こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。
以前のブログでもお伝えしましたが、9月は「ごみ部屋、ごみ屋敷で孤独死の特殊清掃」の見積もり依頼、ご依頼が過去最大級に増えています。
今年は猛暑で熱中症の影響も多大にありますが、ワクチン接種による影響もあるのかないのかという噂も同業者の間ではチラホラと囁かれております・・・。
特に単身男性の孤独死は多いと感じます。
年齢は50~70代、無職及び生活保護受給者。
※訪問者もなく、同居人がいない為、倒れても誰も気付いてくれないため
そんなわけでもし、知人やご家族(離婚してしまった父親)など当てはまる方がいましたらお声がけしてください。
※弊社のブログを読んでいるということは、その後の片づけに関することを調べて行きついたということもあると思いますが、もし興味本位で訪問された方は心に留めておいてください。
相続の勉強
今週も孤独死関係のご依頼がやちょっと特殊な案件が多かったのですが、ブログ掲載出来ないご依頼だったので特に写真・エピソード等は公開できません。悪しからず・・・。
そんな現場作業も忙しい最中ではありましたが、「不動産脳を鍛える会」という有志の勉強会があるのですが参加させて頂きました。
この会には4年前から参加させて頂いております。
今回のテーマは「相続」ということで司法書士の先生を中心に勉強させて頂きました。
参加メンバーは不動産仲介・売買業者さん、管理会社さん、ファイナンシャルプランナーさん、建築設計デザイナーさん、土地家屋調査士さんなど多岐にわたります。
「相続」と一言で言っても様々な職種の方にも関係があるのですが、どのような知識がおおまかに必要かと言うと・・・
民法、税法(相続税、所得税、法人税)、会社法、不動産、成年後見制度、登記などの相続手続き・・・
上記に付帯する業務などで言うと葬式、お墓などの宗教、遺品整理、家屋の解体なども含まれると思います。
現代では人が一人亡くなると大変手間がかかってしまい複雑です。
法律的なことはやはり専門家に依頼するのが一番なのですが、我々もご遺族様、ご依頼者様から相続に関する質問をされることがあります。
そうなると「全く知らない不勉強な業者」よりは「一般常識的に知っている業者」に依頼したくなるのが人間の性だと思います。
弊社では相続に強い士業の先生とも繋がっているのでお困りの際は紹介も可能です。
相続する金もモノもあればあったで苦労する
今回、勉強したことで思ったのは現金は分割しやすいですが、不動産(マンションなどの投資物件、自宅)や株券など購入時と相続時では価格が変動していることもあるので、相続する際に揉めそうなので、子どもたちの「争続」に繋がってしまうようならあまり欲しくないななんて考えたりしています。
勉強会参加者のエピソードを聞くと資産がある人はある人で余計な心労があるようです。
私の考えでは「児孫のために美田を買わず」ということで一代限りで「資産を残さない」方が良いと思っています。
子孫の将来を考えると、むやみに財産を遺すべきではない、子孫が安逸に流れることを恐れ、戒めたもの。
西郷隆盛の遺訓の一つ、西郷は、死後に残される子や孫にも自分の力で人生を切り拓いていくことを求めました。
児孫は子孫と言い換えて用いられることもあります。
・身に余る遺産を急に手にしたことで人生が狂ってしまう。
・遺産をあてにして、自分で生きる能力を伸ばす努力をしなかった子ども。
そんな人たちの遺品整理を行ったこともありますが本当に幸福だったのかちょっと考えてしまいます。
「遺産」という考えは人間位のもので自然界ではありえません。
一代一代、子孫の命のリレーを繋ぐことが最重要課題ですからね。
・・・とはいえ、多くの方は「遺産を子どもにより多く残したい!」と思っている方も多いでしょう。
相続に関する法律・相続税の内容も年々関わってきているので日々アップデートが必要です。
作業代が安過ぎても怪しい
話が変わりますが、最近は遺品整理の相見積もりのご依頼も多いです。
見積金額が高いか安いかは皆さんが決める事なのですが、「く〇しのマーケット」経由で紹介された業者があまりにも安過ぎて心配で弊社に見積もり依頼が来たということがありました。
話を聞く限りでは算出した見積もり代金は「廃棄代としてもギリギリ、最終的にこんな大変な現場なのに利益出るの?」という内容でした。
更に業者は紹介料10~20%を「くらしのマー〇ット」に支払うので、追加請求してくるのか、不法投棄をするのか不安になりますね。
実際に何の知識も経験も無く、不用品処分業界に参入しては価格破壊をして廃業していく個人事業主が絶えません。
税金もきちんと払っているのか謎なので個人事業主としても申請していない可能性があります。
情報弱者(情弱)が食い物にされる!?
リライブルは「きちんとした業者に依頼したい」という方からのご依頼で支えられています。
適正な廃棄処分法、適正な会社経営、納税には適正な作業料金が必要です。
「格安」にも限界があります。
高過ぎる業者も心配ですが、最近では「安過ぎる業者の方が悪質」です。
業者の裏話になりますが高過ぎる見積金額を出している場合は、作業が困難だったり、本当はやりたくないけど高めに出して、それでも依頼が来たらこの金額なら我慢出来るかという業者側の計算もあることもあります。
「高い!」と思った場合は他の業者にも相見積もりを依頼すればよいのですが、安い金額の場合は、「安い!お願いします」と契約した後に追加料金の有無の説明が無かったり、金銭の横領があったり、態度が悪かったり、「やっぱりおかしいので解約したい」と言った場合に作業をしていないのに高額なキャンセル料が発生したりとトラブルが多いようです。
なにせ、そういった業者は既存の業者より「安い」ことしか売りがありません。
全てが安いということは、「それなりのレベル」ということは覚悟してください。
遺品整理のトラブル事例
あとで『国民生活センター』のホームページで「遺品整理」「不用品処分」と検索欄に入力してご自身でもトラブル事例を調べてみてください。
人生のうちで何度も依頼するわけではないでしょうが、それが故ご自身で調べない方が多く騙されたり、嫌な思いをする方が増えています。
「世の中、騙される奴が悪い!」と言わんばかりの日本国民のモラル低下の中、「情弱」は食い物にされますので要注意です。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で対応可能です。
・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。