【要注意!】引越しに伴う不用品処分が増える3月はトラブルが多くなる季節です。

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

ここ最近、お陰様で家財整理系、特殊清掃系、退去後の清掃に関わらずお見積りのご依頼が増えてきております。

特に嬉しいのが、「家財整理をしたいのですが買取査定もしてもらえますか?」というご連絡!

買取も強化中なので是非、お声がけ下さい!!

※但し、婚礼ダンスやベッドなど大型木製家具は厳しいのが現状です。ごめんなさい・・・。

不法投棄は許せない!

3月3日、テレビ東京で放映された『日曜ビックバラエティ ヤバいゴミぜんぶ拾う大作戦!』を見ました。

普段、日常生活をしているうえであまり気にもしない『ごみ』に注目した非常に良い番組だと感じました。
是非、続編を放映して欲しいです。

ごみが溢れないように日夜頑張って頂いています

内容をざっくり申しますと、東京湾の底に沈んだごみをダイバー40名で回収したり、表面に浮いているごみを船で回収する方達、街中を巡回している清掃回収員のお仕事、クリーンセンターの仕事を紹介していました。

普段見ることの出来ない貴重な映像もあり勉強になりました。

リチウム電池、乾電池、スプレー缶などを混ぜると爆発して火災になります

その中で三重県の不法投棄Gメンに密着した内容が素晴らしかったです。

なんでも三重県は山林が多く、中部・関西地方をつなぐ要所で全国で3番目に不法投棄が多い地域だそうです。

過去には全国の不法投棄1600万トンのうち1/5が三重県に捨てられていたそうです。

当然監視体制もヘリコプター、ドローン、監視カメラ、住人からの通報などを駆使して不法投棄抑制に努めています。

因みに不法投棄されてしまった場合で排出者が特定されないときは、その土地の所有者が全て自腹で片づけないといけないので時には処理費用で1千万円という場合もあるそうです。

何ら関係のない、悪いことをしていなくても処理費用を負担しなくてはならないとなると本当に腹立たしいです!

今回取材されていたのは「家屋の解体をして出た廃材」などの産廃系が多ったようですが、一般家庭から排出されるゴミもどこでどう処理されているのか不明な業者だと危険です。

北海道も山林は広大で監視の目が行き届かない場所が多々あります。

日頃、気にしていると明らかな不法投棄というモノが意外にあちらこちらで発見されます。

不法投棄の量の大小に関わらず、自分の土地にそういった物を捨てられると困ってしまいますね。

写真はイメージです

 

現状の不用品処分業者

ここ数年、「く〇しのマーケット」や「〇〇110番」をはじめとする集客サイトの登場で自分で集客の努力や苦労せずに不用品処分を行う新規参入者が増えました。(集客サイトという仕事自体は悪いことだとは思いませんので誤解のないように)

そして、トラックパックなどを行っている業者があまりにも多くこの流れは非常にヤバいと感じています。

トラックパックをうたってきちんとゴミの処分まで完遂している業者さんはまだ百歩譲って良いですが、そのゴミの処分はどのようになっているのかきちんと説明・開示をしている業者は皆無です。(一廃許可を持っている軽トラパック業者はOK)

サイトを見ると低価格競争で表示価格は一見すると安いのでつい依頼してしまいがちですが、同業者から見て「これそんなに安く出来るわけないじゃん!」という金額設定です。

ゴミそのものを捨てる費用、人件費、車両費、サイトに支払う紹介料(大体は10~30%)その他諸費用を含めると「残りの利益はいくらなの?」
「現金残るの?」という内容です。

では一番はどこの部分を削りやすいかというと「ごみの処分代」でしょうね。

どうやって廃棄処分しているのでしょう?

不法投棄の怖さ・・・

不法投棄をされた場合のリスクを考えたことがある人は少ないでしょう。

『業者にお金を払って依頼したんだからあとは知らない』

「え?金払ったけど?」

実はそうではないのです・・・。

ゴミ(不用品)の処分は排出者が責任を持たなくてはならないので、いくらお金を払ったからと言って不法投棄であなたの物が発見されたときはあなた自身の費用で回収をしなくてはなりません。

不法投棄の罰則としては『5年以下の懲役刑、または1000万円以下の罰金刑』となっています。

産廃の場合は最高2億円までの罰金となっています。

「え~!?理不尽じゃね?」と思っても法律でそうなっているので、そういった業者に依頼してしまったアナタが悪いのです。

・・・というわけで怪しい業者さんには依頼しないで頂きたいものです。

また、そういった業者がきちんとした経営方針や理念をもって会社運営を行っているとは思えません。

脱税(未納)、労働基準法違反などモラルもない業者だと思います。

そういった「道徳心」があるのであれば不法投棄などという馬鹿なことはしないはずですから。

廃棄方法の確認は絶対にしよう!

毎年のことですが、3月下旬には引っ越しに伴う不用品回収依頼で多くの方がトラブルに遭うことが想定されます。

やはり、電話問合せや現地見積もり時に「トラックに積んだゴミはどうやって処分しているのですか?」という確認は一応は聞いてください。

そこで納得のいく答えを言ってくれるのかどうかはその業者さん次第ですが・・・

●「倉庫や土場に持って行って、売れそうな物だけを抜いて後は捨てる」(捨てるのはどうやって?)

●「清掃工場に直接持ち込む」(一般廃棄物収集運搬事業の許可はありますか?)

●「持ち帰って近所のゴミステーションにゴミの日に捨てる」(え?それは業者としてはアウトでは!?)

その業者が大丈夫かどうかは第三者に聞いてみるのも手ですね

いずれにしても怪しかったり、胡散臭いと感じたらその業者に依頼するのはやめたほうがいいと思います。

いくつか怪しいと思える要因は・・・

●見た目がだらしない、接客業・サービス業とは思えない恰好。

●制服がない、着こなしがだらしない、汚い。

●車両の外見が汚い、壊れている、中もごちゃごちゃ。

●敬語が使えないでなぜかため口

たとえホームページが綺麗で立派だったとしても、そこで働く人も立派な人とは限りません。

自分の直感を信じてください。

恫喝してくる悪徳業者

物を捨てるにもお金がかかる時代

ただ、現代の日本での問題の一つとして、「金銭的に払えないけど捨てて欲しい」という願い・・・。

物を購入するときには廃棄することを考えないが、物を捨てるにはお金がかかる時代です。

一番お金がかからないのは自分で捨てることです

物を捨てると手元に物が残らないのにお金だけが出ていくと損をした気になりますが、もし自分で捨てた場合はとても面倒であり代行してもらうので”対価”というモノが発生します。

どうしても経済的・金銭的な面で安い業者に依頼してしまうのも理解できないことはないです。

不用品処分だけならまだいいですが、「遺品整理」や「生前整理」など一生に何度も依頼することがないのが大半です。

信頼出来そうな業者さんを選んで後悔しないようにして頂きたいと願っています。

情報開示している業者さんだと安心ですね

最後にアドバイスですが、少しでも安く済ませたい場合は、日頃から可燃・不燃・資源ゴミをこまめに処分しておくことでしょうね。

粗大ごみも地方自治体に依頼して事前に回収予約をしてもらえば安く済みます。

常日頃からミニマムな生活を心がけ、物を保有しない生活をするといざと言うときに楽ですね。

日々の積み重ねが重要

社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920

関連記事