「17日の花嫁」~改めて遺品整理について思うこと

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

先週の話で恐縮ですが『支笏湖・氷濤祭り』に初めて行ってきました。

週末は混むと聞いていたので平日に行ってきました。

「支笏湖ブルー」と言われる湖水を凍らせていて思ったよりも立派で迫力があり感動しました。

本来であればライトアップされた夜間の方が綺麗なのでしょうが昼間は昼間で綺麗でした。

時折、綺麗な物や自然を見て”心のバランス”を取らないといけません。

観光客もそれなりにいたが激混みというわけでもなく十分に楽しめました


結婚して17日後に永遠の別れがくるとは・・・

さて、余談を挟んで申し訳ありません。

同業他社さんのご紹介で札幌市東区で遺品整理を行ってきました。

「結婚して17日目にガンでお亡くなりになってしまった奥様と住んでいたお部屋を片付けたい」というご主人様からのご依頼でした。

色々とお話は伺ったのですが、当ブログでべらべらとプライベートなことをUPするのも憚られるので止めておきますが、ご主人様の気持ちを思うと本当に辛い決断だったかと思います・・・。

遺品整理業をしていると時折こちらの心まで病んでしまうようなヘビーな案件がくることもございます。

しかし、ご遺族様が辛くて出来ないことでも、第三者でありプロである我々がきちんと行わねばいけません。

心よりご冥福をお祈りいたします


買い直せる物は良いが思い出はお店で買えない

自分の立場で考えた場合、早目に気持ちを切り替えるのが正しいのか、思い出の品を持っておく方が良いのか・・・。

自分で答えが出るまで時間がかかりそうです。

女性の場合は、過去の思い出はあっさり捨てて次に意向する「ファイル上書き型」と言われますし、男性の場合は、過去の思い出はしっかり取っておく「ファイル別に保存型」と言われています。

女性の場合はすぐに廃棄もしくは換金、男性の場合は保管というように分かれる傾向があるそうです。

個人的には全て捨ててしまわずに時計やアクセサリー、お気に入りだった本などを取っておき気持ちの整理がついたら捨てれば良いと思います。


色即是空、空即是色

「この世の中の事柄や物質は有るようで無い、無いようで有る」

という「般若心経」の教えに従えばそれほどこだわることは無いのでしょうが、その煩悩を絶てないが故に人は苦しむのです。

ごみ屋敷化してしまうのは困りますが、ある程度大型の家電や家具などは処分してアクセサリーや時計など小物は保管していておいても良いと思います。

気持ちが吹っ切れたら49日や1周忌など法要の際に処分することも検討されるのが良いと思います。

何がなんでも故人のものを「断捨離」というのは間違っていると思っています。

念のため断捨離とは

「断」・・・新たに入ってくる不要なものを絶つ

「捨」・・・今手元にある不要なものを捨てる

「離」・・・ものへの執着から離れ、身軽になる

何でもかんでも捨てないようにしましょう、心のダメージが大きくなってしまう場合があります。


心を込めて遺品整理

よく見る遺品整理会社のキャッチコピーに「心を込めてお手伝い」というような言葉を見かけます。

「なんかこの会社良さそう・・・」なんて簡単に騙されないで!

実は私、この言葉は好きじゃありません。

「なんて、心の冷たい人!」と思われるかもしれません。

※全ての業者とは云いませんが集客のためのキャッチフレーズです。

もし本当にそう思い行動するなら、遺品整理にはものすごく膨大な時間がかかります。

想いを優先するならボランティア規模なら可能ですが、ある程度の会社規模になると「心を込めて行う=時間をかける」には費用対効果が悪すぎて経営が成り立ちません。

引越作業と違って、丁寧に梱包をするわけでもないし廃棄をするので運搬中も気を付けることは無い。何に心を込めるのか教えて欲しい

そして、このエピソードの時に話す内容ではないことも十分承知しています。

しかし、そんなお涙頂戴もののストーリーで終わらせるわけにはいきません!

今回ブログを読んで頂いた方達には”騙されないで欲しい”ことがあります。

「心を込めて」なんてセリフでいい人のように見せかけるのはやめろっ!そういう人ほど人間のクズであることをよく知っているぞ!


その会社は法令順守の廃棄方法?

確かに、遺品整理中に故人の目の前で「ご遺品」を投げ捨てるとか音を立てて梱包するとかは言語同断ですが、残念ながら皆さんが大切に思っている「ご遺品」は最終的に「ゴミ」として扱われます。

誤解のないように補足しますが法律上「遺品」というごみの分別項目はありません。

札幌市の場合はパッカー車(ごみ収集車)に搭載されて清掃工場に持込されて廃棄されます(リユースなどの買取品は別にして)

「心を込めて」とうたっている会社の多くが、実はトラックパックを行っている違法業者が大半です。

家庭から排出される不用品を一般廃棄物収集運搬事業許可がない業者が自社車輛に搭載する行為は違法行為となります。

札幌市の場合は札幌市環境事業公社しかこの許可が認可されていませんので民間会社がごみをトラックに搭載する時点で違法です。

札幌市で遺品整理を行う場合、このごみ収集車と連携していない収集方法は違法業者です


遺品はごみでは無い!?

更に、こういったトラックパックを行っている会社や個人事業主の多くが「遺品はゴミではない」と言うと思います。

確かに、買取可能品などはたくさんありますのでこういったご遺品は除外して、誰も再利用しないようなものは「ゴミ」となります。

それが本当に「ゴミ」ではないのであれば、”買取金額をご依頼者に作業代よりも多く業者側が支払っていれば問題ありません”が、実際はそんなことは無いと思います。(逆有償)

リサイクルショップを運営している会社の多くはご遺品を商材として仕入れられるルートと考えているため参入しています。

この系統はけっこう人間として終わっている人が多い(おっと口が滑りました)印象があります。

リユース、リサイクル可能品は当然ごみではありません


廃掃法を勉強しましょう

「産業廃棄物収集運搬事業許可(サンパイ)、古物商を持っているから大丈夫!」

それは許可が違うのでダメです。

この言葉を発した時点で”誠意のない嘘つき業者”だと気づいて下さい。

廃掃法の知識がない一般人を騙す気満々ですし、実際にその業者自体も不勉強で知らないのかもしれません。

大抵、知っていても「無視」というのが現実です。

嘘をつくな!


トラックパックのデメリット

トラックパックを行っている会社が怖いのは不法投棄の温床になったり、土場や倉庫にごみを溜めて倒産する、火事になる、害虫や害獣の住処になるなどリスクが大きいからです。

皆さんが何も知らずに「便利だ、お気軽だ」と思って依頼した違法トラックパックを行っている業者が、実は裏で社会的に善からぬ結果を招く結果になるという片棒を知らず知らずに担いでいることになっています。

全ての業者がそうとは言いませんが、少なからずとも違法行為をしている時点で「良い業者」とは思えません。

最近はTIKTOKやインスタグラムにトラックパックの違法業者が堂々と動画をUPしているのを見ると本当に法律も知らずに「馬鹿なんだなぁ」と思います。


故人も浮かばれない

行政や警察もなかなか動きが悪く、こういった違法業者への立ち入り調査や指導がなされていないのが現状ですがいずれ社会問題として大きく取り上げられる時が来ると思います。

そうなった時にいきなり営業方法や価格を変化することが出来ない違法業者はバタバタと倒産、夜逃げ、名義変更、代表者すげ替え、バックレをすることは目に見えています。

最終的にその山になった違法業者が集めてきた廃棄物等は、貸した土地の場合はオーナーが自己負担で片づけをしないといけませんし、山林、湖、海など誰の管理下にもないような場所は税金を使用して片付けることになると思います。

ご自身が遺品整理を依頼したはずの物が不法投棄や不法堆積の山の中にあったらどう思いますか?

故人も浮かばれないと思います。

そのためにも法令順守の方法で廃棄を行っている遺品整理業者にご依頼ください。

「安物買いの銭失い」という言葉があるように異常に安い業者は要注意です。

不法投棄は立派な犯罪ですが、刑罰が軽すぎると個人的には思っていますし、執行数も圧倒的に少ないのでもっともっと摘発して欲しいと願います


これから遺品整理業に参入しようと考えている方達へ

ここ最近のリライブルは弁護士・司法書士様、同業他社、不動産会社、加盟協会からのご紹介が多くなっています。

正直、自社ホームページ経由の仕事の依頼は減りつつあります。

一昔前はホームぺージさえあれば依頼が来た時代もありましたが、今や様々なチャネルを駆使しないと集客は以前より難しくなっています。

自社集客が出来ない、横の繋がりが無いなどの業者は低価格競争に巻き込まれ、最終的には赤字でも仕事を受け、現場から出てくる現金や貴金属に手を出すようになってしまいます。

起業当初は「人の役に立ちたい!」と思って夢や希望をもっていたのに現実と理想のギャップに陥らないように営業や集客にまずは力を入れて下さい

近道はありません。

地道にコツコツと信頼を積み重ねることが大事です。

ポータルサイトだけに頼っていては自力で生き延びることは出来ません。

結果の出ない宣伝広告も試してみたり、人脈を生かして営業してみたり、様々なことをやってみてください。

いずれ自分のやり方にあった集客方法が見つかると思います。

頑張りましょう!

もし起業でお悩みごとがございましたらお気軽にご相談下さい。


社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920 (スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

家財整理10年以上の実績があります!

・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で24時間対応可能です。

・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。


遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業 ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。

・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。 ・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。

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