こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
亡くなった方の遺品整理をするのは、体力的にも精神的にも時間的にも色々な面で大変ですよね?
そこで「遺品整理業者にお願いしたいけれど、料金相場はどのくらいなんだろう?」と悩む方は多いと思います。
中には「そもそも遺品整理って高いんでしょ?」と半ば諦めている場合もあるかもしれませんね。
ですが、実際には良質な業者に頼めば、自分がやる場合の手間と時間とを比較すると妥当な料金だなと思ってもらえるのではないでしょうか?
この記事では、遺品整理の料金相場や料金構造を紹介します。
遺品整理の料金相場
遺品整理の料金相場は、あくまでも目安になりますが以下のような感じです。
間取り | 目安作業員数 | 料金(税別) |
1K | 2名〜3名 | 3万円~ |
1DK | 2名~3名 | 3万円〜 |
1LDK | 2名~3名 | 4万円~ |
2DK | 2名~4名 | 4万円~ |
2LDK | 3名~5名 | 5万円〜 |
3DK | 3名~5名 | 5万円〜 |
3LDK | 4名~5名 | 8万円~ |
4DK | 4名~6名 | 8万円〜 |
4LDK | 4名~6名 | 8万円〜 |
お電話のお問合せで「大体いくら?」と聞かれることがあるのですが、買取品が有るのか無いのかは一般の方には判断が付きにくいですし、不用品の総物量がどれくらいあるのか?など説明できないと思います。
まず大切なことは現地見積もりをさせて頂くこと。
そしてきちんと面談して、ご遺族様がわからないことには明確に答えられる企業を選んで料金に納得できるかが重要です。
遺品整理の料金構造
上記では間取りや作業人数、作業時間によって料金が変わってくると説明しましたが、遺品整理の料金構造を細かく考えると以下のようになります。
遺品整理の料金は基本的には①廃棄代+②作業代+買取品(+④オプション)=料金
①廃棄代とは?
「ご遺品はゴミではない」という会社もありますし弊社もその言葉自体を否定する気はありませんが、”法律上”はどのような大切なものでもゴミとして扱われてしまいます。
ゴミを扱うには法律を知らないといけません。(法律のことをここで書くととんでもないページ数になるのでここでは割愛しますがもしご興味があれば検索してみてください)
各地方自治体ごとに廃棄方法や仕分け方、焼却なのか埋め立てなのかなどやり方が異なります。
すなわち廃棄代は各地方自治体によっても金額単価が変わりますし、リサイクル家電法対象4品目や耐火金庫、消火器、CRTモニターなど特別な廃棄方法の物は別途法定費用がかかります。
捨てる物の量が多ければ多いほど料金がかかることや、手間がかかることはご理解頂けると思います。
②作業代とは?
作業代は何時間、何日で片付けることが出来るか?ということを計算して算出します。
特に「いつまでに片付けたい」という期日指定がある場合は人数を多く設定します。
また、作業員の数や作業の困難度(階段作業、搬出経路の長さなど)により作業時間が変わるので多少の変動があります。
ご請求は時給の会社もあれば、1日固定制の場合もありますから会社ごとに違います。
③買取品とは?
買取品はこれまた会社ごとに家具が得意、家電が得意、骨董が得意、着物が得意・・・などそれぞれに特徴があります。
数社に依頼してみると買取金額が全く違います。
事前にリサイクルショップに依頼するのも手ですが、内情を申しますとリサイクルショップの出張買取は安く買い叩かれることの方が経験上多いです。
店頭買取査定に比べて、出張料(スタッフの人件費)、トラックの燃料代、搬出作業代などが余計にかかるため手間がかからない分、買取額は期待ほどではないことが多いです。
④オプション作業とは?
オプション作業で清掃や消臭、お焚上げ、運搬、解体などがあります。
これが作業内容に含まれる場合もあれば別途ご請求という場合もございます。
ですから、ご予算やお時間に合わせて見積担当者にご希望を伝えて料金の折り合いが付けばOKですね。
遺品整理が高額だと言われる理由
確かに10年以上前はまだまだ遺品整理を行う業者も少なく、ご遺族様は言い値で高額な料金を支払われたようです。
現在では遺品整理専門店や比較サイトも充実してきたので、余程のことが無い限りは異常に高いということはなくなりつつあります。
「悪徳業者」と言われる業者は以前に比べると自然淘汰されつつあるように思われます。
安い遺品整理業者には注意
依頼者側からすると「安ければ安いほど助かる」という心理を突いていますが、どう考えても利益が出ないような場合は不法投棄の恐れが考えられます。
しかしながら、廃掃法では不法投棄は排出者(ご依頼者)も罰せられることになっているため、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が科せられます。
しかも「業者にお金を払ったから知らない」では済まされないこともあるのです。
怖いと思いませんか?
廃棄代や人件費など必要経費があるにも関わらず異常に安いのは「価格でしか勝負できない低レベル・低サービスな会社」であり、とりあえず目先の現金欲しさに不用品を回収して廃棄方法のことは2の次というところも増えてきています。
経営自体も自転車操業でしょう・・・。
時折、「なんでこんなところに大量の不用品の山が?」というような民家や駐車場があります。
それは適正料金で仕事を受注出来ない業者がため込んだ不用品の山の可能性もあるのです。
不法投棄の発覚がある山林に捨てずに悪知恵を働かせて自分の敷地内に持ち込んで自分の所有物だということにして、ごねる業者もいます。(廃棄物中間処理場などの許可もまずとっていないでしょう)
これは明らかに法令違反なのですが、なかなか行政指導も難しいのが現状のようです。
法令改正して明らかに不審な点がある場合は強制執行が出来るようになれば良いのですが・・・。
こういった業者に依頼すること自体が悪徳業者の運営に間接的に肩入れしていることになるので業者選びは大切なのです。
どこの団体にも所属していないような企業は何らかの問題があるでしょうし、顧客満足度などへの意識は低い企業だと思います。
遺品整理の作業実例と料金
遺品整理の実際の作業例と料金を紹介します。
あくまでも例ですが、参考にしてもらえればと思います。
札幌市中央区の遺品整理
札幌市中央区で一人暮らしをされていたお父様のご遺品整理のご依頼を頂きました。写真には写っていませんが廃棄品として冷蔵庫、洗濯機もありました。
3名で午前中に搬出を完了させました。
最後にトイレとキッチンの簡易清掃をし床の掃除機かけをして、無事引き渡しを完了しました。
作業現場 | 札幌市中央区 |
間取り | 1LK(階段2階) |
作業日数 | 4時間 |
作業人数 | 3名 |
料金 | 132000円(税込) |
このように時折ブログなどで情報公開を続けている業者も作業の様子やスタッフなどがわかると安心できますよね。
今回は作業内容のブログではないので詳細な内容ではありませんが、「もっと知りたい!」という方は他のブログも読んで頂けると幸いです。
まとめ
遺品整理の料金相場について紹介しました。
まずは気になる企業があったらお見積り依頼をしてみてください。
金額だけでなく、その会社のサイトを見たり、質問を聞いた時の態度にも注目したりして、納得のいく遺品整理業者を見つけてくださいね。
もし、このブログ記事を読んでリライブルにご縁がありましたら嬉しく思いますが、何が何でも弊社にご連絡下さいとは言いません。
ただ変な業者には連絡しないように注意して頂きたいと願うばかりです。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920
(スマホの場合は上記を押すと電話に繋がります)
・営業時間は9時〜18時が基本ですが、ご依頼者様の都合に柔軟に対応させて頂きます。
・同様に土日祝日は作業はお休みですがお見積りには伺えます。
・遺品整理・生前整理・不用品処分代行などの家財整理全般
・上記に伴う買取も積極的に行っており作業代の削減に努めます。
・孤独死現場・事件現場・自殺現場などの特殊清掃及び消臭作業
・ゴミ屋敷・ゴミ部屋・汚部屋などの片付け及び清掃
・ペットの多頭飼育崩壊現場の糞尿臭の原状回復工事
・火災・ボヤによるスス臭の消臭(保険対応することが多いです)
・灯油漏洩現場の消臭作業(保険対応することが多いです)
・その他、ニオイや凄惨な現場でお困りの方はお気軽にご相談下さい。
【注意点】
・少人数で運営しているため、24時間事務所に電話番が常駐しているわけではなく転送電話にて対応しております。
・せっかくのお電話でも現場作業中ですぐに出られない場合に【非通知設定】だと折り返し電話がかけられない場合がございます。
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・再度、詳しい内容をお伺いすることもありますが最低限の必要事項を記載の上、返信をお待ちください。