滝行の貴重な経験をさせて頂きました

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

今日は業務内容ではありません。

有明の滝で滝行

「滝行」のお話をします。

「え?なんで?特殊清掃じゃないの?」と思った方はスルーして違うブログを読んで下さい。すみません。

私が毎月通っている「プレジデントアカデミー」が主催している「社長の学校」というところで知り合った荒木弁護士(弊社顧問弁護士)が「滝行を行っている」というお話を聞き、単純に「面白そう」という感覚から参加させていただくことになりました。

特に「悩み」があるとか「宗教的なものを求めて」とかそういうわけではありません。

せっかくなので弊社社員、岸野も一緒に強制参加させました(パワハラ?)

未経験のことを一緒に体験すると絆が強まるといいます。

岸野はお酒を呑まないですし、かくいう私自身もそれほどお酒を呑むということがないので呑みニケーションがない会社です。

参加しないと賞与査定に響くと脅しながらの強制参加です(笑)

札幌市清田区の「有明の滝」という滝で普段は大きい滝と小さい滝があるそうですが、安全考慮のため冬場は小さい滝での滝行です。

滝にはいきなり入らず、全員で祝詞や入水の作法、流れなどを事前に指導して頂きます。

この祝詞も練習しないとカミカミで話せませんし、内容はほぼわかりません。
でも大丈夫です。

所作もいろいろとあり、単純に水の中に入って座禅を組むというものではないということも知りました。

こういったことも日本人の美意識なんだろうと思います。

いざ、滝の中に入るのですが、もう凄まじく冷たいのかと想像していましたが我慢出来ない冷たさではなく、慣れると大丈夫になってきます。


冬時期に水の中に入るなんて道産子には考えられないのですが不思議とワクワク感の方が強かったです。

初めてなので座禅中は1~21まで数えます。

1~5位数える間は体勢も整っていないのでちょっと冷たく感じますがその後はスーっとなり滝の音を聞こうと思いました。

滝の音を意識して聞こうとするのはまだまだで自然と滝と一体になるように気を静めることが出来れば良いとのことですが、初心者なのでその域には達しません。

ベテランになると、ここでの唱え方は人それぞれのようで信心の神様の名前を唱えたりするようです。

滝に入るときに滝に挨拶、滝から出るときお礼をして滝(=自然)に感謝します。

普段の生活だと感じませんが、こういった場では素直に自然に感謝する気持ちになるものですね。

滝から上がると気温は寒いはずなのに気温差で体が温かく感じます。

その後はお風呂が用意されているので体を温めますがそれほど長湯もせずに身体がぽかぽかになりますので大丈夫です。

岸野さん、ベテランのような安定感です(笑)


全員の滝行が終わったら、昼食を食べるのですが初めて会った方でも一体感が生まれるような感じがして素敵な空間でした。

厳格な雰囲気でビシビシと鍛えられるような感じでもないですし、宗教的なことも特別に話をするわけでもありませんし、友達ができるような感じでいいです。

ゴルフを一緒にラウンドしているような感覚なのでしょうか?

毎週日曜日に開催されているそうですが定員数に達すると受け入れられないのである程度の人数制限があり調整して参加していると聞きました。

私どももスケジュール調整をして来月以降も参加し続けたいと思っております。

新入社員研修に必ず一回は経験してもらうことを義務付けようと思います。

特殊清掃の経験が生きてる?

人間、苦しいハードルを越えれば越えるほど精神力は強くなると言います。

「なんだこんな経験はあの辛さに比べれば大したことがない」と思えるようになった経験は誰しもあると思います。

これは特殊清掃にも通じることがあり、未経験だと孤独死現場で発せられる「死臭」は物凄く鼻の奥の粘膜まで侵されていつまでもニオイがする感じが取れない感覚でした。

ところが何度も経験を積むとそれほど(全く感じないことはないですが)でもなくなります。

経験値が高くなればなるほど、「ハードルは必ずクリアー出来る」と思うようになります。

小さな経験の積み重ねが「自信」となります。

自信がつくことで人間的にも「心の余裕」が生まれると思います。

「滝行」もこういったことが人間性を高めるためには必要なことで「冷たさを我慢することが目的ではない」ということですね。

家財整理にしても特殊清掃にしてもサービス内容や価格が大して変わらないなら「人間性を高める努力をしている企業に依頼して応援したい」とご依頼者様から思われるように精進していきます。

家財整理、特殊清掃に携わる人は心に余裕を持ちたいものですね。


3月はまだ予約状況に空きがありますのでこんな会社で良ければご連絡下さい。

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