こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
九州を中心に西日本広域で水害が発生しており、ここ数年で「想定外の出来事」や「観測史上最高」などの枕詞をよく聞くようになり、自然災害の脅威を感じております。
西日本広域を襲った水害に遭われてしまった方々には心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウィルスも脅威の一つですが、関東、中部地方も地震が頻発しています・・・。
なにやら地球が人類に対して警告を発している気がしてしょうがありません。
現地にて活動されているボランティアの方々や自衛隊の皆さんも新型コロナや熱中症にならないように祈念しております。
老人ウツとゴミ部屋化
先日の北海道新聞で「認知症かと思っていたら老人ウツだった」という話しが掲載されて、退職後にやる気がなくなり食事や運動などもしなくなったりし、そのうち生活が乱れるんだそうです。
弊社のような特殊清掃業者ではよくご依頼のある高齢者のゴミ屋敷問題を思い出しました。
ここ最近は特に高齢者のゴミ部屋状態になってしまったお宅の遺品整理依頼が多くなっています。
先日も2日間かけて片付けと清掃を行ってきた札幌市中央区の現場ですが、「よくこんな状態で今まで住んでいたな〜」と思ってしまいますが、高齢化してしまうと(全員ではないですよ)掃除をするとか清潔にするとかが出来なくなってしまうのだといつもこういった現場にくると感じます。
やはり、高齢者だけでの生活には限界がどうしても出てきてしまいますよね・・・。
北海道、特に札幌市はこれから”高齢者だらけの街”になることが統計的に予想されており、しかも道民は貯金額も貯蓄率も低いので、全国水準よりも生活保護高齢者が増えることも予想されております。
貯えが無い人はなるべく健康な状態で永く働けるようにしておかないと惨めな生活に陥る可能性が高いです。
お金が無くても惨めじゃないと思う方には異論はありませんが、残念ながらお金が無くなると健康でもいられませんし、孤独になりがちです。
哀しいことに、これが現実です・・・。
札幌市中央区のマンション汚部屋の片付け&清掃
今回ご依頼を頂きましたのは家主様のお孫さんであるK様。道外からのご依頼です。
ブログ掲載の承諾を頂いておりましたが、作業前の写真は撮り忘れてしまい途中で気付いて取り始めましたのでご容赦下さい。
現場はマンションの最上階だったのですが、景観はよくても部屋の中がぐちゃぐちゃだとどんなに景色が良くても台無しです・・・。
4LDKの間取りでお部屋の中の家財道具は2日間に分けて搬出し札幌市環境事業公社さんに回収に来てもらいました。
不用品が無くなった状態のお部屋の状態です。↓
◎リビング
紙などが張り付いていたところは変色してしまっています。
床を洗った汚水がどろどろの泥水でかなり不潔な状況でした。
◎キッチン
換気扇、コンロも一度も掃除していないのかかなりの油汚れと焦げ付きが凄かったです。
清掃前はコバエがブンブン飛び交う状態でしたので同じキッチンとは思えません。
シンク部分は軽く磨きをかけましたが、水弾き具合は雲泥の差です。
◎お風呂
天井も壁も汚れが目立っていましたが清掃後は普通の状態になりました。
気温が暑い日だったのでムシムシするのでお風呂掃除も大変になってきます。
◎洗面所など
ここも排水口が詰まって水が溜まっていて、変な虫がウヨウヨしていましたが、普通に生活できるレベルになっています。
◎トイレ
トイレも汚れがひどかったですが、作業前の写真撮り忘れ。
それよりも尿臭が凄かったです。
たまたま置いてあったセスキ炭酸を壁にかけてみましたが、見事に臭いが落ちました。
こういったスプレーでもバカに出来ないものですね!
そんなわけで大変な状態でしたが、それなりに綺麗になり、K様への引渡も無事に終了し、喜んで頂けたようです。
ゴミ屋敷などの片付け依頼が増えている
先月から今月にかけて「ごみ屋敷+猫屋敷」とか「ゴミ部屋+孤独死」とか「ごみ部屋+劇汚いハウスクリーニング」とかゴミ部屋の複合系のご依頼が多いようです。
気温が上がってくると窓を開けたりドアを開けるお宅が多くなってきて近所の方からのハエや臭いの苦情がくるのかな?と思っています。
いずれにしてもゴミを溜めていて良いことはないのは住んでいる当の本人も思っているのでしょうが(思っていなければなんらかの病気が疑われます)片付けるきっかけが無いのだと思います。
もし、部屋の防災点検やガス点検などで第三者を部屋に入れないといけないなどがあったらこれはピンチと思わずに、部屋を片付けて人生をリセットするチャンスだとプラスに考えて下さい。
その時に弊社のように片付けと清掃と消臭まで出来る特殊清掃業者にご相談頂けると幸いです。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
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