こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
今日は台風一過、江別市では晴天となっていますが、また台風が近づいているという情報と各地の水害情報が届いています。
河川の氾濫、堤防決壊や住民避難など心配な状況が続いています。
生命第一で行動して頂きたいと思います。
床下浸水、床上浸水の清掃に関しては0120-669-920までご相談下さい。
空家対策特別措置法
さて、今朝北海道新聞を読んでいたところ、気になる記事がありましたのでご紹介いたします。
室蘭市、危険空き家解体、道内初、特措法で代執行(リンク先どうしんネット)
2015年に空き家対策特別措置法という法律が執行されました。【※詳しくは国土交通省のリンクをご覧ください。】
あまりメジャーな法律ではないので一般の方には浸透していないと思いますが、超高齢化や過疎化が進むなかで住人が不在で朽ち果てて周囲の住民に危険を及ぼす可能性の高い住宅を行政機関が強制的に排除できるというものです。
(※写真はイメージで今回の室蘭市の件とは関係ありません)
ただ、基本的には税金が財源ですのでなんでもかんでもすぐに解体という事にはならないでしょうが、放置されたままだといたずらや放火、倒壊して下敷きになってしまう事故などが起きないとも限りません。
今後、少子化により空き家は益々加速度的に増えると予想されていますのでこういった対策は必要となります。
朽ちた住宅を解体するお金がない方や思い入れがあって出来ない方、更地にすると固定資産税が増えるなどの問題でそのままにしている方など色々な理由はありますが、行政機関が代執行出来るようになったことは大きな進歩だと思います。
当社も加盟している(一社)家財整理相談窓口ではこういった空き家対策特別措置法を拠り所に、行政機関と連携して家財の運び出し・解体などに関わっていくことになっていくと思います。
行政機関と連携するということは法令順守されている企業ではないとお付き合いは難しいと思います。
道内でも、もっと業者間の連携を深めていかねばならないと考えております。
本州に比べ、北海道はまだこういった事は進んでいませんが、室蘭市を皮切りに各地でスタートすることを願います。