白老町に特殊清掃のお見積り訪問

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

昨日は終戦記念日・・・朝からニュースを見ていましたが終戦記念日に触れるような内容も少なく、安部首相も靖国神社への玉串奉納で終了したようですね。

自国のために亡くなった英霊を弔うのに他国の目を気にしなくてはいけないというのはあまりにも情けない話ですが・・・。

戦後73年経過し、戦争実体験者が亡くなっていっていて風化させないようにしなくてはいけないという活動も各地で行っているようです。

弊社としても遺品整理時に戦争関係の資料や写真、勲章などが出てきたときはご遺族様にお返ししております。

出来るなら、戦時中のお話を聞かせて頂けると嬉しいです。

もう私も戦時中なら徴兵されて死んでいてもおかしくない年齢になっています。

そう考えると本当に恵まれた時代に生きていることに感謝すると共に、日本を守るために戦って亡くなった方たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。(別に右翼だとか戦争賛美だとかではありません。)

自分の命について考える

弊社はお盆期間中は交代でお休みを取っておりますが毎日お仕事をさせて頂いております。

私は日曜日に美唄市へお墓参りに行って来ましたがいつもより道路も混んでいました。


今現在の自分が在るのはご先祖様が命のバトンを引き継いでくれたからです。

大変な時代を生き抜いた祖父、祖母を想う終戦記念日もそうですが、改めて自分の命の大切さを見直したり、家族でお話するには良い機会だと思います。

どんなに健康に気を付けていても、交通事故や予想もしていないトラブルに巻き込まれて命を落としたりします。

健康診断に毎年行っていても病気の発見が遅れ死ぬときは死にます・・・。

病気が見つかっても良い病院・良い医師に出会うかどうかでも生命の長さが変わってきます。

孤独死現場を片付けるたびに「本人もここでこうやって死ぬとは思っていなかったろうな・・・」なんてことをよく思います。

「天命」(人が想像つかない、まるで奇跡のような出会いや出来事)というのはあるのだと思います。

人は”自力で生きている”と勘違いしがちですが、”人は天に生かされいる”という意識を持ち、せっかくご先祖様から引き継いだ大切な命を他人の役に立ち喜ばれるような人生を送りたいと思っております。

先日も山口県で2歳男児が山中で行方不明になって68時間ぶりに救出されるという奇跡的なこともありましが、これも生きて事を成すようにという「天命」なんでしょう。

あまりプレッシャーにしてはいけませんが、救出された子は立派に育ってほしいと願います。

そして、この子を見つけたボランティアで駆け付けた尾畠さんに出会えたことも「天命」なのでしょう。

白老町へ特殊清掃のお見積りへ

先日、函館市に行ったばかりですが、今度は白老町です。

最近は本当に北海道各地へ行かせて頂いております。

あまり詳細は申せませんが死後2週間前後の孤独死現場の特殊清掃&リフォームのお見積りでした。

受注となれば9月に施工予定となります。

大変申し訳ないのですが、道央圏以外はお見積り出張代がかかってしまう(3万円~5万円)ことは電話で事前にお伝えしております。

成約となればこのお金は返金致しますが、移動だけでも時間と車両燃料代、高速道路料金がかかってしまいますからご理解下さい。

ただ、予めご予算が合えば弊社にご依頼頂く気がある方ばかりなので大変ありがたいことだと思っております。

北海道では特殊清掃の実績が少ない企業が多いので選択肢が限られてしまうということも背景にあります・・・。

北海道の開拓はたかだか150年前・・・

せっかく白老町まで来たので『仙台藩白老元陣屋資料館』に行きました。

今年は蝦夷地から北海道に命名されて150年という節目の年。

候補名が北加伊道、日高見道、海北道、海島道、東北道、千島道の6案があったそうで、この中の北加伊道の”加伊”を”海”に変えて「北海道」となりました。

 


仙台藩と言えば、”独眼竜政宗”でおなじみの伊達政宗が藩祖です。

札幌市白石区も政宗の右腕の片倉小十郎景綱の子孫が開拓した街ですし、北海道伊達市も伊達成実の子孫・亘理藩の伊達邦成が開拓した街。
更に当別町の開拓も仙台藩岩出山領主伊達邦直(伊達邦成の実兄)なので北海道と伊達家とは縁が深い土地柄です。

平日&雨の影響なのか普段から人が来ないのか・・・来館者は私ともう一人だけでしたが、予想以上に立派で内容のある資料館でびっくりしました。

場所が悪いのかアピールが足りないのか少し勿体ない感じがします。

ただ、歴史に興味がない人にするとこの資料館は「なんのこっちゃ?」という感じになってしまいます。

下の人形は三好監物と氏家秀之進とアイヌの酋長ですが、「誰?」って感じですよね?(自分で調べてみてください)

結構マイナーな教科書にも載らないようなことばかり展示されているので玄人好みの資料館と言えます。

北海道は幕末期は箱館の松前藩と一緒に東北の各藩(仙台藩、会津藩、秋田藩、庄内藩、南部藩、津軽藩)が北方警護にあたっていたそうですが、特に仙台藩は択捉島や国後島まで行っていたとは知りませんでした。

幕末期はどの藩も財政が厳しくなってきていましたから、未開の地の北海道に人を派遣するだけでもかなりお金がかかったことが想像出来ます。

現在でも遠いと感じるのに飛行機もフェリーも自動車もない時代に何をするにも大変だったことと思います。

しかも、安全とは言い難い場所でしたから命がけです。

最近では、アニメ化もしている野田サトル著・『ゴールデンカムイ』(公式サイトをリンクしましたので興味のある方は是非!)の影響もあり、アイヌ民族のことや昔の北海道のことに興味をもつ方が増えてきているので是非、白老町の史跡にも足を運んで頂きたいと思います。

歴史を知らない遺品整理業者は困る

常日頃から過去の歴史に興味を持っている人が遺品整理業に関わらないと大切なご遺品まで捨ててしまうことになります。

格安の不用品処分業者や買取目的の遺品整理業者だと騙されてしまう恐れがあります。

もし、親族が従軍体験者様だったり、歴史的価値のあるものが多いようなお宅の場合は弊社にご相談下さい。

宜しくお願い致します。

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0120-669-920

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