こんにちは!
北海道を代表する特殊清掃・家財整理専門店を目指しているリライブル株式会社の鈴木です。
弊社も3月の作業予約が埋まってきていますが、多少の余裕がありますのでまだ相談やお見積りはお受けすることが可能です。
さて、3月はタイトルにある通り、人が異動、移動する季節です。
いつも弊社ブログでも記載しておりますが、家庭から排出される不用品は一般廃棄物収集運搬事業許可(略して一廃/イッパイ)を持っている業者が車両などに積んで廃棄する行為は禁止されています。
※詳しくは【廃棄方法をご覧ください】
パッカー車というゴミ収集車(↓)をご自宅に事前予約しなければならないのですが不用品が大量に出てくるシーズンで予約が取りにくくなっています。
コロナ禍で時間に余裕があるので自分でごみを捨てることが多くなり、ゴミの排出量が増えているそうですが、一時的に大量の不用品が出る場合は日常的な廃棄方法では他の住人さんに迷惑がかかりますし、日常的に回収に回っているごみ収集車にも迷惑がかかってしまいます。
札幌市の場合は札幌市環境事業公社さんが一括して管理しています。
ここで予約が取れないと、あとは『トラックパック』という無許可業者や胡散臭い業者に依頼するしかないです。
試しにネット検索してみてトラックパックを行っている業者の代表者の名前や正確な住所が記載されているか確認してみてください。(不用品処分 トラックパック 札幌市で検索すると出てきます)
代表者の顔写真やスタッフの作業風景などもHPで掲載していない業者はよほど後ろめたいことがあるのでしょう。
あと、「一括見積」とか「く〇しのマーケット」とかポータルサイト経由で依頼すると紹介料が10〜30%加算されますので、気になる業者さんには直接連絡することをお奨め致します。
不法投棄が怖い
昭和時代からの古〜い法律がまかり通っていることもあり、業界では環境省などの行政機関に改善を要求しているのですが、昔からの地元業者の既得権確保や無尽蔵に許可を与えることによって生じるリスクもありなかなか改善されないのが現状です。
地域によっては民間業者に新たに一廃許可を与えているところもありますが、かなり限定されていて数も本当に僅かです。
特に札幌市は民間業者に一廃許可を一社たりとも与えていませんし、今後も与える方針ではないようです。
こういった違法業者のリスクとはやはり『不法投棄』が一番怖いです。
同業他社が増えるなかで特に実績も売りもない業者は低価格競争が始まります。
どうしても消費者心理で『格安』や『地域最安値』とか『他社の見積安くします』という文言に弱いようです・・・。
しかし、実際に運営している立場からするとどうしても「嘘だろ!?」という金額設定です。
まともに処分しようとすると廃棄代もかかりますし、個人事業でも法人でも人件費や車両維持費、宣伝広告費など経費がかかります。
いくら薄利多売といえどもおかしな話です。
よく『年間実績1500件』とかHPに記載されていてなぜ法人化していないのか?
そんな件数を行っていたら売上はそれなりになりますし、税金はかなり取られるので普通なら法人化した方が得なのに個人事業主のままって業者もいます。(税金をまともに払っているとも思えませんが)
計算が出来ない明らかな”誇大広告”という恥ずかしい業者もいます。
では、どこで利益を出すのか?
山林への不法投棄とは言わないまでも、自分の借りている敷地内にゴミを溜めていく方法が考えられます。
時折、市街地や郊外で冷蔵庫や洗濯機が野ざらしで山積みにされているところや、ごみが大量に積まれている土場や駐車場は見たことありませんか?
『自分の敷地内であればごみではない!』『いつか売るために取っているんだ!』というめちゃくちゃな言い訳がたちます。(こういう輩は基本バカなので何を言ってもダメです)
しかし、利益を輩出しない形態ですから、いずれ破綻するのは目に見えています。
そうして、ゴミは残して現金だけを回収し破産や廃業をしてしまう業者も多いのです。
北海道は特に山林や河川など人目につかない場所がたくさんありますのでそういったところで大量のごみが発見されるのではないかと危惧しています。
自然破壊は勿論、思い出の品なども放置されることもあります。
業者に依頼したから「自分は関係ない!」と思うかもしれませんが、法律上『自分の排出したごみは自分で処理しないといけない』という原則のもと、不法投棄の品の中から個人情報が特定された場合は依頼した方も罰則を受けることになります。
罰則については『不法投棄 罰則』などで調べると色々と紹介しているサイトがあるのでそちらでご確認下さい。
本州ではそういった場所が摘発されていますが、業者が処分する費用は無いので行政(住民の税金)が最終的には処理するのです・・・。
処理費用に数億円という場所も少なからずあります。
金品・貴金属などの横領
あとは、格安をうたう代わりに現金が出てきても返却せず盗んでしまう業者がいます。
同様に価値のある貴金属を目当てにしている業者もいます。
【リライブルでは少なからず現金が出てきますが返却するのは当たり前↓】
入口は格安だったとしても、最終的にそういった物を窃盗や横領されるとマイナスということもあるでしょう。
そうしないと格安業者は辻褄が合わないものです。
異常に高い業者よりも今は異常に安い業者を疑った方がよいでしょう。
※ただし、『開業したばかりで実績を積みたいから安く仕事を受けます』という誠実な業者は別です。
「本当に助かった」という人もいるでしょうが・・・
不用品のトラックパックに関しては、どこの業者もうけてくれなくて、お金もないので処分してくれて助かったという方もいるでしょう。
また、不法投棄もせず、横領もせず、人の役に立つからやっているという業者も中にはいるかもしれません・・・。
ただ、その方法は本当に合っていますか?
・・・と問いたいです。
「ルールや法律というものは誰かが破るからもっと厳しくなる」ということが往々にしてあります。
「人が喜ぶから違法でもやる」というのはこの法治国家ではいずれ破綻します。
また、最初のうちは良いかもしれませんが、永く経営を続けることは出来なくなります。
そうなると人として道を外れてしまうことがあるでしょう。
そうであるなら最初から「王道」を進んで頂きたいと思います。
情報が多すぎるのも問題
一昔前と比べて遺品整理業者や不用品処分代行業者などが爆発的に増え、それに伴いホームページもどこがよくてどこが悪いのかは一般の方にはわかりにくくなってきています。
綺麗なデザインのホームページだと安心してしまうこともあるでしょう。
デザインの良し悪しは確かに大事なのですが、WEBデザイナーさんに依頼すれば出来ます。
そこで、目安にしてほしいのは定期的に情報発信や情報更新をしている業者かどうかです。
弊社の場合はブログですが、SNSやYouTubeを駆使して情報開示に努めている企業はたくさんあります。
自分が違法業者だと思っている人たちはあまり積極的に発信していません。
(※なかには自分が違法業者と知らずに発信しているバカな業者もいますが)
やはり後ろめたいことがあるのでしょう・・・。
グーグルで検索すると上位検索される『広告』だけに頼っている違法業者も多いので注意してくださいね。
※こういったブログを読んでくださる方は大丈夫なのですが、騙される人は絶対に長文は読みませんからね。
自分の身は自分で守るしかないです。
そのためには自分で知識を吸収し理論武装することでしょう。
「たかが、不用品処分でしょ?」と思わずに調べる方が良い結果を生むと思います。
弊社もHPの改善を進めており、LINEから写真見積もりを今までよりも簡単に出来るようになりました。
コロナ禍ということもあり『非接触』で『遠方の方』でもお見積りが可能です。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
・お時間をずらして再度電話して頂けると幸いです。
・営業時間外のお電話でもフリーダイヤルにて対応可能です。
・メールは簡易設定にしております。
・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。