こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
総務省が発表した2017年10月1日現在の人口推計が1億2670万6千人で前年から22万7千人減ったそうです。
道内は532万人で3万2千人減。
全国の65歳以上の高齢者は3515万2千人で全体の27.7%を占め過去最高記録を更新。
今後、人口は減り続け、高齢者が増え続けることは間違いありません。
生産年齢人口(15~64歳)も減り続け労働者、納税者が減り続けます。
上記データーからわかるように超高齢化社会、多死社会ということで遺品整理、生前整理の需要は増えております。
(北海道は新規参入業者が停滞した感がありますが)
雨後の竹の子の如く新規参入業者が跋扈した時代がありますし、地方によっては今も増え続けているのではないかと思います。
「どこに依頼したらよいのかわからない」
「どこのホームページも同じような内容で甲乙つけがたい」
まぁ、そんな声はよく聞きますが、集客サイトの弊害について述べようと思います。
紹介料が発生する
そもそも集客サイトはなぜ運営をしているのか?
「世の役に立ちたい?」
いえいえ、そんなにかっこいいもんじゃないです。
要はピンハネ商売です!
登録は無料だとしても制約したら売上から紹介料が発生しますので、それで運営会社は最初にサイトを作成し、そこに登録する業者を増やせば黙っていても課金されるおいしい仕組みなのです。
仕組みを作る側の人が儲かる仕組みなんです。(商売としては別に否定しません)
「親切だな~」、「便利だな~」なんて思っていたら実は普通に依頼するよりも高いという場合もあります。
相場としては10~30%、高いところで50%というところもあるそうです。
当然、これらはご依頼者様への請求額に上乗せになりますのでご注意ください。
ですから、最初は安く仕事を受けて作業後に追加請求で「高額請求された」ということがないように自衛してください。
因みに「トラブルに関しては運営会社は関知しません」と小さな文字で記載している誠意のないWEB運営会社もあります。
登録している業者がしょぼい
そもそも、自社で集客できる企業は登録サイトに登録しません。
なぜなら、上記のように紹介料を払う必要がないからです。
また、営業力、集客力、実績がない企業が登録するので実力がある企業1割あればよいのではないでしょうか?
やはり自社で集客する能力がない・努力をしない企業は伸びません。
そこからの集客が途絶えたり、その紹介サイトが閉鎖したらどうするんでしょう?
倒産ですかね?
[選ばれる企業になるためにはどうしたらよいのか?」を知恵を絞って、努力するべきです!
この集客サイトの仕組みは運営会社のみに利があり、実践部隊である自らの首を自らで絞めていることに気付くべきです。
遺品整理業社の価格
そして相見積もりを複数社から取るというシステムも業者泣かせです。
金額だけで選ぶようになったら、品質の良い業者は選ばれません。
なぜか?
遺品整理、生前整理などは家具などの不用品の廃棄代がかかり、請求金額の見た目よりも業者の手元にはお金が残らないものです。
正規の金額で出したら受注出来ないので当然ろくでもないことをします。
中には正規にやっている業者もいるでしょうが、仕事は取れないので登録している業者の水増し数に貢献してあげているだけです。
例えば、登録者数200社と言っても実際にその中で仕事にありつける企業は1割以下じゃないでしょうか?
しかも定期的に毎日のように来るようなレベルではありませんから、新規で遺品整理業に参入してやろうと思っている方はご注意下さい。
某協会の資格をとって某協会に加盟したらバンバン仕事が来る・・・そんなに甘いものではありませんし実績のない企業には紹介は来ません。(結構そう思っている馬鹿が多いです)
また、関東や関西などでは評判の良い業者同士の3社で相見積もりとなった場合はあとは価格競争となってしまうのでまったく良いことはありません。
業社の疲弊をすすめるだけです。
自分たちでやってみればわかりますが、家財整理は結構手間暇がかかる仕事です。
品質を落としたくないのであれば、それなりの作業代は覚悟したほうが良いでしょう。
大量生産、大量消費で薄利多売というビジネスモデルではないので「安かろう、悪かろう」が当てはまる業界だと言えます。
利益が薄い状態で経営を続けていけば、何かと良い影響がないことは皆さん想像できると思います。
良い業社を選ぶポイントを教えます
遺品整理業社を選ぶ6つのポイント
1.経営者の顔写真が掲載されている(個人事業か零細企業がほとんどですがやましいことがあるのか大半は掲載していません)
2.経営者の想いがつづられている(ミッション、使命をもって会社経営をしているか?)
3.ブログなどで作業風景など情報開示に努めている(これ重要です!)
4.法令順守(家庭から排出される不用品は一廃が必要で産廃や古物商許可を前面に出しているのは許可が違うので違法です)
5.「格安」、「地域最安値」とうたっていない、「他社の見積もりより安くします」と記載していない(プライドなさすぎです)
6.本来価格があってないような業界にも関わらず「〇%オフ」などをうたう(見積もり者のサジ加減でどうとでも操作出来てしまいます)
実際に電話してみる
上記の条件を全てとは言わずに数点クリアーしていて良さそうな業者があったら、電話をしてみてください。
電話応対が悪い会社が現場ではピカ一ということは稀にありますが、家財整理業はご依頼者のご自宅に上がって整理させて頂くサービス業です。
そんな業者が電話応対が悪かったらダメですよね?
そこで相性があいそうだったら現場に見積もりに来てもらいましょう。
逆に対応が悪ければそこで断っても大丈夫です!
現地見積もり7つのチェック項目!
現地見積もりでも実際にチェックすることが多々あります。
1.約束の時間をきちんと守っているか?(遅れてしまう場合でも事前に電話を入れる気遣いがあるか?)
2.身嗜みは不快感を与えないか?(作業着が汚い、長髪、無精ひげなど接客業としてふさわしくない恰好は嫌です)
3.車両は外見、中も綺麗か?(サビだらけ、へこみだらけ、中ぐちゃぐちゃではだめですよね?)
4.いきなりため口じゃないか?(けっこうこの業界には居ます)
5.見積書は提示し、説明には納得したか?(口頭だけで終わる場合はご注意!)
6.廃棄方法の説明はあったか?(トラックに積んで帰る場合は買取品か、一廃許可をもっている業者のみ許されます)
7.買取や海外輸出は行っているか?(なるべく廃棄品を減らす企業努力をしているか?)
一生に一度あるかないかのことです
遺品整理や生前整理などは一生にそう何度もあることではありません。
業社選定はしっかりし、後悔のないようにして欲しいと願います。
案外、きちんと調べないで「失敗した~」とか「ぼったくられた~」という方にも実は問題があるのです。
そういった方を狙っている人たちもいるので注意してください。
短期間で稼いで、ドロンしてしまおうという悪徳業者もいます。
オレオレ詐欺などの特殊詐欺もこんなに毎日報道されているのに無くなりません。
ある程度、自分でも家財整理のことについて、常日ごろからアンテナを張ることで身を守ることに繋がります。
よく比較検討してください。
社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920