平成31年 家財整理相談窓口の賀詞交歓会に参加

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

1/18に(一社)家財整理相談窓口の賀詞交歓会ということで東京都新宿区に行って来ました。

前日は暴風雪警報が出ていたので当日まで飛行機が飛ぶか不安でしたが、新千歳空港も東京も天気がよく全く問題ない日でした。(やはり”雨男”はくぼっちということが判明)

家財整理相談窓口とは「業者が選ぶ業者が集まる団体」ということで現場をよく知る企業が理事を務め業界健全化、技術向上、情報交換を目的に作られた団体です。

当初は”少数精鋭”で運営していく方向でしたがあまりにも条件が厳しく入会出来ない業者が多かったのですが、政府の仕事をしていくことになると「数は力」ということもあり準会員の加盟資格のハードルを下げ、正会員の昇格を厳しくしたと聞きました。

よくこの業界で知られている遺品整理士認定協会はこれから遺品整理業に参入しようと考えている人たちが加盟することが多いです。

ここは初心者向けの団体(それが悪いといいません)であり、家財整理相談窓口は全国各地で実績を上げているトップ集団や中堅集団ともいえるでしょう。

団体立ち上げから国土交通省、環境省、総務省などとも連携を取り超高齢化社会による社会構造の変化に対応すべく動いております。

さて、そんな家財整理相談窓口で何をしてきたのか書いていきます。

1.セミナー

①「これからの高齢者と住まい」

国土交通省住宅局安心居住推進課長 多田様

国土交通省に限らずあらゆる省庁が家財整理相談窓口に加盟している業者を必要としております。

”なんちゃって家財整理業者”ではなく、各地で実績をあげている業者が集っていることは国家としても力強いことでしょう。

逆の言い方をすると”なんちゃって家財整理業者の集まりのセミナー”に国土交通省の方は来てくれませんので信頼関係が構築出来ていることの現れです。

近年多くなってきている身近な問題として、「相続をする遺族がいない人が亡くなった場合の賃貸物件の残置物撤去に関する問題」が全国各地で発生しているので、これを早急にどうにかしないといけないことや「空き家問題」を始めとする地域の過疎化の問題などについて話をされていました。

法律が昔の法律のままなのでなかなかスムーズに事が運ばないので、これら法律問題もクリアーしていくように行政に働きかけていっております。

②「火災・水害の特殊清掃にまつわる事業経営」

家財整理相談窓口 理事 大邑様(エバーグリーン)

これから増えてくる災害に関してきちんとした装備で、きちんと施工できる業者が益々必要となってくるので増やしていきたいという想いもあり、講演をされました。

洪水や火災などの大規模災害の場合は人手が必要になる現場が多いので一社だけではなく、横の連携が必要なので災害が起きた地域の特殊清掃業者の協力が不可避です。

北海道は圧倒的に特殊清掃業者の数も機械の数も足りていません。

さて、どうしたものか・・・。

2.グループワーキング

セミナー終了後は近くに座っている6人~8人くらいでひとまとまりになり、現在の問題や今後の課題などを話しあいました。

やはりどこの業界もそうですが「人材不足」、「労働者不足」ということが挙げられます。

●ロクな人が面接に来ない。
●採用してもすぐに辞める。
●成長して重要なポジションを任せようと思ったら辞める。

・・・などどこも大変なようです。

ですから、あまりにも安い作業代の業者の場合は社員の福利厚生がしっかりしていない場合が多いですから、離職率が高かったりします。

そうすると”質の良い仕事”も出来ませんし、売上不足だと酷い場合には不法投棄や横領など犯罪に加担してしまう恐れもあります。

しっかりした業者を選ぶことが依頼者にとっても大切なことです。

人材に関しては、特殊清掃業はハードな仕事ですから、人の役に立ちたいという「想い」だけではやっていけない仕事です。

それに見合う「対価」がないと人は頑張れませんし、それが人の世の正しいことだと思います。

「私はお金は全くいらないので人の役に立ちたいです」なんていう人の方がちょっと怖いです。

3.懇親会

隣の部屋に移動して懇親会となります。

こちらでは自由に名刺交換をして情報交換をしました。

リサイクル、リユース関連の方も多かったですし、家財整理に直接は携わらないですが関連する団体の方たちも多くいました。

(一社)日本リユース機構、
(一社)相続ファシリテーター協会
デジタル遺品で有名なデジタルデータソリューション㈱
孤独死保険で有名なアイアル少額短期保険㈱・・・

懇親会後は近くの居酒屋で二次会です。

そういった別分野の方たちとも直接交われる機会はあまりないので大変貴重です。

今後の弊社の課題

こういった方たちとお話をするたびに新たな刺激をもらうのですが、弊社はどのように進むべきなのか考えさせられます。

残念ながら今回も北海道からの参加は弊社のみです・・・。

北海道以外では”未熟な業者”が増え、価格破壊や未熟な施工による弊害が出てきていることを聞きましたが、逆に北海道ではその業者自体もあまり活発に増えている感じがありません。

ちょっとした「特殊清掃業者のガラパゴス状態」だと思っております。

ま、今年は色々と弊社も新たな試みをしていこうと考えております。

 

いつもの東京観光&学びの日

一泊して次の日は飛行機搭乗までの時間があったので、自分の勉強のために上野にある「東京国立博物館」と「国立科学博物館」を見学しました。

国立博物館では国宝や重要文化財などがたくさんあり大変面白かったです。

昨年、九州国立博物館に行った時にも「凄いなぁ~」と思いましたが、さすがに東京の博物館も「凄いなぁ~」と思いました。

同・平成館で行われていた特別展の「王義之を超えた名筆 顔真卿」展を行っていましたが中国人の観光客でいっぱいでこれまたがゆっくり全然見れず、「凄いなぁ~」と思いましたw


「国立科学博物館」では動物のはく製だったり恐竜の骨格だったり、展示方法が素晴らしく子どもも楽しく学べる工夫がされていて大人でも十分楽しい内容でした。


因みに内部の写真撮影はNGなので写真はなしです。

この時期は天候が不安定なことが多いのですが帰りの便も問題なく帰れて良かったです。

引越しに伴う不用品処分について

ちょっと余談を挟みましたが、3月の引っ越しに伴う不用品処分のご相談を北海道各地から頂いております。

3月は特にいい加減な不用品処分業者が増えて、「約束した日に来ない」、「高額請求された」などのトラブルが毎年発生しますのでスケジュールと心の余裕をもって業者選定を行って下さい。

また、事前に見積もりは取り、口約束ではなく、書類を必ずもらうようにすることでトラブル回避が出来ます(・・・というか見積書を置いていかない時点でそんな業者には依頼しないことです)

今年は買取も例年以上に強化しますので、まずはお気軽にご相談下さい。

社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!

リライブル株式会社
0120-669-920

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