化、生活環境、嗜好、体調・・・そういった個体差で感じ方が全く違います。

同じ花の匂いでもいい匂いと感じる場合と不快に感じる場合もそれぞれ違います。

基本的に本当の「無臭」というのは科学的には難しいです。

気にならないレベルや不快ではない臭いに抑えてあげることが落としどころだと思います。

ですから、作業前にこういった基礎的なお話をしておかないとクレームとなります。

あとは、脳に強烈にインプットされてしまった臭いの場合も除去は難しくなります。

管理会社の人が孤独死現場を初めて体験すると多い事例なのですが、あまりにも最初の刺激が強くて消臭作業後にも臭いがまだするという感覚です。

他の人以上に脳にインプットされてしまっているので、その場にいるとそういう記憶が蘇ってしまうのです。

嗅覚という感覚は鼻ではなく脳が感じていますので余計に厄介なのです・・・。

腐敗臭や火災のコゲ臭は人間の生命に関わる臭いなので基本的にはいやだと思う人が大半ですし、ニオイ物質が少量でも敏感に感じてしまいます。

これはDNAレベルで人間に埋め込まれた機能です。

3月4月は引っ越しに伴うゴミ部屋片付けも増える

一日で終わるような現場ですと問題ありませんが、最近では数日~数週間をかけるようなゴミ部屋住人さんからのご依頼も増えてきました。

そういった場合は、早めに見積もりをしないと予定が合わずに作業が出来なくなることもあります。

※最悪なんとかするのですが、いつも暇なわけではありません。
逆に暇な会社は人気がない会社ということですから予定は空いてます。

3月4月は人の移動で何かと計画的に動かないといけません。

そういったわけでお悩みの方はお早めにご相談、ご連絡下さい。

社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
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