こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
5/13、21時のヤフーニュースで【〈特殊清掃業〉5年間で15倍増 家族関係の希薄化背景に】と特殊清掃の記事が紹介された影響だと思いますが弊社が運営するサイトもアクセス数が急増しておりました。
特殊清掃業”者”が増えているということでしたが、「事件現場特殊清掃士」という通信教育資格を取得する人は確かに増えたかもしれませんが、実際に特殊清掃業”社”が増えたか?と言えば北海道ではそれほど感じていません・・・。
弊社では全国各地の有力企業さんともお付き合いさせて頂きており、お話を伺うと関東、中部、関西では増えているイメージがあります(その他の北海道、東北、北陸、中国、四国、九州ではそれほど増えているイメージはありません)
何事もバランスよく物事を進めていって欲しい
やはり人口密集地域には需要も多いので会社も多く、価格競争が激化しているように思います。
需要と供給のバランスも重要ですが、「低価格」だけで選んで失敗する人も増えてくる時代となってきました。
集客サイトに登録して低価格をうたう業者はたいていは後発企業、新規立ち上げ業者が殆どです。
そして、そういったところが「あとから高額請求された」とか「施工がイマイチだった」「威圧的だった」などと言われることになり業界全体が悪影響を受けることになるのです。
「安かろう、悪かろう」が当てはまる業界
人がやりたがらない仕事を安い価格でやるようになってしまうと利用する人にとっては一時的にはいいかもしれませんが、長い目で見るとどうなのか?というのはこの業界に身を置く者としては考えてしまいます。
一件あたりの価格が安いとどうしても従業員の給料も安くなりますし、それをカバーするには数で補うようになりますと社員待遇も悪くなりがちですから人材が育たない業界にならないか心配です。
そもそもこの仕事をやりたいという人には給料よりも人の役に立ちたいという「やりがい」を求める人が多いです。
その「やりがい」を求めていることを言いことに長時間労働やサービス残業などを強いてブラック企業化しないといいのですが・・・。
そして、市場に気楽に参入して市場を荒らして去っていくのが常です・・・。
まぁ、市場原理としては致し方ないことですが「ただ儲かればよい」というような「志のない企業」が参入してくるのはハッキリ言って迷惑です。
資格はお金を払えば取得できますが、それでお仕事が頂けるようになるかというと・・・まず無理です。
そして、通信教育のみで実地研修はないので孤独死現場特有の「臭い」や「感触」などの実体験は出来ません。
一番難しいのは「臭いを消す技術」ですからこれは現場経験を増やさないと難しいです。
ですから、「一応資格はホームページの見栄えをよくするためにとっておこう」と考える人が多いことはよく知っています。
同業他社さんの中にもそういう傾向があることは知っています。
全国的に見ても古くから実績のある特殊清掃を行ってきた会社に優位性があるのは言うまでもありません。
後発企業は何か強み(特殊技術、営業力など)が無い限りは仕事を継続して依頼されるようになるにはかなり大変だと思います。
道具はお金を出せば買えますが「経験」や「知識」は一朝一夕とはいきません。
これから特殊清掃は儲かると思って起業なり新規事業なりをお考えの方は弊社の一番読まれているブログの「本当に儲かるの?特殊清掃業界の実情」にも実態は記載していますのでそちらをご覧ください。
※この写真人相悪くてイヤなのですが、一応掲載しておきます。
特殊清掃という言葉が世間に認知されることはいいことだと思います
まず、「孤独死」「孤立死」「ゴミ部屋」「汚部屋」にしてもこういった言葉を知らないとネット検索出来ませんから、言葉(キーワード)が認知されることが大切だと思います。
そして、『特殊清掃』という言葉、仕事があるということがもっと認知されるとよりスムーズに専門業者に依頼出来るようになりますので万が一に備えて覚えていて欲しいと思います。
普通の人は自分の身の回りで実際に起こらないとなかなか行動に移せないので日常から気を付けるということは何かきっかけがない限り難しいと思いますけどね。
昨日、息子の自転車が盗まれた
かくいう我が家でもちょっとした事件があり、公園で遊んでいる最中に施錠していたにも関わらず自転車盗難に遭ってしまいました。
チェーンロックはしていなくて自転車についている鍵のみだったのですが、あとから警察の方に聞くと「これはコツさえ掴めばすぐに取れるんです」というお話を聞いてびっくりしました。
「鍵をつけていれば大丈夫」という考えも通用しなくなったんだと気付きました。
専門家にすると当たり前のことでも素人にするとわからないことはたくさんあるものです。
これと同様に「プロの事件現場特殊清掃士が在籍しています」と実経験がない業者が多いのに、一般の人は騙されてしまうのと一緒だと思いました。
「遺品整理士認定協会から〇年連続優良事業所認定を受けました」などもよく見るこういう証書は別に厳しい選定基準があるわけでなく、お金を払えばもらえるので如何にも誇らしげに言うのは同業者としては恥ずかしく思います・・・。
「鍵は簡単に外れるんです」と言う警察の方の話と一緒です。
いつの世も悪い奴は減らないが・・・
金さえ儲かれば法律なんて守らなくてもよい
他人の気持ちは知ったこっちゃない
目先のお金が大事
「オレオレ詐欺」をはじめこういった考えを持つ人が増えたのではないかと思います。
真っ当に商売をしないとやはり永続することは難しいでしょうが、そういったことは関係ないと思うのでしょう。
「士魂商才」(By 日本資本主義の父、澁澤栄一翁)
「武士の精神」と「商人の才能」を併せ持つことが大事だと思います
いずれ、淘汰されて真の特殊清掃業者しか生き残らないのは目に見えていますが、その競争に負けないように弊社も精進していかねばならないと強く思う今日この頃でした。
札幌市で困ったを解決してくれる業者さんを紹介します
そんな業者ばっかりだとどこに依頼したらよいのかわからないという方のために特殊清掃専門業者ではないが弊社が良いと思う札幌市のお困りごとを解決してくれる業者さんも紹介しておきます。
【良いと思うポイント】
①遺品整理、ゴミ部屋などの不用品処分の際は札幌市環境事業公社を利用し不法投棄の恐れがない
②ブログを日々更新している熱心さがある代表
③依頼者の気持ちに添えて、人の役に立ちたいと思う人たち
④経営者の顔がわかるサイト造りを心がけている
⑤経験豊富
こちらの芳賀代表とは起業以来の付き合いで時折お互いの現場ヘルプをしたり、悩み相談などをさせて頂いておりますので弊社としては頼りになる存在です。
弊社の特殊清掃現場にも参加していることも多く経験豊富です。
便利屋さんとしては札幌市東区の好位置に事務所があるのでお困りの際にはご連絡下さい。
ブログの更新頻度は少なめですが(最近解消されてきた?)、遺品整理に関してはとても良い内容ですし安心して依頼出来る業者の一つだと思います。海外輸出、リサイクルショップも運営しており、現場責任者の山元氏は特殊清掃も今後していきたいということで時折弊社の現場研修にも参加しており技術向上に熱心です。
札幌便利屋New Gate(片付けロータス)
主な業態は便利屋さんですが、こちらはブログ更新も頻繁で身近な困りごとを解決するために熱い気持ちで頑張っております。
厳密に言えば特殊清掃専門業社ではないのですが、遺品整理や不用品処分代行に力を入れております。
「ブログ更新を熱心にする悪徳業者はいない」という持論のもと今後の成長に期待する企業の一つです。
堂守代表は起業して間もないころは弊社の現場ヘルプに来て遺品整理、特殊清掃の現場を経験しておりましたが最近では自社集客も増え忙しくしているようで弊社の相手をしてくれませんw
ブログ更新は4月から停滞していますが、悪徳業者では決してありませんので大丈夫です!
イケメンの松本代表は「便利屋が趣味」、「便利屋の仕事が好き」と公言しており同業他社さんにすると低価格で法に触れないことはやってしまうので脅威に感じているところも多いのではないでしょうか?
ブログ内容も役立つことが多いのでチェックしてみてください。
各社とも興味がありましたらリンクを貼っていますのでご覧ください。
弊社も上記のみんなに負けないように頑張ります!
ゴミ屋敷、ゴミ部屋、汚部屋などお部屋の片づけでお困りの際は下記までご相談下さい。
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920