こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
お陰様で業務の予約は入っているのですが、子どもたちも夏休みに入り以前から計画していた4泊5日で広島県と愛媛県に家族旅行に7月26日から30日まで行っておりました。
この間、問題なく業務遂行してくれた社員、スタッフには感謝、感謝でございます♪
私は「史跡巡り」が趣味ということもあり歴史的な場所を中心に訪問・見学しております。
「過去の歴史を振り返り、現在に活かす」ことは大切なことだと思っておりますし、北海道以外に住んでいる方から家財整理のご依頼なども多く頂きますので、共通の話題作りで日本各地のことを知ることは決して無駄にはなりません。
でも、作業ブログではないので興味のない方は飛ばしてくださいw
【1日目】北海道〜広島県
1日目は18:50に新千歳空港を出発し、飛行機で約2時間。
空港を出ると夜にも関わらずムワァとする熱気があり明らかに北海道とは湿度が違う暑さでした。
今回の旅行もレンタカー(よく老人が事故を起こすことで話題のプリウスを借りてみた)を借ります。
広島のホテルに到着したのが22時すぎでしたのでただの移動日です。
それにしても、もう少し直行便の数や時間数を増やしてくれると気軽にいけるのでもったいないです。
【2日目】広島県 宮島〜広島市内
●厳島神社(世界遺産・日本国宝・日本三景)
昨夜泊まったホテルは厳島神社に行くために乗るフェリー場のすぐ目の前を予約していたので8:30から行動しました。
ホテルの窓からフェリーが見える距離でホテルの駐車場にレンタカーを置いて移動します。
フェリーに乗って15分ほどで宮島に上陸、そこから厳島神社まで徒歩です。
●厳島神社を建立した平清盛像
●厳島神社の大鳥居
もうここは説明不要な超有名スポットですね。
お土産屋さんも沢山あり、昔は寺社仏閣に参拝客を集めて経済を循環させていたんだなと古人の知恵に感じ入っておりました。
京都府の天橋立、宮城県の松島を見たことがあるのでこれで日本三景コンプリートしました!
午前中にこの地を離れ、広島中心部に移動します。
●広島城(別名:鯉城)
毛利輝元の拠点として築城され、その後福島正則が転封され改易、その後に浅野長晟が入り廃藩置県まで浅野氏が統治しました。
広島城を建てるにあたり海の埋め立てなど大規模な土木工事が行われたようですが、こういう場所に来るといつも思うのですが重機やパソコン、携帯などが無い時代によくこんなことが出来たなと昔の人は偉いな~と感心します。
原爆で消滅してしまいましたが、それまでは広島のシンボルとして君臨していたのですが、今は再建されたお城です。(空襲が無かったらどれほどの遺跡、文化物が消失していなかったことかと悔やまれます)
水堀の中を小船に乗って案内(有料)してもらいました。
●原爆ドーム
広島城からは徒歩でもそれほど遠くはない距離にあります。
日本人なら一度は来ないといけないと永年思っていた場所に来れました。
8月6日の原爆投下の前なのでテレビでも戦争関係のことを特集しておりました。
「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」や「慰霊碑」なども見て回りました。
●広島平和記念資料館
この建物は2019年4月25日に本館リニューアルされたそうです。
かなり広い敷地内に老若男女、日本人、海外の人がたくさん見学に来ていましたが皆話すことなくシーンとした空間で原爆の悲惨さを感じていたようです。
それでも核兵器が世界中から無くならないのは不思議なことです・・・。
ホテルからの眺望(広島城が見えます)
よく広島も原爆を落とされて壊滅状態になったものが町全体が再建したものだと改めて感動します。
【3日目】広島県呉市〜広島県福山市〜愛媛県今治字大三島
●大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
ちょうど7月26日に菅田将暉さん主演映画の「アルキメデスの大戦」が公開された日だったこともあり「戦艦大和」繋がりで勝手にご縁を感じました。
大和は兵器としてだけでなく、その後の日本産業・工業にも大きな影響を与えております。
「だから戦争が必要だ」とはいいませんが、道具というのは使い方次第で人の役に立ったり、人殺しの道具になったり・・・本当に用いる人間の感性次第ですね。
●てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)
退役した潜水艦をそのまま利用していて内部の機械類や生活環境などが見学できます。
自衛隊が世界で行っている機雷撤去活動なども展示されており自衛隊の皆さんには頭が下がる思いであります。
こうして世界平和に貢献しているのは日本人として誇らしいことでありますが「憲法9条改正」についてや「自衛隊のこと」に関してもっと国民が関心を持たなくてはいけない時期に来ています。
「誰かが何とかしてくれるだろう」ではダメですので自国の防衛のことは常々考え、選挙に行かないと国の政策に文句を言う権利もありません。
●福山城(別名:久松城・葦陽城)
広島城に続き、再建された天守閣ですが予想以上に大きくて立派でした。
空襲で焼失する前は国宝だったそうで歴史的遺物が戦争で壊されるのは人類にとっても損失ですね・・・。
福山藩10万石初代藩主・水野勝成を知っている人は少ないでしょうが、かなり波乱万丈の人生を送りドラマの主人公になってもおかしくない人物です。
前半生はかなり無茶苦茶なことをしていますが、後半生は苦労しただけあって下々のことを理解する名君になったそうです。
もっと有名になってもいいと思う歴史上の偉人の一人でもあります。(前半生が酷すぎるから無理かな?)
しまなみ海道を通って愛媛県に上陸!
●大山祗神社(オオヤマヅミジンジャと呼びます)
恥ずかしながら・・・全く知らない神社でしたが実はすごい神社だと知りました。
推古天皇の時代(594年!)に創建され、全国に1万社ある山祇神社の”総本社”だそうです。
推定樹齢2600年とされる大楠(天然記念物)
こんな小さな島にあちこちに天然記念物やら国宝やら重要文化財があってびっくりです。
実はここにある国宝館を見学しようと思ったら16:30で閉館だったので一泊して明朝に訪問することにしました。
源頼朝、源義経、弁慶、巴御前などが奉納した刀や鎧などが展示されていました。
国立博物館で展示するような品がゴロゴロあってびっくりします。
多くの資料館はそうですがこちらも内部は写真撮影NGです。
【4日目】愛媛県今治市〜松山市
●今治城(別名:吹上城・吹揚城)
城づくりの名人である藤堂高虎が縄張りした海水が掘りに流れ込む「日本三大水城」の一つです。
天守閣が実際にこのような形だったのか不明ですが亀山城をモデルに天守閣を再建したそうです。
藤堂高虎は8度主君を変え、最後は津藩32万石の大大名になった人物です。
外様大名にも関わらず徳川家康から譜代大名扱いをされるほど信頼を得た偉人です。
この人も大河ドラマの主人公になってもおかしくない偉人だと思います。
●伊予松山城(別名:金亀城・勝山城)
最後の城巡りは「現存12天守」の一つである伊予松山城です。
山頂に建っており、この城に行くにはロープウェイかリフトで行くしかありません。
石垣が高く、門が多く、非常に堅牢な城だったことが伺えます。
この城を作った加藤嘉明は「賤ケ岳の七本槍」の一人であり、海戦を得意とした「海軍大名」としても知られています。
「誰?」と思うかもしれませんが伊予20万石から会津若松43万石に栄転したので有能な人物だったことが伺えます。
●秋山兄弟生誕地
松山城下で徒歩で行ける距離に秋山兄弟という日露戦争で大活躍した人物の生家があります。
当時世界最強と言われたロシアのコサック騎兵隊を撃退し、日本近代騎兵隊の発展に貢献した秋山好古陸軍大将、日露戦争で東郷平八郎の参謀を務めロシアのバルチック艦隊を破る作戦を立案した秋山真之海軍中将の生家を再建したものです。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」が有名でドラマ化もされていますので知っている方も多いと思います。
「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」という言葉は何となく聞いたことがあるかもしれませんが秋山真之中将の有名な電文の一文です。
二人の兄弟が目が合わさるように銅像を建てたそうです。
●道後温泉
有名な道後温泉本館は改修中でした。
【5日目】愛媛県〜北海道
この日は10:50の飛行機にのるために早朝からホテルを出立し移動日です。
最後に〜
初日と最後の日は移動日だったので実質3日間くらいでしたが30〜35℃近い気温でとても暑かったです。
おかげさまで雨などにあたることはなかったことが幸いでしたが、こんな中で特殊清掃や家財整理をしている同業者さんは熱中症などに気を付けて頂きたいと思いました。
またレンタカーで借りたプリウスも快適で走行距離が約500kmで燃費が25km/L!
ガソリン代3120円しかかからずいつもより安く済みましたので今後長距離のときはプリウスを借りることにします。
アクセルとブレーキの踏み間違えなどで事故多発の車の印象が強くなりましたがそんなことは全くないので運転者のせいですからこの車が可哀そうです・・・。
「道具は使う人次第」ということで戦艦大和もプリウスもきちんと使えば有用なんですけどね。
写真は膨大にあり過ぎて、説明ももっとしたいのですがデーターが重くなるのでなるべく少ない写真掲載となる今回のブログでした。
8月もすでに何件かご成約を頂いており忙しい月になりそうな予感がしています。
なかなか我々のような会社に電話をしにくいとは思いますが、業務のお話やそれ以外のお話もブログに掲載しどのような会社なのか?どのようなスタッフが働いているのか?どのような経営方針なのかなどを知って頂き気軽にご連絡して頂きたい思っております。
1人で悩んでいるのは時間の無駄ですし、専門家に相談することで一歩が進むことが多々ございます。
是非、皆さんのお悩み事を教えて頂けると幸いです。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
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