【小田原市】小田原城と報徳二宮神社~遺品整理に携わる者として・・・

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

先日UPした東京出張の第二弾です。

今回は小田原市で『小田原城』とその敷地内に設置された『報徳二宮神社』についてお話しようと思います。

弊社は時折、関係のない話を時々掲載しますが、案外そういった関係ない話が話題になることがあります。

また、私が全国各地に訪問してブログに掲載することで、その場所に住んでいるお子さんから北海道に在住している親御さんの家財整理依頼に繋がることもあります。

道外に行かない縁のない同業他社より、「自分が住んでいる場所を知ってくれる人、紹介してくれる人に依頼したい」

そう思って頂けることは「感謝」でございます。


小田原城と北条氏

さて、そんなわけで今回は神奈川県小田原市に行ってきました。

東京駅から新幹線で約30分で着くほどの距離とは思っていませんでした。

北海道は函館までしか新幹線が走っていないので、初めてグリーン車に乗ってみましたが非常に快適でした。

小田原駅東口を出ると北条早雲公の銅像があります。

立派ですね!

小田原城は反対の西口なのでまた駅を越えて歩きます。

駅前でほぼ観光が済んでしまうほどコンパクトなので今回はレンタカーを借りていません。

小田原駅から数分歩くと堀や門などが見えてくるので飽きることもないでしょう。

しばらく歩くと天守に到着します。

これは北条氏時代の物ではなく復元天守です。

中は資料館になっており、綺麗で見やすい展示方法で動画などもあります。

北条氏の改易後は徳川譜代の大久保忠世が入城し息子の忠隣が継ぎました。

大久保忠隣の失脚後、春日局の息子である稲葉正勝が入城します。

その後は大久保氏に戻って代々幕末期まで藩主が変わりません。

小田原は江戸の手前だったので重要拠点の一つで譜代の家臣が護っていたということがわかります。

天守最上階は戦の神である摩利支天が設置されている部屋があります。

ここは昔の工法で再建してあり、現代工芸の伝統維持のために役立っているそうです。

毎回城を訪ねると思いますが、現代のような重機や電気工具が無い時代にこれだけ大きな建築物を作る技術や財力は凄いなぁと単純に感動してしまいます。

再現・復元天守はコンクリート、鉄骨、重機を使っているとしてもこれはこれで凄いことだと思います。


常盤木門SAMURAI館

小田原城内にある展示施設ですが鎧や刀が展示されていました。

美しい鎧がたくさん展示されていました。

”闘うための道具”であれば武骨で頑丈な鎧を造れば良いのでしょうが、刺繍であったり金細工だったり、他種多少な色を使用していて、こういった物でも芸術品、美術品にしてしまうあたりが日本人の凄いところだと思います。

鍛えられ、磨き上げられた日本刀も美しいです。


北条氏政・氏照兄弟最後の地

話が前後してしまいますが小田原城繋がりで4代目当主の北条氏政、弟の北条氏照の墓も小田原駅近くにあるのでお参りに行きました。

北条家を滅ぼした原因と言われる氏政公ですが、彼が当主の時に北条家最大版図になります。

決して凡愚の将ではないのですが、やはり「勝てば官軍、負ければ賊軍」で勝利した人たちが歴史を造るので負けた側はどうしても評価が低くなりがちです。

しかし、近年は石田三成や武田勝頼同様、破れた者への再評価の動きもみられ歴史認識が変わりつつある大名の一人です。

果たして、現代の岸田元首相や石破首相は後年に歴史的高評価を得られることになるのでしょうかね・・・。


尊徳二宮神社

上記の話と前後しますが、こちらの神社は小田原城の敷地横(厳密にいえば敷地内ですが)にあります。

二宮像が3体も設置されています!

二宮尊徳翁(金次郎)は何度かこのブログでもUPしていますが、渋沢栄一や松下幸之助をはじめ明治期以降の名経営者に多大な影響を与えた偉人です。

※余談ですが、「渋沢栄一翁の像↑」は小田原市に向かう前に東京駅近辺で撮ってきました。

「東京駅に移転したらよいのに・・・」といつも思います。

新一万円札になりましたが、まだまだ知られていないのが残念です。

話は二宮尊徳に戻りますが・・・

農民の出身ながら最後は幕臣に取り立てられることになるのですが、幕末期の疲弊した農村の改革を行い、生涯で約600か所の村を再生したと言われています。(当時の移動手段や通信手段を考えるとちょっと人間業とは思えないくらい凄いことです)

その再生した方法を「報徳仕法」とか「報徳思想」と言います。


報徳思想は素晴らしい!

1、至誠

2、勤労

3、分度

4、推譲

5、積小為大

6、心田(新田)開発

7、一円観、一円融合

8、道徳経済一元論

9.天道と人道

などこれらの言葉の解説は行いませんが、経営者であればかじったことがある言葉が混ざっていると思います。

特にこの教えを守れば企業や自治体が倒産・破綻することはないでしょう。

報徳思想は当たり前のことかも知れませんが、収入以上の出費を抑える。

利益が出たら2割は残し、何か不測の時に蓄える。

絶対の悪人もいなければ、絶対の善人もいない・・・などそういった教えです。

また、最近では“闇バイト“をはじめ強盗殺人や若者の殺人、親殺しなど心無い残虐事件が多いです。

小田原駅にも二宮金次郎像があったのですがここの標語で「譲って損なく奪って益なし」はその通りだと思います。

日本人は「道徳心」を忘れ、「自分のことばかりしか考えない人」が多くなってしまいました・・・。

今一度、二宮尊徳翁の報徳思想を学校教育で取り入れるべきでしょう!

大の大人がこの二宮金次郎像を「薪をかついで本を読んでいた人の像」しか自分の子どもに説明できないようでは恥ずかしすぎます。

特に今の”志もなく民の役に立たない政治家、官僚”には必須の講義でしょう。

「金儲け」ばかりに目が眩んでしまって「道徳」に目を向けないようでは人としても美しくないと思います。

(生まれつきの顔の美醜は多少あれども)年齢を重ねたときに”だらし内閣”に列席している政治家のような顔にはなりたくものです。誰とは言いませんが。

ホテルに置いてあったDVDと本2冊を買ってきました


最後に

今日も現場作業のブログ内容ではありませんでしたが、作業内容ブログを見たい方は過去のブログをご覧ください。

弊社のこのブログも単独で800記事を越えました。

他にも運営していたブログを合わせると1000は軽く越えています。

結構、このブログを同業他社さんも読んでくれたり、今回のセミナーで知り合った方が読んでくれることもあり、少しでも何か刺激であったり気付きを得られるように書き続けようと思っています。

何かご相談事がありましたらお気軽にどうぞ。


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