自殺後のお部屋の片づけ、特殊清掃を行っております

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

先日、札幌市某所で自殺をされたお部屋の遺品整理に伺わせて頂きました。

自殺現場というと大体は部屋はごみで汚れていて、水回りは汚く、床には体液が残り・・・という現場が大半なのですが、全く異臭もしない、部屋も整理されていて何も言われなければ自殺があった部屋だとはわからないお部屋の状況でした。

我々も逆に「なぜ自殺に及んでしまったのか?」と思うあまりご親族様にはお聞きできませんでした。

大抵は「経済・生活問題」、「人間・男女関係」、「健康問題」、「職場・学校問題」、「家庭問題」のいずれかだと思いますが、突発的なものだったのか、計画的なものだったのか不明ですが、やはりご遺族が悲しんでしまう「自殺」は嫌なものですね。

作業内容としては家財整理後、お部屋のフルハウスクリーニング、最後に除菌、殺菌作業を行って無事引き渡しを行い終了しております。

ご希望であれば出張お祓いやお焚き上げなども提携先神社様にご依頼することも可能です。

自殺現場の片付け・特殊清掃が増えた

厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課の資料(インターネットで公開しております)によりますと平成15年の34427人をピークに平成29年は21321人と減少傾向にありますが、それでも2万人近い方が亡くなっています。

※ただし行方不明者や死因不明者は除かれていますから実数はもっと多いと思います。

北海道の平成30年10月までの今現在の最新情報によると1月~10月までの自殺者数は831人

月平均に換算すると83人近い人が亡くなっています・・・。

これだけの人数ですから、弊社への依頼も増えてきているのがわかります。

孤独死現場と違って自殺の場合は”事故物件”となってしまいますのでブログであまり公開出来ません。

「こういった場合はどこの会社に依頼したらいいの?」と悩んでいる方も多いと思いますが弊社でも対応可能ですのでご相談下さい。

賃貸物件で自殺してしまったご遺族・連帯保証人が払う損害賠償は?

法律上では一律いくら支払えという規定はありませんので裁判所で認定されるケースが大半です。

大抵の場合は「逸失利益」「原状回復」に関して求められます。

弊社は法律家ではないので簡単に説明しますと・・・

「逸失利益」とは、自殺したお部屋の場合は次に借りる方に自殺があったということを知らせる義務があります。そのため、正規の家賃より価格が抑えられることが大半です。その差額分の損失した分を「家賃の〇年分を保証してください」というものです。

具体的に数字をあげると本来7万円で貸していた部屋を3万円で貸し出すということになったら・・・

7万円×12か月=84万円
3万円×12か月=36万円
差額 48万円(本来、貸主が得られたであろう金額)

1年間は入居者を求めない”売り止め”にする場合は1年間の家賃84万円と上記金額と合わせて132万円が逸失利益の請求額となります。

※但しこれが全額、貸主側の希望に沿うかは裁判所の採決によりますし、1年間減額という数字が妥当なのかも不明なのであくまでも一例です。

「現状回復」については今回の例のように自殺現場とはいえども、汚れも異臭も無い場合は特殊清掃で対応してそれが原状回復と認められるケースも多いようです。

体液が階下まで漏れていたり、お風呂の交換が必要であったりする場合はリフォームが必要となってしまい高額になってしまうケースもあります。

ただ、自殺が原因とは関係ない場所の物を交換した場合や全てフルリフォームした金額をご遺族や連帯保証人に請求した場合は認められないことが多いようです。

ですから、ご遺族様が自分で選んだ特殊清掃業者に依頼し請求額を事前に納得した上で支払うなら大丈夫かと思いますが、貸主側から一方的に言われる「〇〇円支払え!」だと揉めそうですね。

本来は特殊清掃で対応できる部分がリフォームをしてしまうと高額になってしまいますから。

相続放棄も多くなってきた

孤独死現場でもそうですが、そもそも直系の血縁者がいない、遠縁という場合は相続放棄をされるケースも増えてきたようです。

自殺の場合の大抵は相続する正の相続よりも負の相続の方が多いのですから負担を避けるために相続放棄をしてしまうのです。

こうなると貸主側は泣き寝入りとなってしまいます(損害賠償保険などに加入していればいいのですが)

孤独死、自殺、猫の多頭飼育崩壊などの特殊清掃が必要になる物件が多くなってきたのでこういった不意の時に備えた保険を国が強制的に加入するようにして頂くとお互いに経済的負担が少なくなるだけでも精神的には優しくなれると思うのですが・・・。

貸主側は「損害を出しやがって!事故物件にしやがって!」と経済的損失が大きいと感情的になりがちですが、哀しい思いをするのはご遺族様たちです。

貸主側の態度が高圧的、攻撃的だったので相続放棄したという方もいらっしゃるはずです。

誠意ある対応をお互いにしたいものですし、弊社としても特殊清掃を行うことで現状回復費用が思ったほどかからなかったと言って頂くと大変嬉しく思います。

連帯保証人になると大変な目に遭う

「では連帯保証人は?」というと相続放棄が出来ませんし、借主と同じ扱いになるので損害賠償を支払わなくてはなりません。

ですから安易に連帯保証人になってしまうと人生が狂ってしまうこともありますのでご注意下さい。(これを読んでいる時点で手遅れだと思いますが)

私も子供の頃に両親から「連帯保証人だけは安易になってはいけない!」と言われていたので怖いものだという認識を植え付けられていますw

よく間違えるのが「連帯保証人」と「保証人」です。
「連帯」という言葉がつくかつかないかで責任の重さが変わります。

命に関して個人的に思うこと

人の命の使い方に関して第三者が如何様に言ったところで無駄なのかもしれませんが・・・人は一人では生まれてきません。

先祖代々、その時代その時代で頑張って生きてきた命のバトンです。

いつの時代でも大変じゃない時代なんてありませんし、生まれた国によって、両親によっては幸不幸が変わるということもあるでしょう。

どん底の人生スタートだとしても人生を変えることが出来るのは希望をもって生き、努力を続けていれば誰かが助けてくれるものです。

私は日本という世界第三位の経済大国、歴史のある日本に生まれただけで超ラッキーだと思っています。

世界を見渡せば紛争を常に行っている国、難民問題を抱えている国、食料・水不足の国、男女差別・人権蹂躙が当たり前の国、テロ国家、公害だらけの国、よくわからない国家主席がいる国、難癖つけてくる馬鹿な国、理不尽に殺されてしまう国の国民など・・・他国を見れば日本はなんて恵まれた国なのかと思います。(大なり小なり不満はあるでしょうが、それでも幸せな国だと思います)

どこでどう間違ったのかはわかりませんが、自分の生を全うせずにいるのはもったいないことだと思います。

人は黙っていても、嫌だと言ってもいずれ確実に死にます。(死ねます)

今現在は医療や生活環境の発達で100歳以上生きることは可能になってきていますし、IPS細胞やクローンなどで組織自体を交換、治してしまうことも可能になりそうですからこれを体の部位で繰り返せば”永遠の命”が手に入ると言われています。

賛否両論はあると思うのですが、人は命の限りがあるから輝くのであり、無限の命は虚しいだけというのが私が中学校の時に手塚治虫の「火の鳥」を読んで感じたことです。

自分だけが老いない、自分だけが死なない世界というのも虚しいものです。

「老害」という言葉があるようにいくら立派な人物でもその経験や知識が若い人にすると「老害」と感じられてしまうこともあり、後進に道を譲ることが必要なのだと思います。

平均寿命が80歳近い・・・と言うことがが本当に幸せなことなのか、不幸なことなのか一概には言えない世の中になってきていますよね。

そういった人生は楽しいのでしょうか?

他人の役に立ち、社会の役に立つ仕事をして惜しまれつつ亡くなる・・・というのが私の理想の死に方です。

惜しまれつつか、ようやく死んだかと思われるか?

普段の生き方が大切ですね。

自殺、自死をしてしまったご遺族のお部屋の片づけも特殊清掃の分野です。

また、顧問弁護士もご紹介することが可能ですのでご相談下さい。

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