こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
昨日は札幌駅北口付近のかでる2.7でプレジデントアカデミー主催の「社長が現場を離れるために必要な7つのこと」を勉強しに行きました。
こちらの浜口代表が講師で登壇しましたが、今まで自分も本で読んで学んでいたことや思っていたこと、考えていたこと+αを得ることが出来、2時間ほどの内容もあっという間でした。
因みに浜口代表は「レンタルオフィス」を日本で初めて運営した成功者でもあり、起業家の支援をしたいということでこういったセミナーを開いたりしている方です。
「金儲けをしたいからやっている」という印象はありませんでした。
(※もう十分に金持ちだと思います)
その後の懇親会で少しだけお話をさせてもらいましたがひょうひょうとしていて気さくな方でした。
成功したビジネスマン特有のギラギラ感がなく自然体な感じが好印象でした。
セミナーの内容を少し
セミナー冒頭で数字に関する問題がありました。
①280万
②72.8%
これは何の数字でしょう?
というものです。
①は過去30年間で倒産・廃業した企業の数(個人事業主は除く)
②は赤字経営をしている企業の割合
どうでしょうか?
継続していくことの大切さ、黒字経営の難しさを物語っている数字です。
因みに弊社は起業以来黒字営業です。
過去が黒字だから未来永劫黒字が続くか?
というとそれは努力を怠るとあっと言う間に転落するものです・・・。
なぜ転落するのかというと運や時流に乗って一時的に成功する人もいますが、「会社経営の基本がなっていない、知らない、学んでいない」という人達が没落していくのです。
驕れるものも久しからずや・・・です。
社長のもっとも大事な仕事は「経営」
弊社のような零細企業では社長=会社のようなものですが、せっかく社会貢献の高い仕事ですのでこの会社を「私が死んでも継続できるように仕組み作りをしていかねばならない」といつも考えておりました。
社長の仕事は社員と一緒に作業をするのではなく経営をすることが仕事!
起業してから5年は基礎をつくる期間、次の5年は飛躍のための5年と考えて行動するつもりです。
現場の技術的なことを学び、それを伸ばすのは職人・一作業員としてはOKですが次のステップに移行しようと思っています。
社長がいつまでも最前線の現場で働くことは企業としては望ましくない状況だと言えます。
ただ、「率先垂範」という言葉があるように手本を示すという行動派の社長にすると現場を離れるのは苦しい選択になるようです。
「俺についてこ~~~い!!」ってタイプはそこそこで終わっちゃいます。
やはり人に任せられることは任せるようにしていかねばなりません。
売上を上げ利益を確保することは「悪」ではない
「金儲けは汚い」
「金額が高いのは悪」
家財整理、特殊清掃業界ではそんな風潮がありませんか?
「死に関わる穢れ(ケガレ)の仕事なんだからボランティアのように奉仕をしろ!」と言われる方がもし居たら「お前がやれ!」と言ってやります。
「格安至上主義」だという考えがある方にはとても理解できませんが、利益を出し続けないときちんと税金を納めることが出来ませんし、人を安定的に養っていくということも出来ません。
そうすると折角の技術や経験が蓄積されません。
巡り巡って社会に還元することが出来なくなってしまいます。
税金は滞納というのは経営者としてはお粗末ですし、給料もきちんと払えないような状態で社員の生活を脅かすような経営者こそが私は「悪」だと思います。
そんな社長(社長もどき)がこの業界は多いのです。
なんせ72.8%は赤字経営なんですから。
どんな悪いことをしてでも売り上げを確保する、利益を確保するというのは本末転倒のお話であり、企業の存在価値というのは困ったことを解決する、暮らしを楽にするなど人類や社会に必要・求められることであることが大前提です。
また最近では「働き方改革」を政府が推進していますが、労働人口が減り続ける時代がくる日本において健康で安定的に仕事を出来るように職場環境を整えるということは大事なことだと思います。
仕事が忙しすぎて健康を害する、精神を害する、家庭が崩壊する・・・働けない人が増えるうえに医療費の負担が増えると国家としても良いことがありません。
拘束時間を長くするのではなく作業効率を上げるのが経営の仕事でもあると思います。
関わる人を「幸せにする仕事」にしたいと思っております!
家財整理、特殊清掃業界の今後の市場動向予想
遺品整理が流行り出す前は誰もやらない仕事でしたので作業金額も高かったです。
一軒家で100万円とか200万円は普通でした。(今ではかなり相場が下がっておりますが)
でも、それは需要と供給のバランスで仕方のないことです。
遺品整理をやる人がいないし、お願いしたい人が多かったからです。
少し前までは流行りに乗っかる業者が出てきて価格破壊です。
技術も経験も、志もない業者が一気に雨後の竹の子の如く増えました・・・。
今はかなり淘汰されてきているので市場としては落ち着いてきている感はあります。
新規参入したとしても思ったよりも儲からず、苦労だけが残るのですぐに辞めていく人も多いからです。
今後、新規参入を測る場合は余程の「武器=アピールポイント」が無い限りは生き残っていくのは難しい時代だと思います。
なぜなら現存の遺品整理企業はある程度のサービスは出来ますし、社歴が長いほど知名度や規模、経験などで他社を上回り強いからです。
これから始めたい人で可能性があるのは「攻める場所」を考え、札幌のような人口の多い都市ではなくライバルの少ない、もしくはライバルの居ない地方都市を狙うのが次の戦略としては正しいと思います。
それならまだまだ大いに可能性はあります。
それをうまくやっているのが滝川市の「遺品整理 虹の架け橋」さんと名寄市の「名寄トラック 家財整理部」さんという印象です。
今後の弊社の戦略としては北海道全域の対応を視野に入れております。
地方支店か業務提携などでも構わないので私共の志を同じくする方達と成長していきたいと願っています。
もし、同業他社様で弊社と連携を図りたいという方がいましたら是非ご連絡下さい。
今日は業務のお話ではありませんでしたが、ご相談ごとに関してはお気軽にご連絡下さい。
社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
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