こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
北海道胆振東部地震の心配されていた”本震”がまだ来ていないようで収束に向かっている感がありますが、まだ厚真町付近では震災の爪痕が残っているようです。
このまま何も起こらずにいて欲しいと願っております。
引き続き、節電に努めたいと思います。
函館市での遺品整理
地震があった後だったので出張に行くのも心配でしたが、9月は予定が詰まっているので延期もなかなか出来ないので行って来ました!
(見積もり時の様子は8月11日のブログをどうぞ)
不安を抱えつつ、ガソリンも携行缶40L分を搭載して9月10日に4名でハイエースに乗って出発です。
13時に依頼者様と再度、残すもの、探し出して欲しい物を打合せを行い作業開始です。
因みにこれが作業前の一部のお部屋です。
ヒットした健康グッズの”ジョーバ”なども見えます。
タンスなども階段があると下すのは慣れていないと大変ですね。
和室も布団など大量にありました。
書斎には懐かしの”PC-98”がありました。
2階には雑誌や単行本が大量にあり、これらを段ボールに詰めると結構な重量物となります。
今回のお宅ではリサイクル家電法対象物がテレビ×5台、冷蔵庫×2台、洗濯機×1台・・・。
パチンコ台の筐体×8台、PC×5台、ノートPC×3台・・・。
耐火金庫、廃タイヤ・・・。
廃棄するにも一般ごみとは別にお金がかかるものがいっぱいありました。
こういった物が多いと処分代がその分高くなりますので一概に間取りだけでは廃棄量は算出出来ません。
また、故人は糖尿病を患っていたので注射針があちらこちらから出てきて、こちらは通院先の病院がわかりましたのでそちらに事前に電話連絡して処理してもらうことにしました。
医療関係の物(感染の恐れのある物など)は「特別管理産業廃棄物」(略してトッカン)を扱う許可がないといけません。
お焚き上げとして日記やアルバムをお願いされたので「道南お焚き上げセンター」さんに依頼をしました。
廃棄物は前回もお世話になった「函館環境衛生(株)様」に2日にわけて可燃ごみ用の回収車とその他の回収車で来てもらいました。
一軒家の処分となると色々な業者さんとの連携が必要となります。
これらを自分で全て手配したり調べたりするのは経験がないと意外に大変です。
作業を終えて
作業予定では一日目は仕分け、梱包作業のみの予定でしたが函館環境衛生㈱さんの好意で回収してもらえたので作業を繰り上げてすることが出来、初日で1階部分の搬出が完了しました。
2日目は2階の部分の搬出だったので午前中には出し終わり、午後から回収に来てもらいました。
全ての家財道具を搬出後は壁や床の簡易清掃を行いました。
綿埃が結構酷かったのですが、綺麗になりました。
※どこの部屋も同じような写真になるので2枚だけ掲載していますが全て綺麗にしています。
お部屋の引き渡しもご依頼者様であるY様が昼前に差し入れを持ってきてくれた際に「予定より早く終わりそうです」ということを伝え、引渡しも完了しました。
「自分たちでは出来なかったので大変助かりました。こんなに早く綺麗になるとは思っていなかったのでありがとうございました。」と労を労って頂きました。
最後は写真撮影のご協力を頂き、Y様ありがとうございました。
不用品処分業者と遺品整理業者との違い?
格安業者はたくさんあれど、北海道には信頼できる遺品整理業者はまだ少ないのではないかと思います。
最近は北海道各地を飛び回らせて頂いており、まさしく「全道対応」を謳い頑張っております。
遠方の場合は、地元業者に依頼するよりも確実に出張代などが加算されてしまうので作業代は高くなりますが、「それでもリライブルさんにお願いしたい」と言って頂ける方が多くなってきました。
これも日頃のブログ更新の賜物かと自画自賛しております。
どこの会社も綺麗なフリー画像が並び、ホームページでどこも同じようなことを書いているのでどれが一体本当でどこが信頼できるのかは、なかなか一般の方では判断が難しいと思います。
今回のY様のように顔出しで写真掲載に協力して頂くには、仕事内容などに満足しないと協力をしてくれることは無いと思っています。
パソコンで打込んだ口コミやアンケートも誰が書いたのがわからないような物を掲載しているところもあります。
明かに「自作自演だろ?」という業者も実際に多いです。
最近ではよくわかっていないSEO業者がランキング形式で業者を順位付けしているサイトもあり、私からすると本当にランキングに入るような業者ではないような企業まで入っているサイトもあり悪意を感じます。
世の中には何でも「値段を優先して業者を選ぶ人」と「値段以外のことを優先して業者を選ぶ人」がいますので、弊社では後者からのご依頼を優先して受けたいと思っています。
値段が安いに越したことはありませんが、遺品整理の場合は貴重品をきちんと『探索する能力と経験』、そしてそれを返却する『誠実さ・正直さ』が求められます。
もし、現金が現場から出てきたときにそれを盗まれてしまった場合はお願いした金額よりも損失が大きくなるようなケースもございます。
例えば5万円で作業依頼したけど50万円が現場から出てきた!
残念ながらそういったときに誠意のない業者なら盗んでしまう業者が多いです。
それは、盗んでしまう業者が悪いのは大前提なのですが、安い業者を望んでいる方にも問題があるのです。(”宝探し”が前提の業者の場合はまずは受注することが大前提だからです)
「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」という感覚で格安で仕事を受けて、中には赤字になっても時折こういった現金が出てきたらラッキーと思うような業者もいるのです。
でも、わからないまんまの方が依頼者は幸せかもしれません・・・。
どちらが儲かったと思うのか?
格安業者に依頼した場合は依頼者さんがずっと最後まで立ち合いをして見張っているというのも必要かもしれません。
弊社ではお陰様で鍵を預けて頂き、ご依頼者は最初と最後だけ立ち合いして頂くだけで信頼して頂いています。
これは「弊社の自慢」でもあります!
失敗しない遺品整理業者の選び方【HPで判断編】
最後に4点だけ業者選定のアドバイスを!
①経営者、スタッフの顔写真や依頼者との写真を掲載している
何か後ろめたいことがあったり、ブログ掲載の許可が下りないのは何らかの理由があるはずです。
個人情報保護のため・・・とか言っている業者に限ってご依頼者様からの支持を受けていないでしょう。
②ブログ更新をまめに行っている
最初は一生懸命書くが、続かない業者が多い。
もしくはある程度、順調になると更新が滞るようになる・・・。
これでは「依頼者の立場になって考えている業者」とは言えないと私は思います。
遺品整理を依頼することは一生に一度あるかないかのことですので情報を伝える努力を続けないといけないと思うのです。
③法令順守か?
廃棄方法を掲載しているかどうか?も業者選定の一つにして下さい。
過去のブログにもウザイほど記載していますので最近では長々と説明なしでブログを読んで理解してくれる方も増えてきました。
④制服は揃っているか?身嗜みは大丈夫か?
見積時にこれらがなっていない業者は今どきは遺品整理業者としては論外です。
スタッフ写真を掲載していない、仕事風景を掲載していない業者だと確認のしようがないですが・・・。
とりあえず以上を満たしている業者であれば、まずは電話問合せをしてみて、相性が良さそうなら現地見積もりに呼んでみてください。
弊社スタッフ久保田がブログを担当している『リライブルの遺品整理』というサイトもありますのでお時間がありましたらご訪問頂けると幸いです。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
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