こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
一昨日に引き続き札幌市豊平区の最大級のごみ屋敷の片づけを行いました。
近隣でも隠れた有名なお宅だったのか片付けをしていると近所の方に声をかけられます。
ごみ山から「これ貰っていって良いかい?」と椅子をもっていかれた方もいました。
【8月3日】
今日は6名で作業。
母屋チーム3名、車庫チーム3名に分かれて作業を行いました。
リビング部に電動ベッドと普通のベッドが2台ありましたが、こちらを撤去。
大分スッキリ片付きました。
見積もり時にはゴミの山になっていて存在を知らなかったお部屋に突入!
床が抜けていて箪笥などが中央に傾いています。
入口から片づけていくと床が抜けていた原因がわかりました!
アップライトピアノがありました!!
ちょっと危ないです・・・。
床の補強をしていないごみ屋敷は結構な確率で床が抜けています。
これの搬出は足場が悪いので大変です。
ちょっと考えて後日なんとかします。
ここは紙ごみが多いうえ、床下40cmくらい下がっているので非常に作業が進みません。
さらに箪笥などの中から現金・貴金属なども見つかりました。
ごみにまみれて廃棄しがちですが、少しでも作業代の負担を減らすように頑張ります。
※紙が大量なので探索も楽ではありません。
車庫チームもおおかた車庫が片付き、2階部分へ進出していました。
かっこいい大型のタイプライターが発掘されました。
昔はこれで新聞などを作成していたのでしょうが、今はPCがあり楽になりました。
科学の進化って凄いです。
いずれ我々が行っている作業もロボットやAIがする時代が来るのでしょうか?
「臭い」とか「熱い」とか「重い」とか「きもい」とか言う人間にとって変わるのでしょうかね?
まだこちらも全然終わりませ~ん(汗)
午後からは予約していたパッカー車に来てもらい回収してもらいます。
廃棄量は約14㎥でした。
段ボールは既に200枚以上使用していますが、箱詰めできたのは全体の1/6~1/8位でしょうか?
まだまだ終わりません。
【8月4日】
今日で作業3日目です。
昨日に引き続き、6名で梱包・搬出していきますよ~。
気のせいか昨日の疲れが取れていないような・・・。
いや、きっと気のせいでしょう!頑張ります。
ピアノの搬出
床が抜けてる部屋も少し足場を確保し、ピアノを先に搬出することにしました。
なにせ床が抜けているせいで40cmくらい下がっているのでゴミが無くなったらピアノをあげるのにもっと大変になるので先に出しました。
結果的にこれは先にやっておいて正解でした。
この部屋の押入れ部分です・・・。
床が抜けているので天井が高く感じます・・・というか実際に高いのですが。
ここを片づけていくと子ネズミが6匹ほど。
逃げもせずよちよちしていました。
放っておくと退避するだろうと放置しておきました。
平和に暮らしていたネズミの一家も災難でしたね。
なんとかこの部屋も片付けましたが、床は腐ってこんな状態です。
カビのニオイとネズミの糞尿臭と細かいゴミとで作業環境的には悪い場所でした。
しかも足場が悪くこの部屋を片づけるのは通常の場所より疲れました。
仏間とキッチンにも進出
ここでも貴重品探索を行いながらの仕分梱包作業です。
上の写真の部分の右側にとびらが発見されました。
ここもごみで埋もれていてまったく扉の存在はわかりませんでした。
ちなみにここもネズミの巣でした。
皆さんはPS4のVR対応「バイオハザード7」をプレイしたことありますか?
写真には見えませんがハエが見事にぶんぶん飛んでいてゲームに出てくるような光景です・・・。
車庫部分も片付く
別チームは昨日の続きで車庫を片づけておりました。
一廃では廃棄出来ない灯油やバッテリー、廃油などは残しておりますがほぼ片付きました。
車庫の二階部分の2部屋もほぼ片付きました。
(※こことは別に母屋の2階部分が残り4部屋あります)
仕上げはまた次回になりますので荒れた状態で失礼します。
今回は約16㎥でした。
紙のリサイクル屋さんにも別に来てもらい回収してもらいました。
来週は月曜日に江別市の孤独死現場の遺品整理、火曜日と水曜日は札幌市東区でゴミ部屋の特殊清掃を行う予定が入っているので次の作業日は8月10日を予定しております。
ブログの写真掲載の意義
ご依頼者様は函館市在住ですので今日までの作業工程などは電話でご連絡をしております。
現金も旧紙幣や商品券、貴金属など50万円以上は発見されています。(まだ全体の片づけが終わっていないので集計していませんが)
紙ごみが多い中から探索するのは意外に時間がかかりますが、これが不用品処分業者と家財整理専門業者の違いということです。
遠く離れている方の場合、作業の様子はブログを読んで頂ければ雰囲気がわかると思います。
ある意味ご依頼者様への作業報告書のようなものであり、第三者からすると「こんな家も本当にあるんだ」ということがわかると思います。
うちは「まだマシ」と思うのか、もっと「酷い」と思うのか・・・。
案外、お電話相談で「あのブログに載っていた汚部屋よりは・・・」とか「あれより汚いんですが・・・」など判断基準にされている方も多いです。
今回のごみ屋敷級のお宅はなかなか無いと思いますので1ルームなどの汚部屋はかわいいもんです。
ご安心してご連絡下さい。
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