こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
土日は相変わらずのステイホームで家族で「あつまれ!どうぶつの森」をしています。
ゲーム内でもキャラクターは会社の制服、マスク着用です(笑)
自作で看板や旗なども会社のロゴにして遊んでます。
もう社会現象ですね。
1.コロナ陽性 孤独死現場
ステイホームで他人との接触機会が減り孤独死していても発見がされない、発見が大幅に遅れるケースが増えてきているようです。
全国的にもコロナ陽性孤独死現場が増えてきていると全国の特殊清掃仲間からの情報が入ってきています。
弊社ではまだそういったご依頼は頂いていないのですが感染者数が多い札幌市では今後多くなってくるのではないかと思っています。
昨日、ようやく感染症予防用の防護服が入荷したので依頼をしました。
2次感染させないように細心の注意を払い作業を行わなければいけませんので安易に格安業者や経験の少ない特殊清掃業者には依頼をしないようにして下さい。
あと気になるニュースで「オゾンでコロナウィルスを不活性化」と奈良県立医科大学が発表したニュースを見ました。
高濃度のオゾンに被ばくさせなくてはならないので出力の高い高性能なオゾン発生器が必要となりますし、高濃度となると人体などにも危険が伴いますのでオゾンの特性を知らない方や勉強をしていない方はデメリットもあるので扱わないようにしないと大変危険です。
それにしても相当高濃度なオゾンCT値です。
しかし、新型コロナウィルスにもオゾンは有効だろうという仮説は正しいと証明されたようです。
2.家財整理業界の現状
ステイホームが増えるなか、自宅の片付けや親の家の片付けなどを自分たちでする方たちが増えたということでゴミ処理場がいっぱいになったり、ゴミ収集所が満杯になったりと片付けを皆さんで行っているようです。
それにともない、自分で仕分けしたゴミの中に危険物が混ざっておりそれをゴミ収集車に投入した際に発火する事故も全国各地で増えているそうです。
いい加減な仕分けだとそういった事故も増えますのでご注意ください。
ちなみに危険物はライターや電池、中身が入っているスプレー缶などはもとより携帯電話や携帯ゲーム、小型家電の髭剃りや電子辞書などに内蔵されているリチウムバッテリーなども注意が必要です。
また、不用品処分系の商売は不用品を回収し土場や駐車場などに溜めるだけ溜めて計画的に廃業してしまう業者や不法投棄に走る業者が必ずいます。
私の耳にも札幌の同業他社さんが土地に不用品の一部を埋めているという悪い噂を耳にしますが・・・経営状態もよくないようですし「大丈夫かなぁ」と危惧しております。
あくまでも”噂”ですけどね。
3.不用品輸出業者さんの苦悩
全国の仲間で家財品を輸出している企業も多いのですが海外のロックダウンにより在庫がだぶついているようです。
日本各地の不用品が一気に海外に流れてしまうと”ゴミのようなもの”は”本当のゴミ”となってしまうので質の悪い輸出業者だと海外の人たちに日本人が嫌われてしまうので注意が必要です。
輸出品の基本は国内で再販売できそうな物は国内で流通させますので、一般的にはレベルが下がっている物が大半です。
更に裏事情を言うと廃棄代を浮かせるためにゴミのような物を輸出する悪質な業者さんもいます。
タイやフィリピンに送られても結局現地でゴミとして処分されるような物も混ざります。
では輸出業者さんの”質”というのはどこで判断するかというと、「格安お片付け」や「無料回収」などをうたっている業者さんは(こう言っては悪いですが)質の良いお客さんではない方が多いです。
そもそもが生活レベルが高くない方の不用品なので、持っている物自体の質が宜しくありません。
【※全ての方がそうではありませんがあくまでもそういった傾向だということをご理解下さい】
依頼者の経費削減などを目的に良かれと思って始めた不用品輸出がこういった事態になって倉庫の固定費、在庫の山、倉庫仕分けの人件費などが自分の会社の首を絞めることになるとは誰も予想だにしなかったでしょう・・・。
4.本物か小規模事業者しか残らない?
今までは自分たちの仕事などで時間が取れないので代行して片付けてもらう仕事が隆盛しましたが、コロナ禍により需要が減っておりますので、その悪影響が少しづつ出てきていると感じます。
一度、業界を再編成する意味でも環境省や総務省あたりがドカンと動き出しそうな気がしますがどうでしょう?
警察でも不法投棄や不法投棄の恐れがある業者への立ち入り検査などを実施した方が良いでしょうね。
事業化給付金制度も休業要請支援金なども支給が遅れているようですし、そもそもこういった政府の制度はきちんと税金を納めたりしている企業が対象なので今までいい加減なことをしている業者や個人事業主には行き渡りません。
かなりの数の自称遺品整理業者や不用品回収業者が淘汰されることになると思いますが、アフターコロナで残るのは「本物」か、一人でやっている小規模の個人事業主かな?と思っています。
いずれにしても、時間がある場合はよく業者選定をして頂き、安易に格安をうたう業者には依頼をしないことが重要ではないでしょうか?
今回のコロナ禍で自分で片づけをしたことのある経験がある方ならいかに不用品処分が面倒なのかわかることかと思います。
ましてそれが一軒家丸ごととなると仕分け、重量物の運搬、ゴミ処理場への持ち込み、掃除・・・など結構大変な仕事です。
そんな仕事を「格安」「格安」でやるなんて、そんなうまい話は無いと思うのが常識でしょう?
5.物質的に離れても、関係は離れない
また最後に孤独死の話に戻りますが、集合住宅にお住いの方や近所に単身高齢者が生活している場合で異臭がした場合は警察や大家さん、管理会社さんに連絡をすぐするようにし、絶対に放置しておかないことが大切です。
それがたとえ勘違いだったとしても、問題なければ笑い話で済みますが・・・そうではないことが大半のようです。
孤独死・孤立死に関しては早期に発見できるかどうかで作業内容、作業範囲、作業料金が変わってきます。
重篤な現場の場合は親族一同から「相続放棄」をされて、泣き寝入りをする借主側でも処理する金銭的余裕も無くなってくるので巡り巡ってそこに住んでいる住人さんが死臭を我慢をしなくてはならないことになりかねません。
将来的に孤独死保険が強制加入になることが借主の義務となることが加速化するのではないかと思いますが、今現在ではそのような法律はないので早期発見しかありません。
単身高齢者の集まりが少なくなっているご時世です。
是非、周囲の方への注意、声がけを心がけてください。
特殊清掃に関するご質問はわからないことが大半だと思います。
ご相談は無料ですのでお電話かメールにてお気軽にご連絡下さい。
まずは入室可能にする初動簡易消臭(7万円〜)も承っており、その後お部屋の確認や遺品整理を行えるようなお手伝いも致します。
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