こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社の鈴木です。
2月が始まりました!
寒い日が続いておりますが、皆さん風邪などひいておりませんか?
なかなか風邪ひとつもひけない世の中になってしまいました。
私の周囲でも幼稚園や小学校などで濃厚接触者が出て休みになったと聞いたり何かと大変です。
大企業なら大企業なりに、零細企業なら零細企業なりに大変な想いをします・・・・。
厳冬期は孤独死の特殊清掃依頼は減る傾向
実は北海道の寒い時期は孤独死のご依頼は減ります。
それはなぜか?
まず、孤独死の多くは『貧困層独居高齢者』が多いです。
当然、突然死もあるので貧困層以外でも起こりうるのですが、基本的には周囲の方との接触もなく部屋で一人にいることが多い方が発見が遅れてしまう傾向が強いです。
社会的な繋がりが無いので発見が遅れるのです。
仕事をしていたり、友人が多いようであれば発見が早くなりますが、普段から孤独な人は言わずもがなです。
今年は暖房代が高い
今年はマイナス10〜15度くらいと非常に気温が低い日が続き、室内の温度が下がります。
臭気は気温が高ければ高いほど感知しやすくなりますが、寒いとかなり抑えられます。
冷凍の魚肉は生の状態より臭いませんよね?
それと同じ現象が人間でも起こります。
ですから、冬季間に死亡し、そのまま春まで発見されずにいるパターンが例年多いです。
今年は灯油代も高く、100円/㍑以上の価格ですから、暖房代を削って生活費を確保しないといけない方も多いでしょう。
ポータブルストーブの灯油が切れて、その後低温状態になって死後発見ということもあります。
人間、暑すぎもダメですが、寒いと血管が緊縮します。
血管が緊縮すると良いことが無いのは説明不要ですよね?
また、生活費を削っているにも関わらずコンビニ弁当やカップ麺などの栄養が偏っている食事をとって、自炊をしない方も孤独死しやすい傾向にあります。
低所得者は食生活も貧しくなりがちです。
相続放棄も年々増加のイメージ
大家さんやオーナーさんは時折、独居高齢者のお部屋の見回りをお奨め致します。
そして、『貧困層独居老人の孤独死』の場合はご親族も『相続放棄』をされることも非常に多くなりました。
これは弊社のイメージなので統計上の話ではないのですが、恐らく士業関連の方に聞けば同じ意見だと思います。
もし、相続放棄を検討されている方は、最初に士業関連の方に相談されることをお奨め致しますが、知り合いがいない場合は弊社でご紹介することも可能です。
孤独死保険の加入
貸主側は孤独死保険の加入も併せてお考え下さい。
これだけ孤独死が多くなり、今後も独居高齢者が増えるのであればいずれは国も強制加入にすると思いますが、未だに任意加入です。
自分の所有不動産で孤独死&相続放棄が起きてからでは遅いので、本気で考えた方が良いでしょう。
昨年は弊社でも大家さんが相続放棄され自腹で原状回復費を捻出する場面を体験しました。
貸主側もようやく事の重要性に気づき、保険金があれば金銭的な心の余裕が生じたのでしょうが、お金が無ければ精神的にも追い詰められてしまいます。
親族間との裁判など余計な心労が増えることになります。
哀しいことに現実です。
お金が無いという事は哀しい
特に家賃が安いアパートは要注意です。
分譲マンションの場合は相続放棄の方は少ないイメージです。
戸建ては家の状態にもよりますが、やはり古い家に住んでいる方は相続放棄が多いです。
最終的には『地獄の沙汰も金次第』と言えるでしょう。
財産を全く残さない、むしろマイナスの場合は部屋の片付けもされない、葬式もまともに行われない、お墓は無縁仏・・・。
本人はそれでもいいかもしれませんが、残された人たちが迷惑を被ることになります・・・。
孤独死でも発見が早い場合、しかし・・・
上記の逆パターンですが、お部屋で亡くなってもストーブが延々と付いていてものすごく部屋が暑くなっている部屋の特殊清掃のご依頼もございます。
1戸建てでもマンションでも灯油が無くなっても、外にあるホームタンクや共有タンクに定期給油してくれるパターンだと24時間ずっとストーブが付いています。
そうなると身体の腐敗も早く、臭気も強くなりがちです。
早期発見であれば消臭作業や原状回復は重篤にならずに安価に済む場合がありますが、死後発見3か月以上とかになるとまずいです。
コロナ禍で家庭用オゾン発生器が普及
コロナの除菌に有効だということで家庭用のオゾン発生器も普及してきました。
家庭用のオゾン発生器があれば臭いが消せると思っている方もいるかもしれませんが、安価でオゾンの排出量が少ない家庭用では孤独死臭は消えません。
消臭には大量のオゾンが必要になります。
家庭用のオゾン発生器が消火器だとすると業務用のオゾン脱臭機は消防車くらいの差があります。
家庭用は誰が使っても事故が起きないようなレベルのオゾン発生量ですが、業務用オゾンは使用方法を間違えると危険なレベルです。
ですから、使用方法をきちんと理解し、経験が多くある業者のほうが良いです。
なんでもかんでもオゾンで消えるわけでもありませんし、機械のスイッチを押せば勝手に消えるようなニオイではありませんので、結局は経験豊富な特殊清掃業者に依頼した方が早く確実な場合があります。
施工法や経験に関しては他のブログを読んでみてくださいね。
社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
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(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
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