こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
特殊清掃や家財整理も忙しいのですが、暑くなってきて草刈りやハチの巣駆除など便利屋業のお仕事の依頼&お見積りのご依頼も増えて大変忙しくなってきております。
忙しくなってくると身体に疲れが溜まり、思考能力も落ち、良いパフォーマンスが出来なくなってしまいます。
私自身ももともと加齢のせいもあり太ってきたのと「持久力が無くなってきたなぁ」と感じていたのと、新型コロナウィルスに対抗する”免疫力”をつけるために社員全員でジムに通うことにしました。(会社の福利厚生ということで全額会社負担です)
我々の仕事は重量物を持ったり、夏場に防護服を着て清掃をしたり体力勝負なところがありますし、見た目もシュッとしていた方がご依頼者様にとっても嬉しいと思うので、リライブル全員で身体づくりを行います。(身体はまだ絞れていないのでご容赦下さい)
業務をこなしながらのことなので、どれだけ通えるのかわかりませんが、大変なことを継続することは大切なことだと思います。
ブログ更新を続けることも実はかなり大変なことで、社員全員が各自で受け持つ運営サイト内でブログを定期的に更新しています。
皆様に情報開示することの重要性と自らのインプットとアウトプットの能力を高めるためにも必要なことだと思うからです。
ブログもジムも自分の為になると同時に、巡り巡ってご依頼者様の為にもなりますので強い意思をもって継続したいと思います!
1.札幌市東区のゴミ部屋のお片付け!
そんなわけで特殊清掃のご依頼も多くなり、6/24〜6/25で札幌市東区のアパートの1ルームなのですが、ものすごい積み重なった量のゴミとションペット(ペットボトルにおしっこをしたもの)との闘いが始まりました。
ご依頼者様はオーナーK様でこちらの部屋の住人さんには何度も注意もしたのですが、一向に治らないので退去してもらった経緯があるそうです。(弊社でも大家さんから片付けしないと強制退去命令が出ているので片付けたいという側からのご相談は多々ございます)
永年蓄積されたゴミの山に頭を悩ませていたそうです。
貸主側からすると賃貸物件は「大切な資産」ですからこうなると非常に腹立たしい気持ちは痛いほどわかります。
借主側も綺麗に使い、返却する義務がありますから普段から汚さないように注意をし、どうしても自分では無理な場合はプロに相談しましょう。
さて、話は戻りますが、入口は自分達でも片付けてみたのですが、断念したそうです・・・。
慣れていないと、このクラスは相当な気合と根性を入れないと無理でしょう。
まず、いつもそうなのですが天井までゴミが蓄積されたゴミ部屋の場合は一番最初のとっかかりが苦労をします。
入口は人が出入りする場所で永年かけて踏み固められているのでガチガチになっているからです。
人間の手だけだと効率が悪いので草刈りをした後に草を集めるレーキとテミを使用します。
ションペットがあらゆるところにあるので気を付けないとレーキで穴をあけてしまうのでほどほどの力加減を要します。
床が見えてくるとゴミの回収も楽になってくるのですが、それまで2〜3時間ほど暑い中汗だくになりながらゴミと格闘。
幸いにしてこちらのお部屋の片づけはオーナーさん所有のビルなので、隣のお部屋が空室だったためそこのトイレを使用させてもらい片付けと同時にションペット処理も出来ました。
全部で1000本くらいありました(-_-;)
同業者ならわからると思いますが、とんでもなく臭いです!
”小”はまだペットボトルで処理できても”大”をしたくなったらどうするのか?
毎回わざわざどこかのコンビニに行っていたのでしょうか?
不思議です・・・。
こうしてみると、「人間ってどんな環境でも生活できるもんだな」とある意味感心してしまいます。
「明日で片付けられるな」と判断できる量を残して1日目は切り上げて終了しました。
2.2日目も前日同様にゴミと格闘
紙類、ペットボトルなどでかなりの重量がありましたので床が抜けなくてよかったと思います。
単純計算でペットボトル2L容器が100本で200kgですからね。
画像は控えますが、ションペットをフルフェイスマスクをして、トイレにジャンジャン流していると無意識に”午後の紅茶ミルクティー”の容器なのに「レモンティーになっとるやんけ〜!」とか”大雪山の天然水”と書かれているラベルに「ある意味天然水だけどこんなん飲めないじゃん!」などと一人でペットボトルの容器のラベルを見て脳内でツッコミを入れてしまいます。(この作業はかなりつらいです)
なぜこういう生活をしているのか常人には考えられませんがそうなっちゃうんですよね・・・。
正直、私もこの仕事をするまでは信じられませんでした。
「人間ってちょっとしたきっかけでこういった状態になってしまうことがある」ということを知れば対処法もあるものです。
貸主側が「信じられない!」という思考になってしまうと借主側との解決策が平行線を辿ることがありますので、まずは「なぜこうなってしまったのか?」という”原因”をよく知ることが第一ではないでしょうか?
もしかすると環境が変われば改善されるかもしれませんし、精神的なものかもしれません。はたまた生まれつきの病気で通院が必要なのかもしれません。
いずれにしても、「単純にだらしないから・・・」ということだけ済まないのが『ゴミ屋敷問題』なのです。
作業は2日間に述べ作業人数8名で行いました。
弊社でもこういった作業は慣れている方ですがかなり臭いも防臭マスクのフィルターを貫くくらい強烈でしたし、疲れました。
ちなみにユニットバス内のゴミは撤去しましたが清掃なしなのでトイレは汚物の塊、お風呂の黒い液体は?です。
ご依頼内容はゴミの撤去のみで清掃などは含まれていないので下の写真のようにゴミは無くなりこれで引渡となりました。
このお部屋も次に貸すこともなく売り止めにするいうことで最後は、ご依頼者様にも労をねぎらって頂き、無事終了しました。
K様、この度は弊社へのご依頼とブログ掲載のご協力を頂き誠にありがとうございました。
最後に「あまりこういうことが重なっては困るんだけど、何かあったらまたお願いしますw」と言って頂きその場を後にしました。
3.業者選定の基準に「創業してからどれくらいか?」も調べては?
この作業の2日間、札幌市環境事業公社さん(一廃業者)にごみの回収に来てもらい不法投棄の心配はありません。
ネットニュースなどでは不法投棄の話題もチラホラと出てきていますが、よくわからない個人経営に毛が生えたような業者さんに依頼すると危ないですからご注意下さい。
なにせ技術もお金もそれほどなくても気軽に始められますし、それは逆を返せばすぐにやめることが出来るということも言えます。
年々、業者数は増えていますが、創業して間もないところは”自社の強みがない”ので競争価格に巻き込まれ全く儲かりません。
依頼もすぐにバンバン来るわけではないので宣伝広告費をかけてもお金だけが無くなっていくので、実際に生き残るのは大変熾烈で悪いことをするか相当ビジネスセンスや営業力が無いと厳しい世界です。
弊社は個人事業主で約3年、その後リライブル株式会社で法人になってから4期決算を終了し、通算で8年目を迎えております。
「長く続いている企業なのかどうか?」というのも業者選定の一つにしてもよいのではないでしょうか?
創業以来続けていられるのはそれだけ支持されているという証です。
価格だけではなく、「安心や信頼」を重視する方は弊社へご相談下さい。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
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