生前整理~戦争時の貴重な写真は捨てないで欲しい

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

先月の終わりごろですが、㈱リフォーム産業新聞社様から弊社に電話取材があり30分ほどお話をさせて頂き、弊社のことを記事にして頂きました。

「リサイクル通信」という業界誌ですが、リサイクルショップを営んでいたり中古品を扱う企業ならけっこうな確率で定期購読している新聞です。

通常、こういった新聞などでは、有料掲載の場合が多いのですが「無償ですのでご安心下さい」と言って頂きました。

内容としては500字程度なのでそれほど大きな記事ではないのですが、担当者様が弊社のブログを読んで頂き興味を持って頂いたことが大変うれしく思いました。

今後、必ず必要となってくる職業の一つということで注目をして頂いております。

札幌市北区の生前整理

昨日と今日とで札幌市北区のマンションの生前整理のご依頼を頂きました。

こちらも弊社ブログを読んで頂いた娘様から母親が住んでいたお部屋の片づけのご依頼でした。

3階階段作業でしたが、価格だけではなく、しっかりしたところに依頼したいという方からのご依頼は弊社としても大変気合が入ります!

こちらのお宅に住んでいたお母さまは日舞やお花などの師範をされていたようで扇子や番傘などの踊りで使う小道具など関連の物が大変多くありました。

着物やその他譲れる物は友人や親族で分けたようで「あとは全て廃棄して大丈夫です」ということでしたが、それでも弊社で買取が出来る物は買取査定をさせて頂き、お値引きとさせて頂きました。

仕分けをしていく中で若干ですが、旧紙幣や未使用のはがきなどが出てきてそれらもお返ししております。

戦時中の写真

また、今回アルバムの中から古い写真が見つかりました。

胸に勲章がたくさんあるので「職位の高い方だったのでのではないですか?」

とご依頼者様に確認したところ「あ、これおじいちゃんです!」

そして、「こちらの恰好はパイロットなのでまさか特攻隊の隊員さんですかね?」

と伺ったのですが「ちょっとこの方はわからないので母親に確認するので持って帰ります。」と言って頂いて一安心しました。(「必要ないので捨てて下さい」という方の方が多いので)

我々は廃棄を代行して行いますが、買い戻せるような物や代替が効くようなものであれば躊躇しないで捨てることが出来るのですが写真のような「思い出のもの」に関しては捨ててしまうと2度と戻せません。(ネガがある場合は別にして)

アルバム程度の小さいものであれば確認して、不要ならすぐに捨てることが出来ますので、焦らずに全て捨てることはありません。

「断捨離」ブームで何でもかんでも捨ててしまった夫婦が思い出のアルバムを全部捨ててしまって後悔したというお話を聞いたことがあります。

時には過去の思い出を夫婦で語る時間を設けるのも大切なようです。

案外、親族の方も物があり過ぎて見落としがちな物や価値がよくわからない物ってあると思います。

他人から言われて「あ~、そうなんだ」と思うこともあるものです。

戦後経験者の貴重な資料

戦後73年がたち、戦争経験者たちがどんどん亡くなっております。

戦争は誰も好き好んで行きたいわけがありません!

それでも祖国を守るため、故郷を守るため、家族を守るため、愛する者を守るために戦争に参加していったおじいちゃん世代の思い出も大切にして頂きたいと思います。

いい思い出ではなく、辛い思い出の方が多いかもしれませんが、それでも語り継がねばならないお話もあります・・・。

ちょうど6月23日は沖縄戦が終了した日です。

北海道からも大勢の方が沖縄防衛戦に参加したそうです。

戦後の大変な時代を生き抜いた方たちへ改めて敬意を払って頂く時間が生前整理なり遺品整理のタイミングで設けることが出来れば幸いです。

我々は両親無くしては生まれません、そしてその更に両親無くしては生まれません。

当たり前に思うかもしれませんが、先祖から脈々と受け継がれてきた”命のバトン”であり、自分一人の命ではないのです。

是非、この機会でなくてはなかなか見直すこともありませんので”自分のルーツを”大切にして頂きたいと思います。

家財整理専門業者と不用品処分業者の違い

なかなか一般の方にはわかりにくいのですが「家財整理専門業者」と「不用品処分業者」って何が違うの?

と思われるかもしれませんが、不用品処分業者は読んで字の如く本当にただ不用品を処分するだけです。

●「歴史に興味がない」

→知的レベルが低く価値のある物も捨ててしまう恐れがあります。

●「全部捨ててと言われたからごみ同然に捨てた」

→現金や貴金属なども確認するとゴミに紛れている可能性があります。

●「金目の物以外興味がない」

→作業代金以外に現金などが出てきても返却しないで窃盗を行っている不心得者業者・悪徳業者

●「格安案件が多く数をこなすから細かく見てられない」

→作業が雑!スタッフの質も悪い!!サービス業とは思っていない!!!

そういった「家財整理専門業者」ではなく、「不用品処分業者」も多く存在していますのでご注意ください。

”故人の想い”や”親御さんの気持ち”を大切にする業者です。

遠方からのご依頼も増えてきています

最近では北海道各地はもとより、東京をはじめとして本州在住の方からのご相談も増えて参りました。

北海道を離れて暮らしているが、両親の実家を片付けないといけないというパターン。

仕事もありそんなに長く北海道に戻っていられないので鍵を預けるので整理をして欲しい。

休みを利用して遺品整理、生前整理を手伝って欲しい・・・。

そういった案件にも対応させて頂いておりますのでまずはお電話かメールにてお問合せ下さい。

また、ご質問やご不明点がありましたらお気軽にご連絡下さい。

フリーダイヤルですので電話代は気兼ねなくたくさんお話下さい!

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