ごみ屋敷・汚部屋に住んでいる方は「脳」に問題があるのかもしれません

こんにちは、特殊清掃専門店リライブル株式会社、代表取締役の鈴木です。

「ごみ屋敷や汚部屋に住んでいる方はなぜあのようになってしまうのか?」ということをずっと考えておりました。

普通の部屋に住んでいる人にするとただ単純に

「ごみはごみ箱へ」

「可燃ごみは可燃ごみの回収日に出す」

「水回りは汚れたら掃除する」など

めんどくさいと思うことはあれど、一つ一つの作業自体はそんなに難しいことではないと思います。

それが汚部屋住人にはなぜ出来ないのか?

はたまた何かのタイミングで出来なくなっていくのか?

ずっと考えていましたが、納得のいく回答は得られないままでした。


汚部屋になってしまうのはなぜ?

「そもそもの原因は何なのか?」を突き詰めないと私たちが部屋を一旦綺麗にしても元通りになってしまっては、汚部屋住人の根本的問題解決にならないのではないか?

なぜリバースしてしまうのか?

そして、私どもが出逢う方達の中には部屋は酷いのに、外を出ると仕事はきちんと出来ている人もいて自宅と職場のギャップが凄い人もいます。

ただ性格や親からの躾の問題では無いとはこの仕事をするようになって思っていましたが、今回下記の本を読んでみて「あ~、もしかしてこういうことだったのか?」ということを知ったので紹介させて頂きます。

「働かない」のではなく「働けない」のだ


貧困と脳

著者の鈴木大介さんは子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし、「最貧困女子」「ギャンググース」「老人喰い」などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症。

高次脳機能障害の当事者となりつつも執筆活動を継続し「脳が壊れた」「されど愛しきお妻様」など著書多数。

当事者としての代表作は援助職全般向けの指南書『「脳コワさん」支援ガイド』

近著に「ネット右翼になった父」など

私どもが関わる全ての汚部屋住人さんが貧困ではありませんが、若いうちは貧困ではなくても、そのうち貧困層に転落する可能性もあります。

貧困から汚部屋になっていくというパターンもあります。

それは「脳のせい」であって「本人のやる気のせい」ではない可能性があります。

もしそれが脳のせいであれば病院に行ってみるとか、周囲の人に相談してみるとか次の行動に移せる可能性が高まると思います。


「脳損傷のスズキさん、今日も全滅」

「貧困と脳」を読む前にもう一冊読むとより理解度が上がるのでセットで購入をお奨めします。

全編マンガではないのですが、時折図解や漫画で高次脳機能障害の説明をしてくれるので非常にわかりやすいです。

腕が無い、目が見えないなどの他人には分かりにくく説明しにくい障害なのでパッと見には障害者とは分かりません。

「不自由な脳」と作者は言っていますが、後天的にこの脳になると絶望的にできないことが増えますし、対策も必要になってきます。

この2冊の内容を丸々紹介するわけにはいかないのですが、特殊清掃に携わる者は知っておいて損はないと思います。

補足ですが私が派遣会社で管理側として働いているときに派遣員の中にはバックレる人が多いという理由や、ギャンブル・タバコ・アルコール依存などお金がないのに嗜好品を買ってわざわざ貧困に向かうのか?なども納得することが書いてありました。

また、ごみ屋敷・汚部屋住人さんにとっても自分でも説明がつかないことを文章化されているので納得するようなこと、参考になることが書かれているかもしれません。

自分のことが分かると何か解決策が生じるかもしれません。

そして、そういう事例があるということを知っておくだけで「だらしない」という一言で片づけられていた人を思いやる気持ちができるかもしれません。


まずは読んでみて!

著作権の問題もあるので紹介できることは限られてくるのでここらへんにしておきますが、脳の障害は特別なことではなく、何かの拍子で自分もそうなってしまう可能性があることや、今後日本で何らかの脳の機能障害を抱えた方達が増えていくことも予想されています。

超高齢化社会による高齢者の増加による認知症等の障害、晩婚化・高齢出産によるグレーゾーンと言われる子どもの増加などの影響もあるでしょう。

日本社会、世界全体も生きにくい”ストレス社会”となっていることも原因の一つでしょう。

「ごみの片づけ」と一言で言っても、実は一つ一つの作業を分解していくと高度なことを行っていることがわかります。

もしロボットにごみ屋敷の片づけをプログラミングして行動させるには膨大なデーター、作業点数を要することでしょう。

それを人間の脳と身体は何気なしにおこなっています。

その脳がバグってしまったらどうなるか?

当然、一つのプログラミングがおかしくなれば普段出来ていたことも出来なくなってしまいます・・・。

もし、このブログや鈴木大介さんの本を読んで「私もそうだ!」と思う方がいて解決に向かうようであれば幸いです。

※興味がありましたらYouTubeの「フェルミ漫画大学」でも紹介しているのでそちらの動画も検索してみてください。


ごみ屋敷、汚部屋で悩んでいる方へ

なんの仕事でもそうですが、依頼者のヒアリングが必要だと思います。

他人には理解されない悩みを抱えていたり、自分でも説明できない今のもどかしい状況をリライブルは理解したいと考えています。

1時間でも2時間でもお話を聞いて欲しいという方もいるでしょう。

経営者やサラリーマンなら聞いたことがあるかもしれませんが「ドリルと穴」という例え話があるのですが、依頼者は穴が欲しいだけなのにドリルの説明をしたところでそれがどんなメーカーでどんな価格かなのかは、依頼者にとっては本当の問題ではなく、穴があけられさえすれば良いということに気付かないといけないという話です。

特殊清掃業者がいくら立派な志をもって最新の技術、道具で部屋を綺麗に出来ると説明しても(これがドリル)依頼者はごみ屋敷になってしまう原因の解明(穴)が欲しいのではないか?

うまく説明出来ているかわかりませんが、ただ単に部屋を綺麗にするだけではなく、これが今後の特殊清掃業者に求められることではないかと考えています。

特殊清掃業界も年々「技術」は向上してきていますが、まだまだ発展途上の業界なので正解はわかりません。

綺麗にすることが解決ではなく、心理的な原因を追究することが本当の目的なのではないか?


少しの勇気

弊社のブログを色々読んで「依頼したい」と思うことはあっても”あと少しの勇気が足りない”という場合はまずはLINEかメールでご相談下さい。

相談の段階では作業代は発生しません。

スマホの場合は右下の「LINE無料相談」をタップして頂き、弊社からの長文メッセージが出たのちに、もう一度何かしらメッセージを打たないと弊社には繋がりませんのでご注意下さい。

少しの勇気で人生が変わることがあります!

特殊清掃に関しては過去の作業ブログを読んで頂ければわかると思いますが、「心の問題を解決するにはどうしたら良いのか?」を実体験を通じ、少しアドバイスが出来るかもしれません。

自分一人で悩んでも解決に向かうことは少ないと思いますのでご相談下さい。

またそのお悩みをリライブルに打ち明けることによって他の人を救う一助になるかもしれません。

ただごみを片付けて部屋を綺麗にするだけではなく、「心の問題」も解決出来たらいいな


社名に掲げる信頼される(RELIABLE)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920 (スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)

家財整理10年以上の実績があります!

・営業時間は9時〜17時が基本ですが転送電話で24時間対応可能です。

・基本的に土日祝日は作業はお休みですが、緊急性の高いお見積りの場合はご相談下さい。


遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般

・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。

孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業 ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃

ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事

火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)

灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)

・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。

・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。 ・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。

 

関連記事