特殊清掃は「困っている人を助けたい」という「想い」だけでは続けられない

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

少し数日前(12/6)ですが昼から夕方ごろまでソフトバンクの通信障害がありましたね。

実は弊社のフリーダイヤルは転送電話でソフトバンクのスマホに繋がるようになっているのですが、一時的に不通になっていたようです。

もし、ご連絡をして頂いていた方がいらっしゃったら大変ご迷惑をおかけしました。

便利な物は一度使うと生活を楽にしてくれますが、使えなくなると本当にダメになってしまいます。

水道事業民営化のお話もありますが、これまたインフラ系は心配ですね・・・。

特殊清掃業者の存在意味

ここ数日、現場に出ないことが多く考える時間が多かったので改めて弊社の存在価値や会社の方向性を考えておりました。

我々の仕事は前述したスマホのように日常的に生活を楽にしてくれるような仕事ではありませんが、特殊清掃という仕事はいざと言うときに無いと困る存在であると思っております。

本来は特殊清掃を必要としない社会が良いのでしょうが、時代のニーズに求められた職業ですので致し方ないところもあります・・・。

誰もが好んでやりたがるような仕事ではありませんが、誰かがやらねばならない仕事です。

そんなときに汚れや臭いに関した困りごとを解決できるように日々、勉強を続ける大切さ。

最新技術を得るための向上心、最新機器を得るための利益確保、すなわち経営力。

技術があっても冷徹ではいけないので心を込めた誠意のある対応など・・・相手の立場を思入れやることのできる心の余裕、広さ。

色々と考えておりました。

困った人を助けたいと思う「志」、「想い」だけでは実績を残せません。

きちんとした技術、経験を積み重ねていかないといけません。

過去のお話

そして先輩の結婚式や前々職の人たちとの集まりの中で「なんでこの仕事を始めたの?」という話をする機会が最近多かったので改めて振り返ると、3.11東北大震災の時に津波で人が流されていく映像を見たことが人生の転機でした。

なんの罪もなく、毎日真面目に生きてきた人も不真面目に生きてきた人も同じように自然の脅威にさらされる姿を見て、「短い人生、自分の本当にしたいことをして生きよう」と決心しました。

正直、それまではなんとなく”生活のために仕事をしていた感”があったので「やりがい」や「自分が本当にしたい仕事だったのか?」疑問を抱きながら仕事をしていました。

自分が携わったことがダイレクトに「ありがとう」と言われる仕事で、しかもお金も貰える(ボランティアではない)仕事を探していました。

その後、縁があり当時は東北大震災の被災者の支援を行っていた北海道で一番勢いのある遺品整理、海外輸出、便利屋業を営んでいた会社に転職しました。

給料は前職の半分以下になりましたが、毎日「やりがい」のある仕事で楽しかったです。

しかし、社員の福利厚生や働きやすい職場環境を整備することをあまり考えない経営方針でしたので、そういったことにイチイチ改革案を出す自分がうっとうしくなったのでしょう。

会社をよくしようと思えば思うほど、社長とは気持ちが乖離していったと思います。

最終的には窓際に追いやられてしまい、それからは「こんな会社のために働かないといけないんだろう?」と考え退職に至り独立起業しました。

残念ながら、今現在はその会社は退職者も多く定着率が悪くあまり業績が良くないという噂を聞いております。

そういった経験もあり、社員のことを省みない会社は続かないと考えております。

弊社では弱小零細企業ながら”退職金積立制度”も導入しました。
賞与、定期昇給もあります。
現場に出れば昼食代は支給(無料)
労働時間も決して長くはありません。

そこに至るには便利屋で自ら起業して苦労した時期も当然ありました。

数千円の薬剤を買うのに躊躇したり、欲しいと思う数万円の機械が買えないなどそういった時期もありました。

コツコツと溜めた利益は新しい機材の購入に回し、より効率がよくなり出来る仕事の範囲も増えました。

お陰様で毎年、目標設定をし、それをクリアし、段階を踏んで順調に成長を続けております。

会社は何のために存在するのか?

私は仕事をするにあたって利益確保の出来ない仕事ならやらない方がマシという考えがあります。

なぜなら利益を確保できないのであればボランティア活動をしていたほうが余程いいと思うのです。

よくこの業界で起業する人に多いのが「人の役に立ちたいから」ということだけで起業をしてしまう人が多いです。

また赤字になったとしても人の役に立つならいいという人もいるようです。

しかし、それは確実に失敗します。

失敗するとあらゆる人に迷惑がかかりますので、それなら「最初からやらないでくれ!」「それは無理だからやめな!」と言いたいです。

最初は武器がないので低価格で勝負するのですが計画的な成長戦略がないのであれば市場価格を荒らすだけです。

人の役に立つのはいいですが「利益を確保し、経営を続ける」ということが抜けてしまっています。

きちんとした仕事にはきちんとした対価を頂くことが対等な商売だと思っています。

また、「仕事を通じて関わる人を幸せにする」ということが抜けています。

自分だけが良いというのもダメ!

誰かが不幸になるようでは「正しい商い」ではないと思うのです。

それはご依頼者に限らず社員もそうです。

会社だけが、社長だけが儲かるというのでは誰が一生懸命仕事をしますか?

会社を嫌いな社員がお客様のために、ご依頼者のために頑張ろうなんて思いますか?

ブラック企業で家族と過ごす時間も少ないようでは何のために誰のために仕事をしているのか?

従業員の家族も不幸になります。

根本的な「目的」と「手段」を取り違えていないか?

人は年を取るとなぜか子どもの頃に聞いた昔話や童話で聞いた「人を騙したり、自分だけが得をしようとすると最後は損をする」ということを忘れてしまうのでしょうか?

お金は自分で稼ぐから意味がある

日本では「死して美田を残さず」という言葉あるように私財を溜め込むことを善しとしない風潮がありました。

私も別に私腹を肥やすつもりはありません。

これは残された遺族のことを思うと遺産相続で揉めたり、お金があることで堕落してしまわないようにするためで最終的には遺族のためになると思います。

他人のお金を当てにしてはいけません。

お金は不思議なものでその人の器に合わない量を与えても破滅してしまいます。

よく宝くじや思いもよらない大金を手にすると人はおかしくなると言われていますよね?

ですから弊社も地に足をつけ、急成長・急拡大は行わないように努めています。

現状維持は後退と同じですからゆっくりでも、確実に毎年「進化」していくように努めています。

急成長して注目された会社もバブル状態で中身はスカスカということが多く倒産に至るということは皆さんもご存知かと思います。

今後の展開

いずれにしても「倒産」というのは周囲の人を不幸にしてしまいますので絶対に避けなくてはなりません。

弊社では便利屋で起業し、遺品整理、特殊清掃の分野で着実に成長してきました。

今後はゲリラ豪雨や台風などの水害による床下、床上浸水などの災害復旧の仕事が出来るように進化していきたいと考えております。

これも専門の道具、知識がないと出来ない仕事です。

そしていきなりこの分野に挑んでも経験値も知名度も実績もないのでおそらく難しいでしょう。

来年は本格的に災害復旧系の仕事を出来るように準備を進めて参ります。

災害も無い方がいいのですが、起きてしまった後はきちんとした防カビ対策や、乾燥など後処理が必要となります。

またこの件は後日ブログ記載したいと思います。

くどいようですがご相談はお早めにお願いします!

社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

【弊社運営サイト】

〇『特殊清掃.ASIA』・・・全国的にも見られている特殊清掃のブログです。
お時間があれば過去の物件を紹介しております。

〇『リライブルの遺品整理』・・・弊社社員がブログ担当しています。
家財整理をお考えの方はこちらをご覧ください。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。