こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
12/29で弊社は仕事納めでした。
この一年を振り返ると特殊清掃のご依頼は非常に多くなり、リフォームを絡めた重篤な現場だったり、一軒家などの大型案件など忙しくさせて頂きました。
「金額」だけではなく、「信頼」で弊社を選んでくださる方が増えたと実感する一年でもありました。
最近は私の言動が浸透してきたのか、意識せず自然となのか後輩や同業他社さんが書いているブログの中でもこの「信頼」というキーワードが出てくる頻度が上がったのではないかと思っています(笑)
弊社が仕事をするうえで一番大切にしたい言葉・想いということで社名の由来にもなっております。
そういった仲間が増えてくれることは喜ばしい限りです。
札幌市西区の遺品整理
今年最後のお仕事はいつも懇意にして頂いてるサ高住に入居していたかたの遺品整理でした。
ご遺族様があらかた細かい物はまとめてくれて、大型の家具の搬出がメインでした。
大変立派な家具がたくさんありましたが、残念ながら廃棄処分と致しました。
特に婚礼ダンスは大きく、処分するにも重くて大変ですし、住宅事情が変わりこのような大型家具はリサイクルショップでも置いておくだけでも邪魔ですし、なかなか売れないので敬遠されがちです。
ライティングデスクや鏡台などもあまり人気がありません。
また、海外輸出に出していた時期もありましたが、最近では大型家具は敬遠されがちのようです。
日本各地の遺品整理業者や不用品処分業者がバンバン輸出していますので、もう海外でもかなり出回っている感があります。
廃棄代を安くするために「ごみ当然な物」や「ほぼごみのような物」を海外に輸出するのであれば日本の評判を下げてしまいますのでやり過ぎには注意が必要かといつも考えております。
こういったところにも商売に関するモラルと人道的なモラルが求められると思うのです。
自国だけが良ければ他国はどうでも良いというのは地球環境全体で考えるとダメですよね?
ですから、1人の身勝手は他人を不幸にします。
「人が嫌がることはしない」と小学生の頃に習ったはずなのに大人になると忘れてしまうようですね。
遺品整理業者と不用品処分業者の違い?
今回も全て廃棄ですが、カバンなどの中身もチェックします。
特に収納部分やポケット部分は意外に見落としがちです。
これは万が一貴重品があったら「ネコババするためです!」・・・ってそんなことはありません。
きちんとご遺族様に返却いたします!
北海道ではそれほど多くはありませんが、本州などでは箪笥預金や予想もしていない箇所から札束やインゴットなどが発見されるケースが多数報告されています。
万が一ということもあるので確認は怠りません。
これがただの不用品処分業者と遺品整理業者の違いです。(今回は特に貴重品はありませんでした)
格安業者の中にはこういった貴重品を探すことを狙って”あえて格安で仕事を受ける”というところもあります。
ですから、遺品整理が「安い」と思ったのが実は貴重品が盗難されていた場合は結果として「安くなかった」ということもありえます。
いずれにしてもあまりにも安過ぎるというのも疑ったほうがよいでしょう。
デフレの影響で「安いことが正義」とみられる兆候がありますが、全ての商売でそれが当てはまるとは言えません。
搬出作業自体は4名で2時間程度で終了しました。
最後に掃除機かけをして終了です。
綿埃などが堆積していますので綺麗にしてあげた方が気分がいいですよね?
これは起業以来無料で行っていますのでご安心下さい。
廃棄も札幌市環境事業公社さんに依頼し回収をしてもらいました。
法令順守で不法投棄などの心配はありませんのでご安心下さい!
ご参考までに廃棄代単価は5,800円/㎥です。
お焚き上げは清田稲荷神社様に
今回の現場ではお焚き上げは依頼されませんでしたが、別件で依頼されていた分のお焚き上げが完了したと連絡がありました。
弊社がいつもご依頼している清田稲荷神社の熊谷宮司がアキレス腱を切る怪我をされたためしばらくストップしていました。
こちらの神社では、依頼があった場合特にトラブルがなければ3日以内にお焚き上げ供養をして頂き、ご依頼者と弊社に終了報告をして頂いております。
更に、ご遺族様宛に毛筆で書かれた達筆なお礼の手紙が届きます。
いつも大変丁寧な対応に信頼を寄せております。
もしそのまま捨てるには忍びないというご遺品があれば直接相談してみて下さい。
来年の予定
弊社では信頼出来る業者さんと繋がることで益々ご依頼者様に喜んで頂ける体制を作っていこうと思っております。
来年1月からは家族信託が得意な「アンサーズ法律事務所」の荒木弁護士と顧問契約を結ぶことが決まっております。
「遺品整理のワンストップサービス」を提供できるように業務拡大しております。
また札幌市に事務所を構え、そこでWEB専門の物販部門を設立することも考えており現在事務所を探しているところです。
雇用者も増やす予定ですし、道央圏以外への対応をもう少し増やしたいと考えております。
特に釧路、網走、紋別などの道東方面は特殊清掃業者過疎地とも言えますので課題です。
これらの方針は単純に「もっと儲けたい」ということではなく、社会的存在意義の高まりを感じており、より多くの方を助けたいと考えてのことです。
自分のためだけでは頑張りは続かないものです。
より社会の役に立てる企業に成長するべく頑張りたいと思っております。
そして、現場ヘルプなどでいつも助けてくれる同業他社の皆さん、当ブログを定期的に訪問して下さる方、過去にご依頼をしてくださった方達へこの場を借りて篤く御礼申し上げます。
来年は皆様にとって良い年になることを祈願しております。
社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920