人が生きるということは他人の死を見続けるということ

こんにちは、北海道特殊清掃業者ナンバーワンを目指す、リライブル株式会社の鈴木です。

先月のお話ですが、孤独死現場の清掃と片づけのご依頼を頂きましたので訪問させて頂きました。

以前のブログでも掲載しておりますが、今年に入ってから孤独死現場のご依頼、ご相談が増えております。

哀しいことですが、事実であり、これは遠く離れたご親族がいる場合は誰にでも起こりうることです。

ご親族様が自ら体液除去などを行う際は感染症に気を付けることや、精神的ショックを受けないように、自分は自信が無いという方は入室しない方が良いと思います。

特殊清掃に携わるには個人的な”適性”というモノもあります。

体液や血液、汚物、虫、ニオイがどうしても「生理的に無理!」という人は一定数います。

ですから、無理をするとその後の体調や精神に悪影響を及ぼす可能性は否めません。

PTSD

死臭も人それぞれ

ここ最近の北海道は春に近づき気温が上がってきたとはいえ、まだ零下を下回る日もありますので臭気に関してはそれほど悪臭・異臭を発するというレベルにはないことが殆どです。

但し、故人が「太っていたか、やせていたか?」、「病気をしていたか?」、「アルコール摂取量が多かったか?(肝臓の病気か?)」などで体内から出る異臭を発するレベルも変わります。

やはり太っていて、お肉が好きだったという方は脂肪分が多く、臭気が強くなる傾向にあるようです。

私は哀しいかな死臭(腐敗臭)に慣れているので、通常の方よりは鼻の臭気センサーが緩くなってきてそんなに不快になりませんが、一般の方が嗅ぐと少しの臭いでも不快なニオイとなってしまいます。

え?これが死臭!?

私も初めて死臭を嗅いだ時にはしばらく鼻の中が臭った感覚がありましたし、酷い現場だと吐き気を催すこともありました。

「慣れ」って怖いですね・・・。

体液除去の特殊清掃

今回、K様より電話でご相談を頂きすぐに現場に見積もりに向かい、即日に簡易特殊清掃を行い、後日にご遺品整理を行いましたので合計3回の訪問となっております。

 

特殊清掃前に合掌

①ニオイの元になる物を取り除いてあげる

②その後、空間に除菌剤を散布する

とりあえずは簡易処置の作業となります。

とある液体を散布すると反応を起こし白い泡が発生されます。
(写真はぼかしておりますが、白いのが反応している箇所です)

見る人が見たら何の液体をかけているのかわかります

その後、丁寧に拭き取り、刷毛やブラシで溝などに入った体液も除去していきます。

時間をかけて丁寧に

清掃範囲は狭いですが、1時間半ほどかけて行いました。

孤独死現場の遺品整理

前述した作業を行った数日後、ご遺族様の日程と一廃業者さんとの日程が合う日を調整し、こちらのお部屋の遺品整理を行わせて頂きました。

K様は役所などの手続きに走り、お姉さまが立ち合いを希望され、弊社スタッフと一緒にお部屋にいました。

体液が付着したところは綺麗になっていたので作業前に「綺麗にして頂きありがとうございます」と感謝の言葉を頂きました。

「孤独死と便宜上言っていますが”自然死”ですから、誰が悪いわけではないんですよ」と一言声をかけると涙ぐんでいらっしゃったのが印象的でした。

「まだ、心の整理がつかないのだろうな・・・」と思いなるべく気持ちの整理も出来るようにと色々とお話を聞いたり、こちらからもさせて頂きました。

時折、涙ぐんだり、笑ったり・・・

やはり親御さんをこういった形で亡くすのは子どもとしては辛いでしょうが、起きてしまったことを後悔するよりも今後の生活に活かせるように過ごされることを願っております。

貴重品は必ずご遺族の元へお返しするのが当たり前!

貴重品探索においてはあまり広いお部屋ではなかったので指輪、貴金属、記念コイン、重要書類などはすぐに発見出来てお渡しすることが出来ました。

大抵の孤独死現場の場合は亡くなった故人も突然自分が死んでしまうとは思っていないので、現金などはそのままであることが多いです。(目につくような場所にあった貴重品類は警察からご遺族に渡されることはあります)

ですから、貴重品が全く出てこないということはないでしょう。

それらを狙って安価で業務を請け負うような業者もいるようですからご注意下さい。

弊社は「プロに遺品整理業者」ですから、頂いた作業代以外の物を盗むなどはもってのほかです!

金儲けが目的なら違う仕事をした方が儲かりますよ

ただ基本的に特殊清掃を行おうと思っている業者は「お金儲けよりも人の役に立ちたい」という想いで始めているところが大半であり、全国的にもみても「金儲けを目的」とする特殊清掃業者は競争多可の中で生き残ることは出来ないと思います。

ですから、「遺品整理」は比較的簡単に誰でも起業することは出来ますが、「特殊清掃」は知識や技術、高価な専門道具が必要となりますので似ているようで全く違う職種です。

更に、「経験」が必要となってきますが、”特殊清掃”と言うだけあって案件自体がそれほど多くあるわけではないですし、実績のある先行した業者に集中してしまう傾向があるので後発の企業は全ての面で不利です。

後発企業は「経験」で勝てないなら「価格」で勝負するしかないのですが、設備投資出来る額が少ないと結局はジリ貧状態となります・・・。

なかなか経験がない業者さんだと「仕事の依頼が来ない=経験を積めない」ということもあり、投資した機械代を回収することも出来ずに事業撤退、廃業、倒産していくところが多いのが現状です。

「想い」だけでも運営していくことは出来ない

北海道では特にその傾向は他県に比べて顕著だと思われます。

勉強し続ける業者も少ない

また、特殊清掃の最前線は”東京”で圧倒的に現場数が多いです。

東京に毎年”定期的”に勉強に行ったり積極的に全国トップクラスの同業他社さんと交流を図り情報交換をするような熱心な特殊清掃業者を弊社以外には知りません。

北海道は本州や九州地方に比べて特殊清掃業者が少なく(なんちゃって特殊清掃業者も含めて)まだのんびりした印象を受けますが、道外では競争が激化しています。

この業界は日進月歩なので過去に行っていた作業がすぐに古くなってしまうことも珍しいことではありません。

常に進化を続け、最新情報を得ることが大切となってきます。

セミナーの場では話さない内容もお酒の席の場ではお話をするということもありますから他業者さんとの交流は意外にヒントに溢れています。

いずれにしても「困っている人をより良い方法で助けたい」という一心から来る行動で学び続けることが重要だと思います。

北海道からも飛び出し学び続けよう

室内に家財道具が無くなってから仕上げの消臭作業

話は戻って今回は特にご依頼があったわけではなかったのですが、弊社の無料サービスで室内の仕上げ消臭を行いました。

消臭剤を散布し、オゾン消臭を行いました。

余談ですが、フォグマスター(電動式噴霧器)が2台とも壊れてしまったので新しく購入しました。

フォグマスターで散布

今回購入した物は標準のものですが約10万円です。

ホームセンターに行けば数千~1万円前後で噴霧器は購入できますが、それらよりはもっと細かい粒子で消臭剤を噴霧することが出来、壁紙などに液体が付着しやすいからです。

粗消臭の時は粒子が粗くてもよいのですが、仕上げ消臭の時には床が濡れてしまうのでこういった細かい粒子が出る噴霧器の方が使い勝手が良いと思っています。

機械を買ったら一生使い続けるというのでしたらいいのですが、使用する環境が厳しいところが多いとどうしても機械に負荷がかかってしまい故障してしまいます。

いずれも高額な機械ばかりですからそういった面も含めて特殊清掃は通常の清掃よりも料金が高く設定されていることをご理解頂けると幸いです。

その分しっかりと対応させて頂きます!

特殊清掃は孤独死現場に限らず、ペット臭、ゴミ部屋臭、たばこ臭、火災臭、焦げ臭、灯油臭などあらゆる消臭作業においても効果を発揮しております。

〇市販品で色々試してやってみたけど、ニオイが取れない・・・

〇どうみても自分では無理・・・

〇短時間でやって欲しい・・・

あと、時折「ブログを見ると重篤な現場が多いので簡易な現場はやってくれないと思っていました」と言われることもありますが、そんなことはありません。

まずは”悩み事”をお話することから始まります。

お気軽にご相談頂けると幸いです。

最後にご依頼を頂きブログ掲載の許可を頂きましたK様、誠にありがとうございました。

今後も起こりうる突然の”困った方”を助けるべく弊社スタッフ一同精進して参ります。

社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

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