認知症による汚部屋化は年々増加傾向・・・

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

今日は札幌市中央区にてお掃除でした。

他社さんだと特殊清掃と言うレベルかもしれませんが、我々にすると「ちょっと汚れてるね」という程度です。

認知症を患った社員さんが住んでいた社員寮の清掃です。

ご依頼者は社員さんの雇主の社長Y様。

お話を伺うと部屋が汚部屋状態になっていたそうで、家財類は親族の方が片づけたそうです。
住人さんは介護施設に入所されたとのこと・・・。

お掃除と消臭は素人には無理・・・」ということで弊社にご依頼がありました。

1ルームですのでそれほど大変というわけではないのですが、設備や素材自体が古いとあまり綺麗にならないことがあります。

特殊清掃業者だからと言って、ものすご~い強烈な薬品・薬剤・洗剤を使うイメージがあるかもしれませんが、素材を痛めたり、人体に悪影響のある洗剤や薬品はなるべく使用しないように心掛けております。

1.カビの除去と発生防止

押入れがカビだらけだったのでこれを除去します。

下記の写真のようにここまで来るとカビキラーで表面を拭くだけではダメです。

ボード表面の薄紙を剥がし、ボード裏までカビが浸透していたのでサンダーで研磨しました。

石膏ボードの白い粉が部屋中に舞いますのでマスクとゴーグル着用は必須です。
結構大変ですよ~。

その後、企業秘密のカビ取り剤と防カビ剤を散布します。(結構高価なやつです・・・。)
特殊な薬剤は使わないと冒頭で書きましたがいきなりウソついてしまいました。
コレは専門的な薬剤でちょっと刺激的なので取り扱い注意です(笑)

このあと表面は壁紙を貼ったりするので綺麗になります。

お風呂とキッチンは多少汚れていますがそれほどではありません。

2.床の清掃

クッションフロア(CF)はいつものようにポリッシャーをかけて汚れを取りますが、相変わらず泥水でした。

それほど汚れていないように見えるかもしれませんが、確実に汚いです。
これを放置しておくと臭いが残りますし、不衛生ですね。

汚部屋の片づけのみをして終了な業者の場合、床の表面積は広いですし、床を綺麗にしないと臭いですよ!

3.吐血、汚物のトイレ清掃は慣れたものです

トイレはちょっとだけ(?)汚れていますし、臭いも当然のごとくします。

壁に吐血もされたのでしょう・・・。ちょっと赤くなっていたので吐いたかんじです。

当初は便器だけ綺麗にする契約でしたが、サービスで壁も綺麗にしておきました。

当初、この便器ごと廃棄してほしいと言われたのですがリフォームなどはまだしないということなので、臭いが排管から出てくるのでこのままにしておいた方がいいとご提案させて頂き、リフォーム時に捨てるにしても大丈夫な状態にしておきました。

陶器は派手に汚く見えても掃除をすれば、すごく綺麗になります。

当然フタも綺麗にすることは出来ますが、プラスチックなので置いておくと臭いがついていますから今回は廃棄します。
これらも現場経験が少ない業者にはわからないことです。

見た目は綺麗でも、臭気が浸みこんでいてそれが原因でトイレの中が臭くなることも多いのです。

4.オゾンショックトリートメント法で消臭も行い、芳香剤を置くようなマスキング法ではありません。

最後に消臭剤を散布し、湿度をあげた後、オゾン脱臭をします。

オゾンはフッ素に次ぐ酸化力がありますのでカビの抑制などにも効果があります。

あ、また冒頭のお話でウソをついてしまいました。
このオゾンを発生させる機械も使い方を間違えると大変危険ですし、人体に悪影響があります。
きちんとした知識があれば大丈夫ですが、全く勉強していない業者さんだとトラブルになりますのでご注意下さい。

床とトイレを清掃することで当初のニオイは1/3くらいまで下がっていたのでオゾンもそれほど稼働しなくても大丈夫なお部屋でした。

壁紙などに付いた臭いを取るにはオゾンは大変有効で、「3D清掃」と言っています。

換気をして臭気を確認し、問題なければ引き渡しを行い無事作業終了です。

数かる特殊清掃業者の中から選んで頂きY社長、ご依頼ありがとうございました。

数社のHPを見たそうなのですが、永年のカンで弊社を選んでくれたそうです(笑)

ご期待に添えられていれば幸いです。

不老長寿は肉体のことではなく、想いを繋げていくこと

本当にここ最近は「認知症」で部屋が荒れるというお話をよく聞きます。

誰もなりたくてなるモノではないですが、昔から不老長寿を願って医療や美容の技術は年々上がっています。
これまた「便利さや快楽を求める弊害」といえます。

一昔は高齢者自体も少なく、認知症患者も比較的少なかった(今に比べて)のですが、現在、これからは認知症や認知症予備軍が急激に増えることが予想されています。

まだ即効薬や解決法があるわけではないので年々こういったご依頼は増えると実感しております。

「長く生きていれば良い」

そうではないと思っています。

「永く活きる」

これを心掛けなければいけないと思います。

この「活きる」は健康で元気に人の役に立つために働く!

そして、いくら医療技術が上がっても肉体は永遠ではありません。

であるなら「想い」は人に繋ぐことで永く続くと思います。

釈迦やキリスト、マホメットなど宗教家は勿論、歴史上の人物は今でも生きています。
私はこの「想い」を繋げていける人財が特殊清掃業界でも増えることを願っています。

私の祖母も認知症でした

私の祖母は一人暮らしをしていましたが認知症の疑いがあり、実家をリフォームして一緒に暮らしました。

環境が変わると病状が進行すると言われますが、祖母は夜中や朝方に家を抜け出し徘徊したり、排泄の世話などで母はろくに眠れず介護で疲弊していきました。

それが2~3年位続きましたが、ある日デイサービスを利用した介護施設のブラインドの紐で首をくくって亡くなりました。

祖母の性格を考えて・・・恐らく、ふと意識が正常に戻った時に意を決した行動だったのではないかと・・・。

このことは誰を責めることもないですし、むしろ介護疲れていた母は救われたのではないかと思います。
今現在、認知症の方を世話している方、また認知症を患っている方、双方にとって辛いこともあると思います。
介護疲れによる殺人事件も残念ながらあります。

ちょっと本の紹介

母さんごめん、もう無理だ」 朝日新聞社会部
この本は親族による殺人事件の裁判を傍聴した方がまとめた本です。

こういったことを聞くと大変心が痛みます。

認知症を患った方の苦しみ、介護する側の苦しみ。
誰かが救ってあげられなかったのだろうか・・・。

ちょっとテンション下がりますのでご注意下さい。

一方、これから老いていく中年、壮年に読んでおいて欲しい本があります。
私の危険な本音」 曽根綾子

世の中には本音では「そうだよな~」とは思っても、本音と建て前があり販売出来ない本がありますが、「よくぞ活字に出来たな」と思う内容で喝采です。

何とか緩和する方法がないものか考えますが、結論は出ない毎日です・・・。

誰かの「困った」を解決する為に日々勉強をし、技術を磨く!

実は明日も認知症絡みの現場で同じく汚トイレの清掃です。

因みに今回の作業代は清掃、消臭、カビ取り防止施工で10万円(税別)です。

今回は結構、我々作業スタッフの人体に悪影響な作業も含まれています。
※弊社スタッフ以外は人体に悪影響はありませんのでご安心下さい(笑)

ですからこの作業代は安いですか?高いですか?

ご判断は皆様にお任せ致します。

現場ごとに条件や作業料金は変わってきますのでまずは下記までご相談下さい。

社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

 

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