こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
久しぶりのブログ更新です!
・・・いや~仕事がなくて・・・
・・・ではなく大変忙しくしております!
また体調悪くなってきました・・・ゲホゲホ
札幌市中央区の大掃除~大型案件
月曜日から今日までベビーリピーター様(以下、K様)である札幌市中央区の一軒家のフルハウスクリーニング(不用品処分を含む消臭と大掃除)が完了しました。
「え?普通の清掃もやっているの?」と思った方!
元々は弊社は清掃会社出身の便利屋から出発していますので清掃は得意としております。
普通の清掃が出来ないと特殊清掃は出来ませんからね。
今回、K様のお宅のボイラーがタイミング悪く故障してしまってお湯が出ない、暖房が無い状態となってしまいワックスも乾きにくい状態でしたので小型のジェットヒーターを導入しました。
「いや~、なんで今まで使わなかったんだろう」というくらい快適です。
消臭の際も、北海道の冬は気温が低いので、いつも気温調整と湿度調整には困っておりましたが、これで解決しそうです。
ただニオイがきつい現場ではジェットヒーターも使い捨てとなりそうですけどね。
(ニオイが機械につき、温めると臭くなる可能性あり)
K様宅のボイラーは途中で直しましたが、冬になると北海道は何かと不便になりますね・・・。
1日2日で終わる現場が少なくなってきました
その他にもこの現場をこなしながら遺品整理や特殊清掃の見積もり、消臭作業も行っておりました。
こちらは札幌市中央区のマンション孤独死現場で特殊清掃とリフォームを行った現場です。
リフォームと連動すると全く違和感なく普通のお部屋になります。
下記の写真の黄色い機械は「パンサー」というオゾンを発生させる機械です。
北海道でも保有している特殊清掃会社が徐々に増えてきました。
こういった現状回復はリフォーム業者とのスケジュール調整や作業確認などをしながらですが、慣れた業者さんと連動しているかどうかでも出来栄えが変わります。
お困りの方は是非、ご相談下さい。
札幌市豊平区のマンションの孤独死現場
そんな毎日ですが、今日も孤独死現場の対応です。
今月29日と30日に遺品整理のご依頼を頂きましたが、その前にご遺族様が貴重品などを自分たちでも確認したいということで作業をするのに「死臭を何とかして欲しい」ということで、”粗消臭”を行いました。
因みに「粗消臭」とは遺品整理などの作業をしやすくするために行う消臭作業で、「仕上げ消臭」とは無臭に近づけるための消臭作業です。
家財道具や体液などが残っている状態ですのであくまでも”粗”消臭ということは説明させて頂きました。
パンサーよりも短時間でオゾンを大量に発生させる「タイガー」を使用しました。
この機械は北海道では弊社だけが保有していると思います。
(パンサーとタイガーとあともう一台導入して合計3台保有と考えておりますが、新型オゾン脱臭機が出るのを待っています。)
ちゃんとした統計はありませんが恐らく、弊社が札幌市で孤独死現場の遺品整理、特殊清掃を一番多く施工させて頂いてると思います。
「いや、ウチが一番だ!」という企業様がいらっしゃいましたらすぐご連絡下さい。
すぐに謝罪致します。
オゾンについて
最近ではご遺族の方でもネットで調べている方も多く、「オゾンって人体に有害なんですよね?大丈夫ですか?」ということを聞かれることもあります。
道内の勉強不足な特殊清掃業者の中にはいまだに低スペックのオゾン発生器を使用している者も多いようですし、その業者の言い訳が「高濃度オゾンは危険だから使わない」らしいです。
下記の性能比較表見えますでしょうか?
左の黄色い3つの機械はオゾンを一時間に発生させる量がダントツに多いことがわかります。
確かに高濃度のオゾンは大変危険ですし、人体に悪影響です。
ただ、孤独死現場のような強烈な死臭には高スペックの機械で高濃度のオゾンを発生させることによってニオイを短時間で軽減することが出来ます(無臭になるとは言いません)
また、使いようによっては金属、ゴムなども劣化してしまう恐れがあるので養生したり、オゾンの発生量なども考えないといけませんし、人や動植物がいるところでは使用できません。
ただ、「火が時には火事を起こすので危ないから使わない」ということがないのと一緒で、オゾンも上手く使えば有用です。
最近では家庭用で微量のオゾン発生器も普及してきているようですし、必要以上に怖がる必要はありません。
消臭技術は日々進化している
弊社も加盟している(一社)日本除菌脱臭サービス協会が推奨しているオゾンショックトリートメント法(OST法)の使用方法を正しく学び、日々消臭技術の向上や最新情報収集に努めております。
年々良い施工、良い機械などが開発されております。
格安業者の中にはそういった勉強もしない、機械に投資をしない者(出来ない者)もいますので、未だに売りが「低価格」だけです。
こういった現場が増えると作業スタッフが多く必要となりますが、低価格で行っている企業が優秀な社員を雇えるとは思えません。
レベルの低い人間が集まるとろくなことにならないのは連日の報道を見ていればわかると思います。
また、そういった業界になってはいけないと思っております。
北海道の特殊清掃業界はまだまだ発展途上です。
特殊清掃や遺品整理などは業社に依頼すること自体が人生で何度も経験することではありません。
であるからこそ、業者選定は慎重にして頂きたいと思います。
技術の安売りはしない
弊社は一切、低価格は謳っていませんがそれでもきちんとご依頼を頂いております。
見積書も提示し、納得して頂いたうえでご依頼を頂き、当たり前ですが追加作業が無ければ追加料金もありません。(お客様からのご提案が無い限りは見積書通りの金額で終了します)
特殊清掃はきちんと常識を持った方達ならば、「これだけ大変な作業をしていたら安くないよな~」と思うのが普通です。
本来はご遺族様が行うことを我々が代わりに行うのですから、それ相応の報酬を頂かないといけません。
逆に、「こんなに大変なのに低価格って裏があるんだろうな~」と思わないほうが私はおかしいと思います。
【安いには安いなりの理由があります】
技術がない(そもそもどうやったらいいのかわからないし聞けない)
知識がない(勉強不足。努力不足)
経験がない(経験数を増やすために安く受けるということもあります)
機械や道具がない(それなりの作業しかできない)
臭いがとれない(適当にやってとれるほど甘くないです)
勉強もしていないのでそれに見合う報酬を頂く自信がない
誰もが好き好んでしたい仕事ではないでしょうし、大変な仕事であるにも関わらず安い報酬で貴方ならやりますか?
もし、「無償・ボランティアでしたい」というのならそれはそれで結構ですが、企業としては成り立ちませんし、そのような人が多く存在しているとは思えません。
汚い、臭い、壮絶などの現場を好き好んでやりたいというのは余程の”変態さん”です。
今後、ますます増える孤独死
孤独死は核家族化の進行も進んで「高齢者の単身生活者」が多くいますし、未婚、離婚、少子化などで子ども、親戚が居ないという「血縁の孤立化」によってまだまだ増えると予想されます。
ある程度の抑止・予防は可能でしょうが、もう完全に孤独死を無くすというのは社会情勢的に難しいでしょう。
今後は起きてしまった時に現状回復対応出来る家財保険に加入するなどオーナーさんや孤立している親族がいる方は視野に入れるべきです。
せめて金額的な負担がなくなるだけでも、心理的な負担はかなり違います。
遺品整理、特殊清掃、現状回復などで数百万円というのも珍しくない世の中です。
孤独死に対応している保険を取り扱う保険会社も増えてきましたので調べてみてください。
下記は弊社も加盟している(一社)家財整理相談窓口で扱っている保険です。
ご参考までに~
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