こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
先日、JRAから有馬記念の抽選2025年カレンダーが届きました!
「今年は外れたのかな?」なんて思っていましたがちゃんと届きました~♪
本題の競馬は「買ったら来ません」で「買わない予想は当たる」という散々な1年でした。
・・・とはいえども大金をかけているわけではないですし、一昔前は毎週賭けていましたが今はG1の中でも”買いたいときだけ買う”ので大した損失ではありません。
今年最後の現場作業
さて、2024年最後の現場作業だと思います。(12/27現在)
札幌市のリピーター様からのご依頼で汚部屋だった部屋の残置物撤去です。
写真の通りある程度、依頼者様側でまとめて頂いていたので作業はほぼ搬出だけでした。
搬出場所は2階外階段でしたが、1階に車庫がありそこに堆積し、ごみ収集車を待ちます。
今回は特に掃除も不要とのことでそのままの引き渡しで無事完了。
本当は綺麗に掃除したビフォーアフターだと良かったのですが本当にこのまんまです。
M様、今年は2回もご依頼ありがとうございました。
また何か機会が御座いましたら宜しくお願い致します。
信頼される業者とは
「これくらいの廃棄量だったら2トントラックに積んで行きたい」と思うことも正直ありますが違法行為なのでやりません。(※買おうと思ったら買えますが弊社では2トントラックは保有していませんので誤解なきように)
「ちょっとだけならいいだろう」・・・がつい甘くなってどっぷりハマってしまうということは何の事例でもよくあることです。
廃棄方法を守れない業者がきちんと現場から出てきた現金や貴重品を返す業者だと思えますか?
信用、信頼される業者であるべきならそういった面もきちんとするべきでしょう。
トラックパックのほとんどは法令違反、なぜ悪い?
一般家庭から排出されるごみを第三者が移動する場合は地方自治体の一般廃棄物収集運搬事業許可(以下、一廃許可)を持つ業者しか運搬出来ません。
札幌市も例外なく無許可の自社トラックにごみを搭載して、土場や倉庫に持ち帰って山積みにする違法業者が後を絶ちません。
※簡単な補足ですが産廃は経済活動で排出されるごみで種類も特定されています、古物商許可は買取品のみ搭載可能でごみはダメです。
これは何が問題かというと最初はごみを自分たちで処分しているのですが、どんどん依頼が増えて、ごみの処理をする時間が無くなり、基本的に法律を守らない、知らない人達は地頭がよくないので経営がうまくいかず、現金だけもって廃業してごみはそのまま・・・というパターンに陥ります。トホホな結果です。
こうなった場合は土地を保有している人が自費で処分しなくてはなりません。そのため倉庫や土地を不用品処分会社には貸し渋るオーナーが増えているそうです。(そりゃそうですよね!)
ごみの処分も倉庫に持ち帰って、自宅近くに市のごみ袋に入れてごみステーション(北海道特有の言葉らしいですね)で捨てるという話も聞きますがこれはまだマシな方で最悪は山林、河川に不法投棄です。
どことは明言しませんが、借りている土地にごみを埋めるという行為をしている業者もいると聞いています。
説明が長くなってしまいましたが、無許可営業の業者が増えて不法投棄が増える、そして最終的にその不法投棄されたごみの処分は誰のものはわからない場合は行政が担当しますので皆さんの税金を使って処分されます。
個人情報が特定されると依頼者に連絡くることがあります。
バカな業者に依頼する情弱が増えている
「ごみの処分をお金を払って依頼したんだから、その無許可業者が罰則を受けるんじゃないの?」
そう思うと思いますが、不法投棄に関しては本来のごみの持ち主さんが自主回収しなくてはいけない場合もあります。
例えば、不法投棄されたごみの中に依頼主さんの個人情報があって判明した場合は残念ながら警察から連絡が来ます。
※実際に私の依頼主さんでもこういった経験をした方が数名いて「リライブルさんのような会社に早く出会いたかった。」なんて言われます。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下、廃掃法)では不法投棄した者の責任ばかりではなく、適正な監督を怠った排出者(事業主、依頼者)に対しても撤去などの措置命令が可能となっている。不法投棄に対する罰金刑の最高額は1億円、また同法では個人が不法投棄をした場合、5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する(廃掃法第25条 第1項第14号)と規定されている。
ですから、もしトラックパックや一廃許可業者さんと連携していないような不用品処分会社、遺品整理会社に依頼するのは絶対に止めた方がよいです。
安い、早い、便利、親切をうたうのは怪しい・・・
違法業者にも関わらず「安くて早くて便利、更に作業員は親切だった」
・・・という評判を聞きます。
しかし、最終的に損をする可能性もございます。
因みに「安くて」は他社との相見積もりに負けるので低価格勝負、そこから【お宝】が出てきたらラッキー、ごみは適正に処分しない。
そもそも処分代は適正に処分したらそれなりに費用がかかります。
その処分代を業者が実は負担していないのであれば安い道理がわかりますが、「ビジネスとして行うにはそんな金額で成り立つの?」という価格設定の業者もたくさんいます。
「早くて便利」は仕事がないか、自社無許可トラックに積む方式の違法業者だから早い可能性大です。
※札幌市環境事業公社をはじめ一廃業者に依頼する場合は「事前予約制」で1週間以上前から予約が必要。当日対応や翌日対応はよほどタイミングが合わない限り無理です。
そして「親切」・・・お金をもらっているから当然です。
親切ではないと無許可営業+悪徳業者ですね。
こういったレビューに騙されてはいけません!
情報公開の大切さ
ホームページやSNSで「廃棄物をどのように処分しているのか?」を”きちんと公開している業者”であれば大丈夫です。
しかし、私のようなプロになると嘘をついている業者もすぐにわかります。
ホームページ上には「札幌市環境事業公社と連携して廃棄しています」「遺品整理士がいるので安心です」と記載しているにも関わらず、その会社、個人事業主のインスタグラムやTIKTOKでは自社トラックにごみを積んでいるのをUPしているバカな業者もいます。
こういう業者の特徴は経営者や代表者の顔写真が掲載されていない場合が多いです。
違法行為だという自覚があるのか会社の顔である代表者の写真がありません。
代表者の顔写真は業者選定の基準の一つ
人は見た目ではないといいますが、私は人は見た目で判断できると思っています。
石破総理や今の自民党の議員の顔を見れば説明不要ですよね。嘘つきはあんな顔をしています。
顔の美醜や好みはあれども、その人がどのような性格、職業、生活をしていたかはある程度判断がつくものです。
ルッキズムではなく、過去の経験則や統計学的な話です。
悪いことをしていれば悪い人相になることが多いです。
100%ではないということは断言しておきますが、大抵の直感はあたるものです。
「そんなことはない!」というお花畑にお住いの方はどうぞ無許可営業の方達にご依頼ください。
※恐らく違法業者に依頼する人達はここまで文章を読まない人達なので弊社には依頼が来ないことはわかっています。
長文を読める能力のある方がリライブルを支えて下さっていますので過激なことも書けます。
今年最後のご挨拶
今後10年以内に、団塊世代・団塊ジュニア世代の遺品整理が爆発的に増えることが予想されています。
変な不用品処分会社、にわか遺品整理会社も増えていますのでこのブログが皆様のご参考になれば幸いです。
今年最後のブログになると思いますが2024年も様々なお宅に訪問させて頂き、たくさんのお仕事を頂戴しました。
「感謝」をご依頼者様から言われる仕事と言われていますが、逆に私たちも学ばせて頂くことも多い仕事で、こちらこそありがとうございます!
また、リライブルの業務に携わって頂いた方々、仲良くさせていただいた同業他社の皆さんも大変お世話になりました。この場をもって御礼の挨拶にさせて頂きます。
誠にありがとうございました!
プライベート面でも今年は道外に数度行くことが出来、趣味兼勉強を兼ねて史跡巡りも出来ました。
これは仕事・家庭・家族・自分の健康のどれもが充ちていないと出来ないことなので本当に感謝です。
来年もよろしくお願いします。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920 (スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で24時間対応可能です。
・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業 ・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。 ・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。